ホーム連戦２戦目のリーグ戦、中断前の新潟戦は３−０の快勝。
ここまで屋台骨となっていたマテウスが不在、
この状況をどう活かすかであったが、序盤からチーム全体の好調ぶりが見え、４分に右に展開した稲垣のボレー性のクロスを古巣対戦となる原が合わせるが、惜しくもバーに阻まれゴールとはならず。
その後もユンカーのシュートが惜しくも浮き気味で外れたり、永井の右サイドからの見事な突破を見せてチャンスシーンを演出するなどゴールの期待値も上がる。
前半は互いにチャンスは作るものの、ゴールには結びつかずに後半へ。
後半はゴールラッシュに。
５３分には相手ディフェンダーにミスを突いて永井がボール奪取、司との連携から和泉が落ち着いた切り返しで上手くディフェンダーをうまくかわし先制ゴール。
新潟も奥村の突破などチャンスを作るが、稲垣のカバーもあり同点にはさせず。
そして終盤、交代メンバーが躍進。
右サイドからの展開から、菊地が昨季同じ新潟戦で見せた自身初ゴールと瓜二つともいえる左足からの巻いた感じのシュートで追加点。
さらにアディショナルタイムには、菊地のボール奪取から受けた山岸の左足シュートで今季初ゴール。
この場面、ちゃんと稲垣が前線に上がって相手ディフェンダーを引っ張ったこともいい結果になったという驚異。
最後には皆で山ピースで歓迎、ベストゲームともいえる快勝で５月負けなしを達成した。

次は天皇杯２回戦。
１１月の賜杯をかける一戦、相手は九州サッカーリーグの昨年の覇者で宮崎代表のヴェロスクロノス都農。
普通に戦えばカテゴリーの差で圧倒できるはずであるが、過去のノックアウト形式のトーナメント戦では足元を掬われて苦杯をなめることもしばしば。
１回戦はＪ３のガイナーレ鳥取を下して進出、リーグとは違うメンバーで臨むと思われるが、油断はせずにしっかり勝ち切りたい。