A Hundred Birds(以下AHB)のヴォーカルとしてインディーズ、メジャーから多数の作品をリリースし、各地でライブ活動も展開。
AHBとして彼女をフューチャリングした代表作が、2000年にリリースした西アフリカ・ベナン出身、アンジェリーク・キジョーの名曲のカヴァー「Batonga」である。同作品は、欧米をはじめ国内のCLUB DJ達に熱狂的な支持を得た曲としても有名である。また、2004年のミニアルバム「In the sky」では、同じくTeNによる「Sweet Lullaby」(ディープフォレストの名曲。原曲はソロモン群島の子守歌)のカヴァー曲が収録されており、彼女の表現する音楽世界はワールドミュージック的な雄大なスケール感を湛える作品として評価される。
その他、ソロ活動としては、旭化成CMにおいて山口百恵の「さよならの向う側」をカヴァーし、CM放映後、誰が歌っているのか興味を示した視聴者などからのアーティストHPへのアクセスが、10万件を超えるなどの大きな注目を集めた。そして2009年、TeNとしての初のソロプロデュースアルバム「High Low」(Label:Village Again)を発表。同アルバムは、Tower Recordsが発刊している「BOUNCE」誌のOpus of the Year 2009に、優秀作品として選出された。