システム：BoA3rd
サプリ 　：応相談。一応、ＧＭは二つとも持っているので対応は可能です。
キャンペーン名：『Go ahead,to the past』（仮）
開催日時：全５回のセッションを予定。１ヶ月に１回くらいを目安に、
　　　　　　 １週間半くらいで集中して１セッションをこなす…といった形を大まかに考えていますが、
　　　　　　 参加者の予定を最優先して応相談です。
募集人数：３〜４名
セッション用チャンネル：#宵闇マグ
裏話＆相談用チャンネル：#宵闇マグ裏
ＰＣ間因縁順：ＰＣ１→ＰＣ２→ＰＣ３→ＰＣ４→ＰＣ１
シナリオ傾向：シリアス
戦闘レベル：やや易〜普通
参加希望締め切り：９月６日
　（ＰＬの参加希望の締め切りになります。ＰＣは参加者が決定してから、相談しながら作ってもらう予定です。）






・キャンペーントレーラー

１１２７年。
人類は、滅亡の危機に瀕していた。
人、と呼ばれた種族のうち、主だったものほぼすべてが絶滅。
残った種族も、今まさに闇の軍勢に滅ぼされようとしていた…

ハイデルランド史上大きな転換点となる、１０７１年の『ドラッヘンブルグの大会戦』。
この戦いにおいて、人々は北方のオークをはじめとした闇の軍勢に対して
記録的な大敗を喫する。
この“大敗北”と呼ばれる敗退はブレダ王国を崩壊させ、さらに勢いづいた闇の軍勢はウニオンの拠点たるケルバーをも陥落させる。
――――これにより各国の共同戦線は事実上不可能のものとなり、人類の戦力は大きく減少。
闇の眷属と人間の勢力バランスを一気に崩した。

純粋な彼我の兵力差からすれば人類がこれほど強烈な痛手をこうむることはありえないことであり、多くの『不幸な偶然』が重なり合った結果だ…と、人々の間では言い伝えられている。

だから闇の軍勢が明日にも攻め込んで来ようかというその時、
隠れ住んでいた遺跡で“それ”を発見した人類がこう思ったのは、
むしろ自然なことでさえあった。
『“大敗北”さえ何とかすれば、人類の未来もきっと開ける』と。

“それ”とは、――過去に戻る手段。
使えたとしても戻ってこられるかどうかわからず、
そもそも実際に過去に行けるのかどうかも怪しいその手段にしかし、
追い詰められた人類はかけるしかなかった。
多くの人の願いを乗せ…今、人類の存亡をかけて一人の“刻まれし者”が過去へとわたる。




・キャンペーンＨＯ

ＰＣ１　過去　慕情　ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデ　推奨アルカナ：特になし
推奨特殊因果律：特になし

エステルランド王位正当継承者にして、ウニオンの盟主ヒルデガルド・フォーゲルヴァイデ。
君は彼女と幼馴染で、かつて君は彼女を陰に日向に支えていた存在だった。
…２年前までは。

今の君は、浪々の身。一箇所にはとどまらず、あちこちを旅する浮き草のような身分だ。
本来“生きていてはまずい”君には、そういう生き方しかもはやできない。
君がヒルダを支えようとすることは、もはやヒルダにとっては害にしかなりえない。
…そう、わかっているのに。未だに、君はヒルダのことを思わない日はなかった。

そんなある日、君の耳に気になる情報が届いた。
「オークが攻め込んでくるらしい。迎え撃つのはウニオンを中心とした、各国の連合軍だ」と。
行っても何も出来ないことは、わかっている。わかっているのだ。
けれど…もしかしたら、ほんの少しだけでもなにかできるのではないだろうか？
君はいてもたってもいられず、足を北方へと向けた。



