中２日の連戦、天皇杯のヴェルディ戦は２−１で勝利。
連日の暑い日が続き厳しい戦いが続くが、タイトル奪取に負けかられない一戦にはシュミットが久々に先発。
新加入の木村もスタメンに名を連ねて恩返しを期待したいところだった。
ただこの暑さと日程、さらに飲水タイムが設けられない中で、前半は若手が多いヴェルディに押し込まれる場面が増える。
１２分に左サイドを抜けた新井に上手くシュートを放たれ、シュミットの右を突き抜けるゴールで先制を許す。
それでも少ないチャンスをモノにする。
左サイドに上がった永井のクロスにゴール前に詰めてた木村が反応、一度は弾かれたもののさらに詰めてた内田が左足で押し込み同点に。
後半途中にアクシデントが発生、シュミットが左足を激しく痛めて立てなくなり、ピサノがスクランブルで交代。
７４分にコーナーから野上のヘッドでゴールかと思われたが、その前にファールの判定でノーゴールに。
しかし８１分、シュート性のルーズボールを競る司を松橋がエリア内で倒す形となりＰＫ、これを稲垣が見事に沈め逆転。
終始チャンスが少ないながらも逆転に成功してベスト４を掛けた次のラウンドに、８月２６日トヨスタでのサンフレッチェ広島戦に決まった。

次はリーグ戦に戻り、埼スタでのレッズ戦。
天皇杯で終盤まで動いた司が出場停止、前述のシュミット怪我と苦しい台所事情の中で、ハルヤが復帰という明るい発表も。
日程が苦しい中でもミスなくやることをやって、試合後にはあの５万収容のスタジアムでグランパスのチャントだけが響く光景を見てみたい。
しっかり結果を残そう。