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開催終了シュタイナー幼児教育のこれからを考える

詳細

2007年12月23日 23:48 更新

年も押し迫る2007年12月27日、日本シュタイナー幼児教育協会が特別勉
強会を開催します。なぜ、この時期なのか? その目的は? 子育て中の
親御さん、教育者のみなさん、そして医療に関係するみなさんにぜひ考
えていただきたい内容です。

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●1● 国際ヴァルドルフ幼稚園連盟の再編
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 世界のヴァルドルフ幼稚園が集う国際組織である国際ヴァルドルフ幼稚園連盟
が、今年から国際シュタイナー/ヴァルドルフ幼児教育協会=IASWECEという組
織に改編されました。

 これは単なる名称の改変にとどまらない、旧世代から新世代への役員の刷新、
ドイツ中心だった運営から加盟国の共同運営的性格の強化へと、ドラスティック
な内実をともなっています。

 そのような流れの背景には、幼児期の教育の問題が世界的な規模で大きな社会
問題になってきており、その問題への取り組みは文化と社会の多様性のコンテキ
ストのなかで語られるべきものなっていることが挙げられます。

 そのような流れに合流すべく、日本シュタイナー幼児教育協会はIASWECEの日
本代表として入間カイさんを選出し、10月には年2回の代表者会議に初めての参
加が実現しました。

 27日の集いでは、代表者会議の報告を踏まえた日本の幼児教育協会の方向付け、
教員養成のあり方などが話し合われる予定です。

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●2● 医師と教育者と父母の連携
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 もうひとつの視点は、アントロポゾフィー医療と幼児教育の連携です。

 近年、医療の現場では、病気の症状を取り除くだけではなく、病気の本当の原
因に目を向け、患者自身の自己治癒力を強めるホリスティックなアプローチが注
目されています。しかし、現役の医師がワクチンや抗生物質の使用への慎重論を
社会に発言していくことには、いまだに大きなリスクを伴うのが実情です。

 ヨーロッパでは、医療を受ける側の市民が社会的な発言力をもつことで、医師
たちを支援しようという活動が広がっています。たとえばドイツには、
「gesundheit aktiv = 能動的な健康」という名称の社団法人があり、実質的な
患者同盟として機能しています。つまり、自分が受けたい医療の決定権は患者自
身にあるという主張を通して、社会的なニーズを背景に、議論がしやすい環境を
医師にも提供していく動きです。

 27日の勉強会は、このような観点を日本の父母や教育者たちにももってもらう
ことをねらいとしています。日本でアントロポゾフィー医学を学ぶ医師たちにも
呼びかけを行い、一般の参加者と医師が「子どもの発熱」というテーマについて
学びあうことで、解熱剤や抗生物質の使用について考えを深めます。

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●3● インフォメーション
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 以上、大きくふたつの視点から、日本の幼児教育の将来を探る集い。開催情報
は以下の通りです。

日本シュタイナー幼児教育協会特別勉強会
「シュタイナー幼児教育のこれからを考える」
2007年12月27日(木)
神奈川県民サポートセンター402号室
参加費:一般3,000円

第一部『小児科診察室』勉強会13:00〜14:45
「発熱」の章の講読と話しあい。
* 医師と教育者と父母の合同勉強会(進行役:入間カイ)
* テキストに『小児科診察室』(水声社)を使用
http://www.forum3.com/07/bkmedic.html#childhealth

第二部「報告と話しあい」15:00〜17:00
世界のシュタイナー幼児教育の新しい動きと日本における今後の課題を
テーマに。主な発言者:入間カイ、吉良創、嶋村慶子。

→ PDF版フライヤー
http://www.forum3.com/pdf/2007/20071227.pdf

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  • 2007年12月27日 (木) 13時〜17時
  • 神奈川県 県民サポートセンター
  • 2007年12月27日 (木) 締切
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参加者
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