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開催終了三浦綾子文学講座  ―小説「母」を語る― のお知らせ

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2017年05月31日 22:55 更新

三浦綾子文学講座  ―小説「母」を語る― のお知らせ

寺島しのぶの熱演で、今、話題の映画「母」。
あなたは、もうご覧になりましたか?
三浦綾子研究の第一人者とともに、
この作品が現代に語りかけるメッセージを掘り下げてみませんか?

日時:6月17日(土)
   10:30〜(午前の部:講演と質疑応答など)
   13:00〜(午後の部:講演と質疑応答・
        お茶会など)16:00頃終了

会場:新中野キリスト教会
(中野区本町6−37−7 丸ノ内線東高円寺駅から徒歩7分)
   http://shinnakano.jpn.org/info/access/ 

講師:森下辰衛氏(三浦綾子記念文学館 特別研究員)

会費:2000円 
   (第一部、第二部のみ参加は半額)

主催:三浦綾子中野読書会

コメント(4)

  • [1] mixiユーザー

    2017年06月17日 20:19

    本日は、東京中野で三浦綾子文学講座『−小説「母」を語る−』が開かれました

    『母』
    解題
     1992年(平成4)年3月、角川書店より描き下ろし単行本で刊行された
              *「銃口」:90.1〜93.8
     1981年 『イエス・キリストの生涯』
             「アヴィニョンのピエタ」
     1983年 小樽シオン教会を訪問取材


    「アヴィニョンのピエタ」画像
    『イエス・キリストの生涯』の「アヴィニョンのピエタ」の箇所に「なんと傷だらけのイエスであろう。瞼は黒ずみ、表情も喘ぐような辛さを見せている。私はふっと、獄死した小林多喜二の苦しみとその母の悲しみを想像した。−−中略−−この無残なイエスの死体は、一体、私たちに何を物語っているのだろう。』(『イエス・キリストの生涯』ピエタより引用)

    ここで既に綾子さんは小林多喜二のことに言及しているが、実はまだ多喜二について十分詳しく知らなかったことが「獄死」という言葉から窺えます。

    「小林多喜二の遺体」画像

    小林多喜二の遺体を抱く母(セキ)画像

    小説『母』は文庫で200ページほどの作品ですが、10年近い年月を掛けて作り上げられたものです。
    その間、綾子さんは直腸がんを患い、死の影を感じながら作家生活を過ごしており、『母』発表の直前1992年1月にはパーキンソン病の診断が下されるなど、作家生活の夕暮れを感じていたことが想像される。

    このような語り出しで始まりました。

    この作品の成功の秘訣
    ◯語ること・・・母=小林セキさんの秋田弁風の独り語りのスタイルをとったこと
    ◯綾子さんの口述を光世さんが行うのだが、ある程度原稿が進んだところで光世さんが朗読する。それが綾子さんが自分の作品に接する最初の機会となる。光世さんは朗読の名人なので、お二人のコラボレーションが最大に生かされた作品となったこと
    この2つの要素が大きいと思われるとのことでした。

    「四月にしては珍しい、あったかい日ですね、今日は。北海道の四月ったら、もっと寒いもんですけどね。増毛のほうの山も、はっきり見えて、海もきれいで、いい日だね。」と晩年のセキさんが語り出す。

    しかしセキさんの歩んできた人生は「あったかい日」ばかりではなく、むしろ数多くの辛さ、悲しさ、悔しさに彩られていたといえるかもしれません。

    子供時代、学校に行けなかったこと
    友達が貧しさの中で売られて行ったこと
    長男多喜郎が12歳で亡くなってしまったこと
    故郷の田畑を手放さなければならなかったこと
    次男の多喜二が築地署で裁判も受けずに殺されたこと


    そんなセキさんに
    毎年多喜二の命日に当たる2月20日にタミちゃんが訪問して励ましてくれたこと
    近藤牧師が訪れてくれたこと
    様々な出合いの中でセキさんは 泣いてくださるお方に出会うことが出来た・・・


    午前・午後で延べ20名以上の方が参加してくださいました。

    午後の講演終了後のお茶の時間も和気藹々と質疑応答の時間が持てまして、和やかな雰囲気で講演会はお開きとなりました。

    ここに書き切れませんので、北見読書会の講演会報告もご参考になさってください。
    http://blog.livedoor.jp/ag_kitami-dokushokai/archives/1065351041.html

  • [2] mixiユーザー

    2017年06月18日 01:44

    ご報告ありがとうございました。多喜二の、この写真を見るたびに、この国のしてきたことを思い、考えさせられます。左の画像は、たぶん初めて拝見致しました。重なりますね…当時の警察は今では考えられないような拷問を、なんの罪もない人にしていたと聞きます。正しい事を、ただ書いただけなのに、この仕打ち。母の無念は…ぜひ、この映画を拝見したいと思っています。ぴかぴか(新しい)
  • [3] mixiユーザー

    2017年06月18日 17:50

    現代ぷろだくしょんのサイトで6月13日付け上映会情報が更新されていました。

    http://www.gendaipro.com/haha/schedule.php
  • [4] mixiユーザー

    2017年06月18日 19:55

    今日、地元の方からパンフレットをもらいました。新婦人の方です!【共謀罪】は廃案にしないと、と切実に話されていましたね。知らない間に、戦争をする国へと舵が取られない様に、しっかり政治に目を向けないとと思いました。
mixiユーザー
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  • 2017年06月17日 (土)  10:30〜(午前の部:講演と質疑応答など)    13:00〜(午後の部:講演と質疑応答・         お茶会など)16:00頃終了
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