石川直/ 1975年6月9日、東京生まれ。 1989年13歳からアメリカ、シカゴ郊外にある町、ノーズブルックでの生活が始まり、14歳で現地の高校に入学し、吹奏楽のクラスでフルートを始める。15歳からパー カッションに転向、週一度の個人レッスンを受け始め、後に地域の高校生オーケストラに入団、そしてマーチングバンドではドラムラインに入る。17の 夏、初めてDCI(Drum Corps International/ドラムコー・インターナショナル)を観て強い刺激を受ける。1993年秋、University of Tennessee at Chattanooga に入学。そこで音楽の勉強を始め、同時に地域の高校生たちへの指導も始める。 1995年度、The Cavaliers Drum and Bugle Corps にスネアドラムで入団、そしてDCIで団体優勝、同時にハイ・パーカッション・アワード(最優秀パカッ ション賞)も受賞。 1996年、同じくThe CavaliersでDCIに参加、スネアドラム・ソロ部門、初出場で優勝。同年、PASIC(Percussive Arts SocietyInternational Convention/パー カッシブ・アーツ・ソサエティー・インターナショナル・コンベンション)スネアドラム・ソロコンテスト、初出場で準優勝。 1997年、移籍したThe Blue Devils Drum and Bugle Corps がDCIで優勝。同時にハイ・パーカッション・アワードも再び受賞。再度挑んだスネアドラム・ソ ロ部門で準優勝。同年、再びPASICのスネアドラム・ソロコンテストに出場し優勝。 1998年、日本のマーチング/ドラムコー界での指導を始める。(主な指導団体:Yamato Drum and Bugle Corps、創価ルネサンスバンガード、天理愛町バ ンド、天理教校学園高等学校、など) 1999年アメリカに戻り、PASICのスネアドラム・ソロコンテストに出場し、再び優勝。 2000年、大学卒業後blast に入団、アメリカ国内ツアーに参加。同年冬、blastとイギリスのロイヤル・バラエティー・ショーに出演。 2001年、blastのパーカッションセクションとNBAのオールスターゲームのオープニングに出演。同年春、ブロードウェー進出。同年5月から、スネアド ラムのソリストの一人に選ばれ、オープニングの「ボレロ」をはじめ、重要なパートを任される。後にアメリカ国内ツアー、そしてカリフォルニア州にあるディズニーリゾートでの長期滞在型ショー「The Power of blast」に出演。 2003〜5年、blast Japan Tour に参加。ショーの一部のアレンジに関わると同時に、リーダー役としてグループをまとめ、他のメンバーへの指導も任される。 2004年元旦に放映される「新春隠し芸大会」で、中山秀征にドラム指導。5分間の出し物を構成し満点に導く。 2005〜7年、堂本光一主演ステージ「Endless SHOCK」に出演。ドラムの指導と共にショーの一部の構成/演出にも関わる。現在はクラブシーンでのパ フォーマンスや、吹奏楽、オーケストラ、ジャズ、J-Popとの共演等、ジャンルを問わず活動を続けるほか、ジャニーズや宝塚歌劇団などの舞台パフォーマンスの指導・ステージ構成、TVなど多方面で活動しながら、日本でのマーチングバンド/ドラムコー指導など、後輩の育成にも力を入れている。 2004年よりYAMAHAブランドCF出演。 2006年9月、ヤマハ・ミュージック・メディアよりスネアドラム教則本[MR] を出版。毎年YAMAHAが協賛するイベントコンサートにも多数出演。 2007年5月、大阪でマーチング/ドラムコーの要素を取り入れたステージ・ショー「鼓喇舞(コラブ)」を立ち上げ、プロデュース、構成/演出、指導、出 演をする。同年8〜9月、「blast Japan Tour 2007」出演。同年8月、「2007年大阪世界陸上」の開会式への出演と一部の構成/演出を任される。同年 12月、指導を続けている「天理教校学園高校マーチングバンド部」が2年連続の全国制覇。3年連続の最優秀パーカッションを獲得。 2008年1〜2月、4度目となる「Endless SHOCK」に出演。