開催終了10/8例会
詳細
2022年09月27日 15:36 更新
日時：2022年10月8日 13〜17時
場所：コミスタ神戸 101号室
マスターは、TichiRoさんの『狂える魔道士の迷宮』の予定です。
参加希望者は、参加表明をお願いします。
当日、13時にコミスタ神戸、101号室へお越しください。
今回は、101号室になりました。
場所：コミスタ神戸 101号室
マスターは、TichiRoさんの『狂える魔道士の迷宮』の予定です。
参加希望者は、参加表明をお願いします。
当日、13時にコミスタ神戸、101号室へお越しください。
今回は、101号室になりました。
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2022年10月09日 15:26
20221008迷宮学会
１ 悪魔の扉
休息を終え、ユーゴロスが守っていた10階層への出口から北にある部屋を探索。部屋の北側には悪魔の顔をモチーフにした大きな扉があり、扉の前に髭を伸ばしたローブ姿の骸骨が影のようにおぼろげな姿で立っている。
一行がこの大きな両扉に近づくと、骸骨の影は突然ローグを指差して言った。
「貴様！わしではないな！」
突如、冒険者たちは全員、体が宙に浮いたかと思うと、激しく地面に叩きつけられた。振り返ると、大型のドワーフ像が動き出し、扉を閉めてその前を占拠している。閉じ込められた！
骸骨の影は念動力で侵入者たちを激しく床に打ち付け続け、このままでは全滅してしまう。ドワーフ像を何とか打ち倒さねば出られない。
ドワーフ像はドワーフのローグに怪光線を放ち、動きを鈍らせた。そうして、さらに追い討ちで巨大な拳を打ち据え、瀕死に追い込む。ソーサラーは試しに骸骨の影にレイオブフロストを打ち込んだが一切効果はないようだ。それならば、と自身を含めた3人の仲間にフライをかける。
フライがかかって、宙に浮いた者は念動力の影響を受けないことがわかった。こうなればしめたもの。ドワーフの石像を打ちこわして扉の向こうに免れた。
「わしではないな」という影の言葉から、この部屋はハラスターの関係者しか入れないかもしれないと推理。ならばハラスターの格好をした人物なら何か反応が変わるかもしれないと、仲間を変装させることになった。ソーサラーがファイターにメイクを施す。
ハラスターの格好をしたファイターはソーサラーにフライをかけられ、空を飛びながら再び影のいる部屋へと侵入。影は何も反応しない。ならばと悪魔の顔が彫られた扉を調べ始める。
扉には穴のない9つの鍵(注釈：両開きの扉にかんぬきのような棒で固定されているイメージ)がかかっている。また、演台には地獄語で何か書かれていた。ソーサラーを呼び寄せて見てみると「これより先立ち入ることまかりならぬ」と書かれているようだが、正確な地獄語は発音できず、おおまかな意味だけわかったような格好だ。
ひとまずここを後にし、別の部屋を探索する。埃の積もったアルコーブに隠された落とし穴の底に「悪魔には銀の武器」という落書きがあるのを見つけた。
２ ムイラル
広い部屋に出ると、床にそれなりに大きな穴が開いている。これを覗き込むと、紫色の光が見え、大きな祭壇のある部屋が広がっていた。祭壇はおそらくロルスのものであることがわかった。ドラウが信仰する闇の女神だ。
と、祭壇の上に大きく奇怪な生き物が姿を表す。
上半身は人間の男性、下半身は大サソリの奇怪な存在。そして男の顔をよく見れば見覚えがある。ハラスターの7人の弟子の肖像画にあった、「ムイラル」という男に顔が似ている。
ムイラルは気送管にもその名前があったことから、この魔法学園の関係者に違いないことがわかる。しかしひとまずは見つからないように立ち去ることにした。
３ 客員教授室
ひときわ豪華な部屋に出た。家具調度品がそれぞれ高級なものばかりで手入れも行き届いている。机にメモを発見した。見れば、ソーサラーの名前が書かれており、丸がつけられている。これは7階層、マッドゴスの城でマッドゴスが殺す魔術師リストの最後に書き加えたものだ。もしや…
ドワーフのローグは部屋の隅に隠し扉を発見した。そして、その先の隠された小部屋に、マッドゴスの城で見たことのある転移門を見つける。
このことから推測するに、マッドゴスも客員教授としてこの学園を訪れることがあるようだった。
