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開催終了理系女性のためのシンポジウムのお知らせ

詳細

2007年11月20日 21:22 更新

はじめまして!
東京薬科大学で新しい講座を開発しているフィオナです!
今度11月27日に開かれるあつーいイベントを紹介させてください!
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東京薬科大学『学び直しのためのバイオキャリア講座』記念シンポジウム
   「理系女性のキャリアと子育て」
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出産経験の無い女性がイメージの中で描く”キャリアと子育て”は
実は全く見当違いなものかもしれません。
脳科学の分野では、出産によるホルモンの変化により、脳の構造そのものが変化
する事が知られているからです。その為、実際に出産を経験した後に自分でも
びっくりするような心境や能力の変化を感じる方も多いようです。

さて、今回のシンポジウムでは「理系女性のキャリアと子育て」に
フォーカスし、”待機児童問題”や”企業や大学の制度”など、
経験がないとなかなか分からないけれど、
先に知っていればずいぶん楽になれる情報が満載です。

まだまだ子育てなんてイメージが湧かない人も、
キャリアプランを考え直したい人も、
もちろん現在子育て中の人も、是非本シンポジウムにご参加下さい!!
⇒お申し込みはコチラ http://www.toyakumanabinaoshi.net/sympo.html

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▽イベント概要▽
開催日時:2007年11月27日(火) 14:00〜16:45
会 場:ベルサール三田 ルーム1
対 象:一般(一時託児所併設)
参 加 費:無料(※託児所利用は要予約、別途利用料がかかります。)

内容:
・主催者挨拶
・講演 東京薬科大学 生命科学部
深見 希代子教授

・パネルディスカッション
  『キャリアの中断と学びなおしに対して大学ができること』

<パネリスト>
東 和美 氏(株式会社資生堂 品質保証センター 学術室)
   佐々木泰子 氏(明治乳業株式会社 食機能科学研究所)
本間典子 氏(東京大学大学院医学系研究科)
時下進一 氏(東京薬科大学生命科学部)

  ▽お申し込み・詳細はこちら▽
   http://www.toyakumanabinaoshi.net/sympo.html
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<講演者プロフィール>
深見 希代子(ふかみ きよこ)氏

●現在の所属 : 東京薬科大学 生命科学部 教授
●年齢 : 52才
●略歴 :
1978年岐阜薬科大学薬学部卒業後、慶応大学医学部薬局試験研究室で新薬開発を
4年間行う。この間に結婚、第一子出産。予想を超えるトラブルの多さに退職を
決意。約3年半育児に専念後、第二子が2歳近くになった1985年公務員試験によ
り、東京都老人総合研究所薬理学部研究部に再就職。1992年東京大学医科学研究
所癌生物学研究部へ移動、高氏、助教授を経て、2003年東京薬科大学生命科学部
教授として赴任。現在に至る。2003年優れた女性科学者に贈られる「猿橋賞」を
受賞。
●一言 :
育児は本当に楽しかった。仕事を中断して育児に専念していた時間は私の財産。
その後の子育てと仕事に忙しかった頃も今は懐かしい。今も昔も育児との両立は
大変だが、周りの人々の手助けを得る工夫と前向きな姿勢が道を拓いてくれると思う


<パネリストプロフィール>
東 和美(あずま かずみ)氏

●現在の所属 : 株式会社資生堂 品質保証センター 学術室
●年齢    : 41歳
●略歴 :
 1990年3月 : 北海道大学獣医学部卒業
  1990年4月〜1995年5月 : 株式会社資生堂入社、研究所配属
               基礎研究から開発研究まで様々な研究に携わる
  1993年10月 : 結婚、配偶者の転勤(別居)
  1995年6月〜1997年3月 : 第一子出産・産休・育休(配偶者と同居)
  1997年4月〜現在    : 学術室に異動。化粧品の臨床試験、
             医薬部外品の製造販売後調査、皮膚科関連学会