ＰＣ２　現在　不審　アンゲリア７世　推奨アルカナ：アダマス
推奨特殊因果律：特になし

君は現教皇アンゲリア７世直属の騎士の一人だ。
彼女のことは幼いときからよく知っていた。勉強は良くできたがひどく内向的で…おそらくこの子はあまり高い地位につくことはないだろうと、苦笑交じりに内心思ったものである。
だから、彼女が教皇に選ばれた時は本当に驚いた。「守ってやらねば」と密かに君は決意して…その甲斐あって、彼女はなんとか教皇としての勤めを果たしてこられた。
…３年前の、あの日までは。

あれ以来、彼女の様子はおかしくなった。
教皇としての責任を果たすようになったというものもいるが、
君の知っている『ミランダ』はあんなひどいことを出来る子ではない。
…少なくとも、君はそういう子だと思っていたのだ。

今日、辞令が下った。半月後、アンゲリア７世について対オーク連合軍に参加するためドラッヘンブルグに入れ、だそうだ。
彼女の変化は気になるが、…今の君には、どうすることもできない。
君は辞令に従い、遠征の準備を始めた。



ＰＣ３　過去　家族　エイダ　推奨アルカナ：コロナ
特殊因果律：濡竜将

君はガイリング２世に仕える、有能な濡竜将…だった。
…６年前の事件で、妻子を失うまでは。

あの事件までは、ブレダの（ＰＣ３）といえば知る人ぞ知る存在だったのだが…
妻のエイダと、息子のザックを喪って以来どうしても君は濡竜将として闘う気力をなくしていた。
ちょうどそのころから濡竜将を指揮し始めた“小覇王”リーズの信頼と支援もあって、どうにか濡竜将の務めを果たしてきた君だったが…

先年の春、ようやく目を覚ましたガイリング２世から君に命令が届いた。
『対オーク連合軍に参加するため、北方に向かう。貴様も同行せよ』と。
…命令に従わないわけにはいかない。君は、旅支度を始めた。



ＰＣ４　現在　兄妹　クリステル　推奨アルカナ：デクストラ
特殊因果律：“時をわたる手段”（オリジナル因果律予定）

君の時代の人間は、生まれたそのときから希望というものを知らない。
人間の未来には、一生闇の眷属におびえながら隠れて生きて行くか、見つかって嬲り殺されるか、…あるいはその身を闇に落として自身も闇の眷属となるか。
その３つの選択肢しかもはや用意されていなかいからだ。

だが…君と、君の姉であるクリステルは、そんな中で決してあきらめていなかった。
何とか闇の軍勢に対抗しようと君たちは頭をひねっていて…そうして、ついにその日が訪れた。

「（ＰＣ４）！　ついに見つけたわ！」
「この方法を使えば、過去に飛べる！　…“大敗北”の起きた過去を、変えられるのよ！」

そう言って、クリステルが君の部屋に飛び込んできたのだ。
夢にまで見た、“未来”を開く方法だ！
君は、クリステルの話に注意深く耳を傾けた。




＊エピックシートを使っての、エピックプレイになる予定。
ただしちょっと変則的で、ＨＯを読んでわかるとおり『未来があって、それを変える為に（時間軸的に）過去のセッションを行う』形となります。
＊大体予想はついていると思いますが第１回目セッションにおける『１０７１年：ドラッヘンブルグの大会戦』は、人類側の敗北で幕を閉じます。
（事実上のグランドオープニングになります）
＊上記のＨＯはあくまでＧＭが基本ラインを説明するための『例』であり、
注意点を押さえておいてもらえればＰＣ１〜３のＨＯは変えていただいて構いません。
というより、むしろ「こんなのやりたいんだけど！」という声をお待ちしていますっ。
なお、注意点は以下の２点。

『過去に何らかの大きな失敗があって、現在は十全の状態ではない』
『ドラッヘンブルグの大会戦にそれなりの影響力を持って参加する』

以上。
ＰＣ４に関しては、大筋上記ＨＯのラインでお願いします。
使用サプリ次第では、、特殊因果律も含めて
キャラクターはかなり広く作ってもらえると思います。
もちろん、提出前にＧＭと相談しておくことは必須ですがｗ

では、皆さんの参加希望…お待ちしておりますっ！