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開催終了killie & heaven in her arms & cocoon sefira presents「蝶蛾 -翅化-」

詳細

2009年08月08日 07:38 更新

灯される蛍光灯。
踏まれた歪み。
揺れる鼓膜の画像。
革命を覚醒するマイク。
訪れる静寂。
拳を掲げる少年。
手を重ねる少女。
理解を示さない無知な人の群れ。
戦場に向かう疲弊の使者。
鳴らされる四弦。
無言で降り落とした腕。
切られた一本線。
刻んだ赤い血痕。
押し寄せる波に立ち向かう一つの影。
一寸先の歴史に挑んだのは彼等。

倒れ。
苦しみ。
腹が立ち。
傷痕を残して。
立ち上がった。

俺はその日を忘れさせない。

絶対にだ。

ロックンロールに定義なんてものはない。それは本気でこの音楽を信じて鳴らそうとするアウトローが口々に揃えて云うことだ。数々のバンドがその解決されたことのない、核に内在する矛盾に対して無謀ともとれる宣戦を布告し見事に散っていった。THE WHOもCLASHもCRASSもFUGAZIもSNAPCASEもOPERATION IVYもSHAM69も、そして俺達でさえ。それまた「俺には俺のロックが在る」という唯一にして無二の勘違いと根拠の無い確信が奥底に有り、言い換えれば、流動的で掴み所の無いこの腐り果てた音楽、つまりは猿のオナニーを理解しようとする無謀な姿をも表している。それは全裸で交番に行って「あっちに変質者が居ます」と言って逮捕される俺の友人と然程変わらないものであり、むしろその友人が世間において「ロックンロール」と呼ばれている。

一般的に日本において「ロックンロール」という言葉を定義づけようとする際、多くの場合、角張った「岩」が坂道を「転げ落ちる様」を例に取り、その岩が月日と共に角張りを減らして丸みを帯びていく過程をバンドに描写させる場合が多い。ツッパった初期衝動から次第に音からライブ、音源が綺麗にまとまる様子のことを指している。それは回避不可能な自然の一過程に過ぎず、また、残酷なまでに慈悲に変貌するものでもある。その摂理を生み出すものが妥協、予定調和、経済・生活環境の変化と欲望、疲労と経験から来る場合が多いが、他者はそれを革命に挑んだ末の残骸によるものであることを願って止まない。たとえそれが彼らの核の意に反していたとしても。

しかし、「ロックンロール」という言葉を成り立たせている「ロック」と「ロール」の二つの言葉が持つ意味そのものを読み解くと、興味深い事実が見えて来る。「ロック」という言葉は「一点に留まらず前後に揺れる様」を意味し、「ロール」というのは「表面上に沿って留まることなく回転しながら転げ落ちていく様」を意味しているのだが、これらの動作が同時に起きうるのが不可能なことから、「ロックンロール」という音楽の核には内在する二つの衝動が衝突し合い、矛盾が常にその核を包囲しているというのが解る。それは個人の意志と欲望が持つ個性の衝動と社会から受ける抑圧や批評といった社会性の衝動がぶつかり合う構図を描いているもので、彼ら、そして我々が戦い無くして避けては通れない不朽のテーマでもある。FUGAZIの写真を撮っていたGlen E. Friedmanの「Keep Your Eyes Open」の冒頭文を書いたIan F. Svenonius (The Nation of Ulysses, Make–Up, and Weird War)も、それについて書くシャブの打ち方も知らないどこかのライターも、そいつにレビューを書いてもらいたいと願う年金を払いながら革命を唱うバンドも、そのバンドのTシャツをお揃いで持ってる君の恋人もこれについて言及しているが、皆共通して共産主義者であるのと、

