Medicine Bone (Samm Bennett, 島健) フレッド・マクドウェル、RL・バーンサイド、ジュニア・キンブローといった北部ミシシッピ丘陵地帯のブルースから影響を受けたメディシン・ボーンは、力強い、リフの効いたオリジナルのブルースを奏で、そのシンプルな実直さとパワーの中に秘められた独自性で東京の音楽シーンを揺さぶる。このファンキーでネオ・プリミティブなデュオでは、ギタリストの島健とドラマーのサム・ベネットの両方が作曲も歌も手がける。音楽の過去・現在・未来はすべて、ひとつの大きな球となって丘を転がり、川を流れ、ヒトの意識の海に運ばれていく、というのが彼らの考え方だ。彼らの音楽には、アメリカというルーツを深く意識する旅人による、余分なものが一切ない。足やおしりでリズムをとりながら聞いていると、まっすぐに物語を語りかけてくる。 (http://www.myspace.com/medicineboneband)