6歳のときチェルノブイリ事故で被曝したウクライナ人歌手。悲劇を乗り越えていく希望を、民族楽器バンドゥーラを奏でながら、「水晶」にたとえられる澄み切った歌声で歌います。チェルノブイリ体験談、広河隆一がウクライナで撮影した写真とのコラボレーションも交えて、「防人の詩」「いつも何度でも」「白い翼」「遥かに遠い空」をお届けします。 ●プロフィール ウクライナ生まれ。1986年4月26日、6歳のときチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロの所で被曝した。その後、キエフ市に移住する。ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。「チェルノブイリこども基金」の招きで、民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。コンサート、ライブ活動に加え、音楽教室、学校での国際理解教室やテレビ・ラジオなど多方面で活躍しており、その活動は高校教科書にも取り上げられている。来日10周年記念CDアルバム『Nataliya2 (ナタリア2)』(オフィス ジルカ)ほかCD多数発表。 NHK World Special 『ねがい〜世界に広がる平和の歌〜』、テレビ朝日『徹子の部屋』、NHKテレビ『視点・論点』、日本テレビ『誰も知らない泣ける歌』、NHKBS-1&ラジオ『地球アゴラ・地球ラジオ』など出演番組多数。 ★公式サイト:http://www.office-zirka.com/