４ ハラスター像
ハラスター像が向かい合わせになって廊下の両脇に立っている。ソーサラーはハラスターを極端に嫌悪する性質を強要されたため、石像には近づきたくないと主張している。
石像の間をローグが抜けると、ハラスター像はしゃべり出した。急にカウントダウンを始めたり、参加賞を受け取れと言い放ったり、特に意味があるとは思えない瑣末な内容だった。ハラスター像が向かい合わせになった廊下ははもう1箇所見つかったが、同じく瑣末な内容で叫び声を上げるだけだった。
５ 悪魔の厨房
デヴィルよけの結界のある部屋に入るとそこは洗い場だった。角ある双子姉妹のヴァイオレンスが皿洗いをしている。また彼女は講師を脅した罪で罰を受けているらしい。
洗い場の奥は一方は食糧庫、もう一方は調理室。調理担当はデヴィルで、この部屋に監禁して永続的にここで働かせているらしい。料理がまずいわけだ。
６ 掘り抜いた穴
廊下の端に掘り抜かれた穴。ドワーフが拡張工事した後のようだが、放棄されて久しいようだ。無軌道な脇道の穴はアンバーハルクが荒く掘り進んだ穴だった。
2022年10月09日 22:32
７ 資材置き場と死体置き場
廊下の脇から入ると、資材置き場があり、スペクテイターが2体、これを監視している。許可がなければここの資材を持ち出せないということらしい。早々に退散する。
隠し扉を二つ抜けた先は、死体置き場。さらに4体の綺麗な死体がベッドに安置されている。どうやらフレッシュゴーレムを作る実習室のようだ。腐敗した屍肉の匂いがする。ここも早々に立ち去ろう。
８ 教室めぐり
釜が多く並ぶ部屋。ここはポーションのような水薬を作成する教室らしい。部屋の南には巨大な水盤がある。ドワーフが水盤に近づくと、水面が盛り上がって襲いかかってきた！あっという間に水中に引き込まれる。ウォーターウィアードがポーションの失敗廃液で毒を帯びた、ポイズンウィアードだ！しかしこの教室の先は既に探索済みのため、ドワーフはミスティステップでこれを逃れ、部屋を後にした。
授業が休校の部屋。デイル歴11世紀のアゲアロンについてのレポートが出題されている。
大教室。スラードの生態についての講義らしい。クアゴスの検体が2体あり、一方は腹を食い破って絶命、もう一方はあと数時間で腹の中から生まれ出るようだった。
９ ハーフリングの女の子と呪いの人形
煙で燻された部屋のその奥に、猫の骨が散らばった研究室があった。そこにはメドレーと名乗るハーフリングの女の子がいた。なんでも、この学園で最も優秀な学生らしい。この研究室を任されているということだった。
部屋の中央のテーブルには9体の人形が置かれている。この人形はどことなく、この学園の学生に似ていた。1体、床に落ちている人形は、あのボーンデヴィルに殺されたヤレックに似ている。これは呪いの人形かも知れない。
「あたしが学園を案内してあげるわ」
さんざん回った後だったが、無下にするわけにもいかず、申し出を受けた。また、これまでの調査では得られなかった情報も手に入った。
まずは学園南東の念動力を放つ髑髏の部屋。これについては彼女も知らないとのこと。
ムイラルは、かつて凄腕の剣士で、ハラスターの用心棒をしていた。しかしアンダーマウンテンに来てから魔術の弟子入りを志願したらしい。その際、下半身を大サソリにすることで覚悟を示し、ハラスターはこれを気に入って弟子入りを許可したらしい。かくして彼は、ハラスター7人目の直弟子となった。現在は10階層を任されているらしいが、学園にも講師として招かれることがある。剣術を伴った魔法の実践などを教えてくれるそうだ。
ひととおり回り終えたとき、メドレーは2人の学生の部屋をしきりに確認していた。ソーサラーとローグである。彼女は机の上の呪いの人形に2人を加えるつもりかも知れない。
１０ スパイトの依頼
帰りがけにスパイトに出会った。かれはハラスターの呪文書を探しており、そのために校長の気をひく依頼について進捗を聞いてきた。そういえばそんな依頼を受けた気もしたのでとりあえず話を合わせてみた。彼は学園南東部の悪魔の扉のある部屋に興味を持ち始めた。
つづく！
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