2chが好きだ

お前等に最大の工作を見せてやる。

第四回目「蝶娥-翅化-」のゲストはBrahmanに決定した。謂わずと知れたこれまでの長い活動の中でシーンを越えて多大な影響を与えて来た彼等だが、今なおその音とメッセージは多くのリスナーに響いている。きっと君等の中にも彼等の活動と共に成長し、幾度にも渡る形態の変化をして来たに違いない。それはまさに中国古代の信仰において身体に羽が生え、仙人となって天へ昇る武士の様を表している。それが『羽化登仙』と呼ばれるものであり、今回の「蝶娥-翅化-」でもある。

今回は渋谷Eggmanに集会の場所を戻し、工作員の一人一人と新たな企てを試みる。前回の「蝶蛾-蛹-」で各々が感じるものがあっただろうし、我々首謀者も同じように感じるものがあった。その気持ちを忘れてはならない。それがこの蝶蛾という工作をより高みの場所へと上昇させ、我々が挑むこの革命を実現させるための足がかりとなる。e+で先行予約をして来た工作員はいよいよ今回の予約で三種の翼片をコンプリートすることになる。その際にのみ発生する特典は後日発表となるが、楽しみにしていてもらいたい。必ず満足してもらえる事を約束する。君達は選ばれし工作員だ。タバコと同様に生命に火を灯し、社会に促進され、意志を燃やし、断続的に息を吸い込んではその生を短くし、最後には自然と消えるか、もみ消される。煙の臭いを辺りに振りまきその存在を示すが、結局空気中に消え、煙たがられる。中には空間にいつまでもこびり付くような黄色い跡を遺してそれを芸術だと唄う者とそれを見物したがる者も出て来るが、所詮は生活と歴史を汚したヤニに過ぎない。人の身体を蝕み、最後には塵と化す。俺はそんな人生を歩みたいと願ってる。

それが俺達のロックンロールだ。

覚えとけ。

yOshi / 嫌


「蝶蛾 -翅化」
10/4 (Sun) @ shibuya eggman

■cast: heaven in her arms / killie
■guest: Brahman

■open/start: 18:00/18:30
■adv: 3000 + 1D
※当日券の発売有無は当日決定致します。
※受付にて「蝶蛾工作員証明(バッジ)」提示で¥300off。
※前売り券ご購入の方は当日受付にて割引分を返金致します。

■【チケット先行発売】:e+ 8/15(土)〜9/4(金) 
※チケット先行特典「蝶蛾第三翼片」を会場で配布。
蝶蛾翼片....今年行われる蝶蛾各公演で先行特典として配布する工作員特別称号。
3種の翼方全てをコンプリートさせた来場者全員に「蝶蛾オリジナルグッズ」を贈呈。

■【チケット一般発売】: "ぴあ(P/ 332-977)/ローソン(L/ 71608)/eggman店頭にて" 9/5(土)〜
■お問い合わせ: shibuya eggman 03-3496-1785

■killie
http://killie.jp
http://mixi.jp/view_community.pl?id=222142

■heaven in her arms
http://www.heaveninherarms.com
http://www.myspace.com/heaveninherarmsjapan
http://mixi.jp/view_community.pl?id=827612

■brahman
http://www.tc-tc.com
http://mixi.jp/add_event.pl?id=12829

+picture+
CyoGa Symbol
DJ Poor出番前 (at Shimokitazawa Shelter「蝶蛾 -蛹-」)
Cyoga Symbol

コメント(2)

  • [2] mixiユーザー

    2009年08月17日 14:24

    つーわけで、

    10/4(日)"蝶蛾-翅化-"の特典付き先行発売チケットが完売した。
    工作員の皆に感謝する。一般発売は以下の通り。

    「10/4蝶蛾 一般前売りチケット」
    ■発売日:9/5(土)
    ■取り扱い:
    ・ぴあ (332-977)
    ・ローソンチケット (71608)
    ・e+ (http://eplus.jp/sys/main.jsp)

    枚数は限られているのでよろしく。
    早めに問い合わせを。

    +picture+
    killie french army collection (taken by Jerome from Salvation Records)
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  • 2009年10月04日 (日) 日
  • 東京都 渋谷Eggman
  • 2009年10月04日 (日) 締切
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