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開催終了『山頭火映画祭』 -こんなにうまい映画があふれている

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2009年08月22日 12:46 更新

「山頭火映画祭」のお知らせ

 山頭火の後ろ姿、昭和15年、松山の大街道の映画館「有楽座」を目指して
 山頭火が、歩いています。

  ●日時 本年21年10月12日(月・祝)
  ●場所 松山・子規記念博物館
  ●前売り 500円
  ●内容
     ・山頭火の観た映画「アジアの嵐」
     ・早坂暁先生映画トーク
      山頭火ドラマ「何でこんなに淋しい風ふく」上映
     ・山頭火の観た映画「宮本武蔵 剣心一路」

― 映画への招待のご挨拶を―

 〜ひょいと映画と山頭火〜

 山頭火さんは、映画が好きだったようだ。
 チャップリンの映画も観ている。
<待望の「街の灯」を観た、やっぱりよかった、チャップリンの本質に触れたやうな思ひがした。>(其中日記、昭和9年9月18日)とある。
 山頭火が“ひよいと四国へ晴れきつてゐる”松山へ来たのは、昭和14年10月1日のこと。日中戦争が始まって2年、物もなくなりつつあり、いつ召集令状がくるかわらない不安な時代だった。
 山頭火は、そんな中、道後の湯に浸かり俳句を作りながら、松山の街を散策するのだった。木造三階建ての「亀屋」でうどんを食べ、「労研饅頭」を買って、招待券をもらっては、大街道の「有楽座」で映画を楽しむのだった。
 どうも招待券をもらった相手は、唯一のお隣さんだった映画監督伊藤大輔のお母さんのようだ。そして、あの終の棲家・一草庵は、かつて大輔の妹が住んでいた家であった。
 今回上映する映画は、山頭火が昭和6年に熊本の映画館・世界館で観た「アジアの嵐」。山頭火が三八九居だよりに綴っている最後の場面を是非味わって欲しいものだ。この映画は、日本で初めて上映されたロシア映画である。
 もうひとつ上映の映画は、昭和15年山頭火が松山の映画館・有楽座で観たと日記に誌した「宮本武蔵 剣心一路」。あの名作映画「無法松の一生」「手をつなぐ子等」を撮った伊藤大輔に師事した稲垣浩監督の作品。今にも戦争がはじまるのかと思うほどの大勢の人が小倉に集まる。武蔵と小次郎の命を懸けた試合をどう描いているか楽しみだ。
 山頭火の境涯を映像化された作家早坂暁先生のトークも交えて、山頭火ドラマ「何でこんなに淋しい風ふく」(平成元年)を観ながら、古きよき昭和の時代を山頭火と映画の視点から、ひょいと覗いてみませんか。
 70年前にやって来て、松山をこよなく愛した山頭火終焉の地・この街で!

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  • 2009年10月12日 (月) 松山・子規記念博物館にて
  • 都道府県未定
  • 2009年10月12日 (月) 締切
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参加者
1人