などの企業展示、
女性研究者サイエンスグラント立ち上げ
などに携わる
 1999年9月〜2001年3月 : 第二子出産・産休・育休
  2005年4月〜2006年3月 : 第三子出産・産休・育休
●一言:
  女性が出産育児を乗り越えてキャリアを積むことは大変ですが、
自分にとっても社会にとっても非常に有益なことです。
  本シンポジウムにご参加いただいた多くの皆様がキャリアアップに
チャレンジしていただけたらうれしく思います。

佐々木泰子(ささきやすこ)氏

●現在の所属 : 明治乳業株式会社 食機能科学研究所
●年齢    : 55才
●略歴 :
  日本女子大付属中・高・大学卒業後、
東京大学農学部農芸化学科修士・博士課程修了。
  植物栄養学で学位取得。大学院時代に結婚・出産。
その後、研究生・ PDF・同大農学部助手を経て、
  35才の時に夫が勤務している明治乳業(株)研究所(小田原)に移る。
  以来20年間、乳酸菌の基礎 遺伝学に携わり、
現在はヨーグルト乳酸菌であるブルガリア菌と
  LG21菌のゲノム情報を使って、DNAアレイを用いた転写解析を行い、
適応について研究している。
  息子2人だが、現在は夫と2人暮らし。職分は20年間嘱託。
●一言 :
  この年まで続けてみると研究職は本当にわくわくするおもしろい仕事だと
実感します。
  身分としては大学教授でもなく、会社でも正規の社員になれず、
  キャリアとは言えませんが、研究職を継続するための選択でした。
 

本間典子(ほんまのりこ)氏

●現在の所属 : 東京大学大学院医学系研究科
●年齢 : 34才
●略歴 :
  フェリス女学院中高時代に出会った生物の先生に感銘を受けて
理系進学を決め、東京大学薬学部で学部・修士を過ごした後、
医学系研究科に移り医学博士を取得。
  卒業後は任期付助教となり、解剖学・組織学・骨学実習に参加しつつ、
  神経細胞の形態形成について研究を続ける。
  また、大学院時代から、小中高校の理科教育に興味を持ち、
  科学教育の(株)リバネスでの実験教室をはじめ、
  学校の先生と研究者のリレー授業を理想とした
実験授業を国内外で行なう。
  結婚は32才。今年3月、34才で女の子を出産。
産休あけの6月から仕事に復帰し、9時6時の研究生活を送る。
●一言 :
  出産前後で、ここまで価値観が変わるとは。母性恐るべし!です。
  子どもの余りのかわいさに、育児の面白さ・奥深さを感じ、
  育児を一生の仕事にする人の気持ちがよく理解できるようになりました。
  また、先輩の女性研究者の方々から聞いていた「出産育児」の大変さは、
  時代とともに予想以上に楽になってきています。でもまだまだ変われる。
  今日は、女性が持つ、「人を育む力」「無条件に人を愛する力」を
  最大限に活かした研究環境を模索していきたいと思います。


時下進一(ときしたしんいち)氏

●現在の所属 : 東京薬科大学
●年齢 :42才
●略歴 :
     名古屋大学農学部、農芸科学研究科にて大腸菌の浸透圧セン    
    サータンパク質の解析を行う。博士課程修了後、東京薬科大     
    学生命科学部に助手として赴任し、動物プランクトンのミジ     
    ンコを研究材料として環境応答遺伝子の解析を始める。02     
    年、新潟大学理学部において博士号を取得し、ポスドクとし     
    て同じ研究室でミジンコの低酸素応答の研究をしていた妻と     
    結婚。昨年4月、妻は出産、育児のため退職。現在、約一年     
    半のブランクを経て再度、就職活動を再開した妻とともに子     
    育て奮闘中。
●一言 :
     女性にとって育児も社会に出て仕事で評価されることも特別    
    な意味を持つものだと思います。ただ、漠然と頭で考えていた    
    ことが現実になるとその選択の難しさと女性が育児をしながら    
    仕事をする大変さを感じています。

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   本シンポジウムは、文部科学省社会人の学び直しニーズ対応教育
   推進プログラムの一環として行われます。

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  • 2007年11月27日 (火) 14:00-
  • 東京都 @三田
  • 2007年11月27日 (火) 締切
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参加者
1人