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開催終了【受講者募集】アメリカの戦争と核兵器(広島平和研究所主催:連続市民講座)

詳細

2008年10月08日 13:11 更新

ただいま申込受け中とのことです。
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*平成20年度 後期* *広島平和研究所・連続市民講座 受講者募集*

■講 座名:アメリカの戦争と核兵器――

【概 要】
 2008年11月にアメリカは大統領選挙を迎えます。この選挙はアメリカの2001年
の 9・11同時多発テロ以降の「対テロ戦争」に代表される対外軍事政策のあ
り方が問われる選挙です。「対テロ戦争」でアメリカは核兵器の新たな開発や核
実験の再開、核兵器の先制使用もありうるとの姿勢を示し、それまでの国際協調
に基づくグローバルな核軍縮の流れを大きく変えました。新政権の新たな核政策
を注視することは、核兵器廃絶を目指すうえでもきわめて重要です。
本市民講座では、アメリカの戦争と核政策を、政治・文化・軍事・外交・メディ
アの多角的観点から分析し、歴史的に掘り下げた上で、米大統領戦後の動向の可
能性を皆さんとともに考えたいと思います。
 第1回は、菅英輝氏が、なぜアメリカは自国を特別視しつつ戦争を実行するの
かについて報告します。第2回は、当研究所の高橋博子研究員が、勝利の象徴と
してのアメリカの核兵器観の問題性を検討します。第3回は、共同通信ワシント
ン支局から核問題の重大な情報を発信してきた太田昌克氏が、現在進行中の米国
の核政策の問題について論じます。

第4回は、当研究所のロバート・ジェイコブズ研究員が、大統領選結果を踏まえ
て、核問題の歴史的背景について講義します。第5回は、米大統領・議会を分析
してきた大津留(北川)智恵子氏が、米大統領選後の 展望について分析します。

■日 時:平成20年11月7日(金)、14日(日)、21日(金)、28日(金)、12
月5日(金)
金曜日 全5回 18:30−20:30 (講義90分、質疑応答30分) 
■会 場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 マルチメディアスタジオ
        広島市中区袋町6番36号 ?082−545−3911
■定  員:80名(先着順)
■受 講 料:無料
■申込方法:所定の申込書
<http://serv.peace.hiroshima-cu.ac.jp/anew/shiminkozaform08fall.doc>に必
要事項を記入の上、Eメール、ファクス、郵便、又は下記まで持参していただ
き、お申し込みください。
●Eメールでの申込方法
 件名を「連続市民講座参加希望」としてください。 申込書
<http://serv.peace.hiroshima-cu.ac.jp/anew/shiminkozaform08fall.doc>の各
項目にご記入いただき、メール添付の上、送信ください。
 Eメール送付先:office-peace@peace.hiroshima

●締め切り *平成20年10月24日(金)(必着) 
  ※定員になり次第、締め切ることもあります。
●受講決定 受講の決定通知は、10月27日頃にお送りする予定です。
●申込先 〒730−0051 広島市中区大手町四丁目1-1 大手町平和ビル9階
広島市立大学広島平和研究所事務室
Tel082−544−7570 Fax082−544−7573

■講義内容等

・第1回 11/7 (金)18:30
菅 英輝 (かん ひでき )
「アメリカの世界戦略 ――戦争はどう利用されるのか」
日本はいまのところ「戦争のできない国」である。その意味で、国際社会の中で
は、「例外国家」である。逆に、アメリカは「戦争のできる国」である。そして
アメリカ国民は、自国を「例外国家」だと自認している。それにしても、アメリ
カはよく戦争をする国である。なぜなのだろうか。アメリカ国民の世界観や自己
認識と何か関係があるのだろうか。アメリカ外交の伝統の中にアメリカ人を戦争
に駆り立てる何かがあるのだろうか。アメリカはなぜ対イラク戦争を開始したの
だろうか。その背景には何があったのか。イラク戦争の目的は、一般に言われて
いるように、イラクの民主化、中東の民主化だったのだろうか。フセイン政権が
非民主的で抑圧的な政権だったからだろうか。それとも、戦争目的がほかにあっ
たのだろうか。以上のような疑問を念頭に置きながら、アメリカの世界戦略に
とって戦争はどのような位置づけになっているのかについて考えてみたい。

・第2回 11/14 (金) 18:30
高橋 博子 (たかはし ひろこ)
「アメリカ史の中での戦争と核兵器」
ワシントンDCにある米国歴史博物館では、原爆投下は第二次世界大戦終結の象
徴、核兵器は冷戦勝利の象徴として描かれる一方、被爆の実相や核実験被害につ
いては触れられない。本講義ではアメリカのこのような「勝利の象徴」としての
核兵器観と、領土拡張によって築かれてきたアメリカ史とのつながりについて検
討する。

・ 第3回 11/21 (金) 18:30
太田 昌克 (おおた まさかつ)
「米国の核政策と新政権の課題」
「9・11同時多発テロ」を経験し、核兵器などの大量破壊兵器とテロの「結
合」を最大の仮想敵と位置付けたブッシュ政権は、8年間で米国の核政策を大き
く変質させた。「新3本柱」に代表される新核戦略、「使える核」と次世代核
「RRW」(信頼性代替核弾頭)の探究、そして直面する「核テロ」の恐怖。漂
流する核超大国の今を見つめることで、核拡散の脅威に象徴される「第2次核時
代」の課題を解説する。

・第4回11/28 (金) 18:30
ロバート・ジェイコブズ
「米大統領選と核問題の歴史的背景」
(※通訳付き)
大統領選前後の時期における米国での調査研究をふまえ、大統領選の結果と、そ
の結果をもたらした要因や背景について検証する。さらに大統領選挙や今日のア
メリカ政治に働く長期的な歴史的要因と、米核政策に選挙が与える影響について
論じる。

・第5回12/5 (金)18:30
大津留(北川) 智恵子 (おおつる(きたがわ)ちえこ)
「アメリカ政治と戦争 ――2008年米大統領選挙からの展望」
2008 年大統領選では、イラク開戦に反対したオバマ候補が民主党予備選を制し
たものの、本選挙では「テロとの戦争」が否定されるどころか、アメリカの安全
を守れる強い最高司令官は誰であるかが競われた。イラク戦争への反省から、国
際社会における軍事力の行使、さらには巨大な軍事産業を抱える社会の体質その
ものへの疑問を投じる好機を逃したアメリカ社会が、新政権のもとでどういう方
向に進むのかについて考えてみたい。

※プログラムは都合により変更する場合もありますので、予めご了承ください。

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  • 2008年11月07日 (金) 開始 金曜全5回18:30−20:30
  • 広島県 広島市まちづくり市民交流プラザ
  • 2008年11月07日 (金) 締切
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参加者
1人