mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了音頭三昧 ONDO EXODUS! 2012 あき 

詳細

2012年10月06日 01:09 更新

過去と未来を繋ぐ「今」を刻むリズム。カワチ発ワールドミュージック。

 大阪・河内地方において江戸後期・明治以降、現在まで伝えられ、かつ時代に応じて新しく生まれ逞しく変わりつづける河内音頭と江州音頭。本公演は音頭約150年の歴史の中で大きな役割を担い、今日も活躍する主要伝統会派の主力音頭取りたちが一堂に会する、まさに画期的な集いと言えるだろう。
これまでにあまり機会がなかった北・中・南河内地域の音頭間の文化&人間交流を通してそれぞれのもつ地域性・歴史性に学び、先人たちの智慧を現在に活かし未来へ繋ぐ端緒としたい。
さらに熟練音頭取りの自在な語り口にあらわれる河内の音頭が潜在的にもつ底知れぬパワーと横溢する魅力を全身で体感することで、音頭に内在する高次の音楽性・物語性、さらに舞踊資源としての大きな可能性を再発見できよう。
そう、音頭を取り囲むあらゆる束縛から音頭自身を解き放ち、過去と未来を繋ぐ「今」を刻むリズムへと再生させること。それこそがカワチの音頭をして「世界音楽」へと飛翔させるただひとつの道筋なのである。


日 時:2012年10月28日(日曜日) 15時開場/16時開演
会 場:芦原橋リバティーホール(定員275名)
入場料:前売 2000円/当日 2500円


出演:
[江州音頭]
二代目 桜川唯丸(音頭)
桜川唯清(囃子)
桜川唯正(囃子) 
四代目 桜川音丸(音頭) 

[河内音頭・浪曲音頭]
初音家秀若(音頭・太鼓)
初音家石若(音頭・ギター)
初音家歌月(太鼓) 

[交野節]
二代目 会川藤助(音頭)
会川美智子(太鼓)
美谷川菊若(音頭)
美谷川かえる(太鼓)
吉田昌信(囃子) 

[為丸節]
玉子家円辰(音頭) 

[歌亀節]
吾妻家冨士若(音頭) 

特別出演:
鉄砲博三郎(音頭)


演奏:
ちんどん通信社
林幸治郎(チンドン)
小林信之介(クラリネット)
ジャージ川口(バンジョー)
 &
華乃家福人(アコーディオン)他
宮田あずみ(コントラバス)
下村よう子(囃子)


司会進行:
澤田隆治
初代 桜川唯丸



監修:
澤田隆治(メディア・プロデューサー)
桜川唯丸(初代)
初音家秀若(四代目宗家)

主  催:I.O.C [=Inter Ondo Community]
企画制作:遊藝往来(東京)  
企画協力:大阪人権博物館、吉田昌信、平田尚之 
協  賛:ミソラレコード


お問い合わせ・ご予約:
I.O.C 090-5516-4283(神谷)
CBE09606@nifty.com


伝承から現代にいたる河内音頭の歴史的主要会派が今ここに集結!
おんど!音頭!ONDO!とディープにたどる河内の音頭の三昧境!!

(口上)
エさては東西皆様方へ、こたびの「音頭三昧」豪華出演陣はヨホホイホイ!・・・旧来の地の音頭として枚方の地で継承に努める美谷川菊若会と、寺方提灯踊りにて音頭を務める二代目会川藤助の二会派による交野節。そして明治期これらに工夫を加え新風を吹き込んだ歌亀系の音頭として中河内から吾妻家富士若。為丸節には江州音頭に出色の才を示す二代目玉子家円辰。江州音頭の中で今日も初代・二代とその前衛を走り続ける二代目桜川唯丸会、そして、江州音頭の河内独特の工夫と展開の、そのありようを軽快かつ明快に歌い上げる四代目桜川音丸。太三郎の節を伝えその可能性を今に示す初音家からは、初音家四代目宗家・初音家秀若会。ゲストには、音頭におけるギター伴奏のパイオニアの一人で、音頭で軽妙な笑いをお届けする初音家石若。そして鉄砲節創成期よりの唯一の生き証人にして、マンボのリズムで今なお踊り子の心をつかんで離さない音頭の鉄人・鉄砲博三郎。司会は皆様御存じ、江州音頭の風雲児はマッド唯丸こと、初代桜川唯丸&「てなもんや三度笠」はじめ数々の有名テレビ番組を手掛けるメディア・プロデューサー、澤田隆治。河内の音頭は江州音頭とヨホホイをめぐる近世末から現代までの生きた歴史が豪華キャストにより体感できるスペシャル・ショー!おんど!音頭!ONDO!ディープにたどる河内の音頭の三昧境地が今ここに!!!


(河内の音頭覚書)
江戸時代末ごろにはすでに北河内を中心に歌われていた盆踊り口説き・交野節。明治期にはこの節にさらに字余り・字足らず句を巧みに読み込む工夫をするものが現れ、その芸題に幅を持たせる役を果たしました。それが歌亀の一派(亀一流)であり、さらにこれを活用・展開した玉子家円辰(為丸)などでした。彼らの活躍は小屋掛けなど、盆踊りの櫓にとどまらず、音頭の可能性を切り開く嚆矢となりました。
やはり明治期に興行や行商人を介して近江より移入したと考えられる八日市祭文音頭は、河内において江州音頭と名を改め大いに歓迎を受けます。河内ではただこれを受け入れ、なぞるのみにはとどまらず、別曲の挿入や節などに工夫を加えることでさらなる展開を見せました。明治の末に南河内から改良節・江州音頭として岩井梅吉の登場もまた、こういった流れの大きな現れと言えるでしょう。
大正から昭和初頭にかけ、平野の地の音頭取りの中から、歌亀節を切り口に、より浪花節に近接する音頭の一大転換を図る者が現れ、近代の河内音頭に新たな息吹が吹き込まれます。初音家太三郎。太三郎の開拓した新たな音頭は彼とその仲間の席亭・櫓双方での活動により、平野を中心に次第に広がりを見せ、その流れは初音家の音頭に触発されさらなる音頭の姿を工夫・模索する音頭取りの登場へと発展します。河内音頭を全国区に知らしめた鉄砲節・鉄砲光三郎はその代表格といえるでしょう。そして河内音頭は現在も時代のニーズと音楽の流行とに対峙しながらその命脈を新たにし続けています。


会場は、大阪人権博物館リバティーホールです。
http://www.liberty.or.jp/guidance/index.html

コメント(2)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2012年10月28日 (日)
  • 大阪府 大阪人権博物館リバティーホール
  • 2012年10月27日 (土) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人