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開催終了AIT / MAD特別講座vol.1 『ニュー・メディアとデジタルの政治学』

詳細

2007年04月24日 00:37 更新

※長文の告知、失礼いたします.TABlogライターのドミニクがAITで講座を持ちます!

AIT / MAD特別講座vol.1

『ニュー・メディアとデジタルの政治学』
―ネットワーク・メディアと表現の可能性を考える4日間―
講師:ドミニク・チェン
2007年5月11日(金)・12日(土)・18日(金)・19日(土)

■講義内容■
コンピュータやインターネットなどが可能にするシステムによって情報を作り出し、編集し、発信するという行為が偏在化する今日、わたしたちの情報社会における表現とは、どのような可能性と問題をはらんでいるのでしょうか?
「参加と共有」という考え方によって展開する今日のインターネット文化に見られるさまざまな現象を、現代美術/メディア・アートの実践やネット・カルチャーにおける先進的なプロジェクトを とおして考察するとともに、それらを可能にしているシステムの本質を探っていきます。また、このような状況において、「アート」と呼ばれる領域をどのように位置づけ、考えることができる のかという問題にも触れます。
4日間の講義はそれぞれMedia/メディア、Design/デザイン、Art/アート 、Theory/理論というようにサブ・テーマに分けられていますが、それぞれ相互に密接に関わりながら、具体的な次元から徐々に抽象的な次元へと移行していきます。(講義は日本語にて行われます)

■講師: ドミニク・チェン / Dominique Chen
1981年、東京生まれ(フランス国籍)。
日本学術振興会特別研究員[東京大学大学院学際情報学府博士課程]、NTTインターコミュニケーションセンター[ICC] 研究員、NPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。2007年の「アルス・エレクトロ二カ(Ars Electronica)」ではデジタル・コミュニティ部門の国際評議委員をつとめる。
University of California in Los Angeles (UCLA), Design/Media Arts学科、東京大学大学院学際情報学府修士課程卒業。 2001年より《美術手帖》, 《InterCommunication》, 《ユリイカ》、《10+1》、《ARTiT》などに横断的なメディア論を寄稿してきた。NTTインターコミュニケーションセンターICCにおいて、多くの展示・シンポジウム・ワークショップ企画に関わるかたわら、オープン映像アーカイヴ「HIVE」構築に携わっている。また、オープン・エンデッドな表現プラットフォーム『DIVVY/dual』をアーティスト/エンジニアたちと共に主宰、そしてアーティストのクワクボリョウタが開発する電子回路キット『Pri/Pro』の共有プラットフォーム構築も行っている。

■ プログラム ■
5/11(金)19:00-21:00 「MEDIA_Design_Art_Theory」
2007 年における情報メディアの現在地点を見渡して、主に、WebX.0と呼ばれる諸々のネットワーク技術がわたしたちの生活と表現活動にどのような影響を与えているのか、その結果としてどのような表現が可能になり、逆に何が難しくなっているのかという全体的な問題を提起し、議論の土壌をととのえます。

5/12(土)17:00-19:00 「Media_DESIGN_Art_Theory」
現在のメディア技術が可能にする情報生産のあり方を、公共性概念のre-designの観点から考えます。この時、「デザイン」という言葉をソフトウェア/プロダクト・デザインや建築から社会設計までの広い範囲で捉えなおし、わたしたちが意識的あるいは無意識的であれ結果的に関係を持ってしまっている社会的な表現形態の本質を探ります。

5/18(金)19:00-21:00 「Media_Design_ART_Theory」
主にマルセル・デュシャン、そしてジョン・ケージ以降における「芸術」と「前衛」の関係性の変遷を、現代美術とメディア・アート、そして時に音楽における動向といくつかの重要な文献を参照しながら眺めます。その上で、現代のわたしたちが「アート」ということばに対して考えられる問題を再設定します。

5/19(土)14:00-16:00 「Media_Design_Art_THEORY」
これまで考察してきた異なる領域をゆるやかにまとめて俯瞰的な視野を得るために、講師による「Netgerechtigkeit(ネット公正)史論」という理論的フレームワークを通して、「情報技術社会における表現」の可能性を考察します。特に、「可塑性(Plasticity)・可逆性(Prochronism)・可播性(Portability)」という三つのキーワードを巡って議論を展開して人間と創造行為の関係性を捉え直し、最後に今後の展望を提示します。

■ 概要 ■
MAD特別講座「ニュー・メディアとデジタルの政治学」
期間: 2007年5月11日(金)、12日(土)、18日(金)、19日(土)の4日間
時間: 5月11日(金)と18日(金)は19:00−21:00、5月12日(土)は17:00−19:00、19日(土)は14:00−16:00
場所: AITルーム (渋谷区猿楽町30-3 ツインビル代官山A-502)
人数: 18名
費用: 23,100円 (税込)
受講条件:特になし。
※講義は日本語にて行われます。
※申込締切日:5月6日(日)
※4回連続での受講となります。いずれか数回のみの受講はできません。

■ お申込み・お問い合わせについて ■
AITのウェブサイトよりオンラインにてお申込いただくか、office[AT]a-i-t.netまで、件名を【MAD特別講座「ニュー・メディアとデジタルの政治学」受講希望】とし、お名前、ご所属、メールアドレス、日中連絡の取れる電話番号を明記したメールをお送りください。追って、支払い方法などを記載した受付完了のメールをお送りします。定員に達した時点で受付を終了致します。収容人数に限りがあるため、お申込された後のキャンセルは、必ずお早めにご連絡をいただけますようお願い申し上げます。

お問い合わせ: 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-3 ツインビル代官山A-502
Tel: 03-5489-7277  Fax: 03-3780-0266  
E-mail: office[AT]a-i-t.net [スパム対策のため、「@」を「AT」に変えてあります]
URL: http://a-i-t.net/modules/liaise/index.php?form_id=11


■MADとは?■
MAD は、2001年よりスタートしたエデュケーション・プログラムで、独自の講義と現場の議論を重視したコンテンポラリーアートの新しいエデュケーションを目指します。2007年度はキュレーション・プラクティス、キュレーション・ベーシック、アート+コミュニケーション、アーティスト、マガジンの5コースと、年5回の特別講座を開講します。内容はこちらからご覧 下さい。 http://www.a-i-t.net

■NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]とは?■
エイト(Arts Initiative Tokyo)は、キュレーター、アートマネージャーなどで構成されるグループで、東京を中心とした様々な場所に、現代の視覚芸術にアクセスするための「プラットフォーム」を創出していきます。「プラットフォーム」とは、エイトが企画、制作していく様々なプログラムで、アートに興味のあるすべての人が立ち寄れる場です。エイトは、軽やかにフレキシブルに、個人や企業、財団、文化機関などと連携しながら、視覚芸術を考える場の創出を目指します。

[AIT関連ページ]

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