今季唯一、タイトルの可能性を残していた天皇杯準々決勝のサンフレッチェ広島戦は２—４の完敗。
ここのところの公式戦の対戦では相性のいい相手ではあったが、フタを開けてみれば今季の好・不調をまざまざと見せつけられた一戦となってしまった。
守備崩壊からリーグの川崎戦でもでも喫した大量４失点、ここでも大きく出てしまいハーフタイムを挟んでまたもや４点のビハインドというどうしようもない展開に。
それでも後半に攻撃が奮起して永井・山岸と２点返すが、これまでのビハインドが大きく影響してしまいここで敗退。
ハルヤが加入で少しは守備が持ち直すかと思われたが、結果公式戦２試合８失点の脆い守備をどうにかしないといけない課題を大きく露呈させてしまった。

次は８月ラスト、鯱の大祭典最終戦のＦＣ東京戦。
相手もすぐ一つ上の順位と決して好調とは言えないが、ここでどんな形でもしっかり勝ち点３の結果を出せるかどうかで来季を含めた「今後」が見えてくる可能性がある。
そういえば夏に結構強いイメージがあったが、そんなチームはどこに行ってしまったのか？
天皇杯後の大ブーイングをチームスタッフ・選手・フロントはどう捉えているのか？
マテウスがいないとチームは勝てないのか？
ユンカーが前節の退場での出場停止でメンバーも厳しい中でどう戦うのか。
鯱の大祭典で連日４万前後を集める来場者に、フラストレーションを溜めさせない試合をできるのか？
新加入の勇大の躍動や壮一郎の奮起に光明は見えるが、まさに正念場の一戦。
監督の毎度のコメント「責任は感じてる」は必要なし、８月全敗は厳禁で必ず勝つべし。