前節ピースウイングでのサンフレッチェ広島戦は、２−１で勝利。
野上・稲垣・司と古巣対戦のメンバーが揃う一戦、累積の佐藤に代わり野上が先発。
トヨスタの一戦でも２得点で勝利を呼び込んだマテウスがここでも躍動。
９分には相手をかわす際にシャペウで場内を沸かせる。
１７分には守備の隙を突いたサンフレッチェの攻勢に、ピサノが２本連続のビッグセーブ。
そして２０分にピサノからのフィードで始まった攻勢、荒木が判断を誤ってこぼしたボールをマテウスが見逃さず奪取、そのままゴール前に持ち込んで左足シュートが炸裂し先制。
３９分には敵陣ゴール前でのサンフレッチェのパス回し、ＧＫ大迫のパスミスを稲垣が奪取。
稲垣からの横パスを受けたマテウスが、今度はコントロールシュートでさらにリードする。
後半、捻挫のマテウスから永井にスイッチ。
互いにチャンスは作るもののなかなか得点に結びつかず。
５４分に輝綺のボール奪取からパスを受けた山岸のシュートは惜しくも枠外。
サンフレッチェもボールボゼッションを優位に進めながら機会をうかがう。
８９分に新井のゴラッソで１点差に詰め寄られるが、その後は河面・１７歳ラストの日にメンバー入りしていた森も投入し守備固め、波状攻撃も何とか守り切りシーズンダブル達成を果たした。

次はトヨスタでのヴェルディ戦。
３月のアウェイ戦では上手いパス連携から司のゴールで先制するものの、２点目が遠かった影響もあり後半に逆転を許して悔しい敗戦となった。
ヴェルディは前節、フロンターレ相手に粘り勝ち。
現時点でリーグ最少得点のヴェルディを難なく抑え込めるか。
Ｅ−１選手権で代表選出された稲垣・ピサノの壮行試合にもなりそうな一戦、暑いグランパスの夏を勝ち切りたい。