mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了三輪眞弘、ジョン・ケージなどのガムラン音楽作品を上演します!

詳細

2009年11月08日 01:22 更新

●さんずいのはじまりー感じる からだ から,音の彼方へー

〜ガムラン・アンサンブル、マルガサリの秋の自主企画コンサート!〜

ガムランにかかわる「からだ」の多様性に焦点をあて、実験・現代系の
作品から、古典舞踊曲まで、超広角(変化球あり、剛速球あり)のコン
サートです。だからといって、堅苦しくはなく、お茶を飲みながら、
「ただいまのマルガサリ」を楽しんでもらえたらと思います。佐久間新
監修「SANZUI」の他、三輪真弘の「愛の讃歌」など、話題作も満載! 


日時 2009年11月8日(日)13時〜16時
場所 スペース天(大阪府豊能郡豊能町牧下林)、TenBa-A
料金 1000円(お茶付)
主催 マルガサリ
出演 マルガサリ、たんぽぽの家ガムラン倶楽部「ポホン」
演目 デイヴィド・コットロウイ「For Gender」
   三輪眞弘「愛の讃歌」
   ジョン・ケージ「Haikai」
   佐久間新(監修)「Sanzui」
   ジャワ舞踊曲「チャンクレ」ほか


■チケットのご予約■

お電話、もしくはメールでのご予約を受け付けます。
チケットは当日清算です。

メール margasari24@yahoo.co.jp
tel 090-8125-0683(西) 


■スペース天へのアクセス■

<スペース天>
〒563-0211
大阪府豊能郡豊能町牧下林9番5

・車等

阪神高速「池田木部出口」より約20分
京都縦貫道「亀岡インター」より約20分
(地図は以下をご覧ください。)
http://margasari.com/ten/map.html

※ 無料駐車場あります。
※ 箕面トンネルが開通し、新御堂筋からのアクセスが大変便利になりました。
箕面トンネル入り口から15分でスペース天に到着できます。

・バス

阪急池田駅より阪急バス、余野 / 牧行き(約40分)「妙見口」下車、
徒歩10分

阪急池田駅「牧」行きバス時刻表(日祝)
9:10 / 10:10 / 11:10 / 12:00 / 13:10 / 14:00 / 15:10 / 16:00 / 17:10

http://bus.hankyu.co.jp/rosen/jikoku_img/x003906_3.pdf

※13時開演に間に合う便は、11:10、12:00発です。


皆様のご来場をお待ちしています!


■さんずいのはじまり


今年の1月、宮城県のえずこホールで、野村誠さん、ヒュー・ナンキヴェルさんとともに、「キーボード・コレオグラフィー・コレクション」というワークショップを行いました。からだを使ってピアノの新しい可能性を探るという試みです。その時に、僕の中で、踊ることと演奏することがカチリと音を立てて出会ってしまったのです。そこから何かがはじまろうとしています。


マルガサリは結成当初から、ジャワの古典を中心に据えながら、ガムラン、そして音楽の新しい可能性に挑んできました。その中で、常に意識してきたことは、身体性、即興性、コラボレーションです。それを追求した作品がマルガサリ版「桃太郎」です。5年間かけて作り上げ、さらに2年間のブラッシュアップ期間をおいて、昨年インドネシアツアーを行いました。


今、マルガサリは次のステップへと進みつつあります。ひとりひとりがしなやかなで強いからだを持った存在として、再び音と向かいあうチャレンジ。ジャワの伝統、SANZUI、ジョン・ケージ、デイヴィド・コットロウイ、三輪眞弘の作品たちが、音楽という空にどんな星座を描いているのか。その延長線には何が見えるのか。皆さんと一緒に感じて、考える1日にしたいと思っています。


■プログラム


13:00 開始の挨拶
13:10 デイヴィッド・コットロウイ「グンデルのために/For Gend醇Pr」
13:40 舞踊 クロノ・アルス・ジュンクン・マルデヨ/ Kelana Alus Jungkung Mardeya
14:00 小休止 TenBA-Aに移動


14:10 三輪眞弘「愛の讃歌―4ビットガムラン」
14:45 ティータイム


15:15 ジョン・ケージ「HAIKAI」
15:35 佐久間新(監修)藷ム/SANZUI
16:00 トークセッション(参加自由)
16:30 終了


■作品解説


デイヴィッド・コットロウイ/David Kotlowy
グンデルのために/For Gend醇Pr
2008年


この曲は、2008年4月にデイヴィッド・コットロゥイによってマルガサリのために作られた。Gend醇Pr(グンデル)とはこの曲で使われる楽器群の総称で、各音に反響筒が付いているため音は長く持続するようになっている。この曲で奏者に求められることは、自らの内側への沈潜(自分の呼吸への意識)と同時に、深く聴きつつ、他者への応答として奏することである。音(コード)の指定はあるが、倍音が多数含まれるように奏しても構わない。(家高洋)


舞踊
クロノ・アルス・ジュンクン・マルデヨ/ Kelana Alus Jungkung Mardeya
(音楽:Ladrang Cangklek, sl.m)


「クロノ」とは、遠方にいる女性に恋焦がれる若武者の舞踊を表すといわれている。「アルス」は男性の優美な舞踊形式の意。一つ一つの振りの様式的な美しさを見せていく優美な舞踊である。恋に象徴される欲望が招く様々な苦悩と、それに抗えない人の業。ゆれる心、そして時にはその波に身をゆだねる覚悟をし、またある時は乗り越えようともがく。踊り手の体が語ろうとするものに想いを馳せつつ、じっくりと鑑賞していただきたい。(西真奈美)


三輪眞弘/Masahiro Miwa
愛の讃歌―4ビットガムラン
2007年


4ビットガムランの名称が示す通り、二進法で表記された0(0000)から15(1111)までの数が各々の楽器によって表現される。例えば、グンデルの奏者は各々僅かずつずれながら0→15→0の振幅を繰り返し、波のように揺れているだけである。にもかかわらず、一度たりとも同じ音列・音響は繰り返されない。有限数列によって「決定されている」ことと身体の無限の自由は両立する。数字と時間によって繰り広げられる身体性は、ジャワ古典音楽のそれに匹敵するだろう。(本間直樹)


ジョン・ケージ/John Cage
HAIKAI
1986年


「ケージの理論に、身体的なリアリティを与えること。これが私たちに残された課題ではないか」と私は1997年に著した『音は風にのって』に書いた。その真意については、トークで話すが、この思いは今でも変わらない。『HAIKAI』はケージの唯一のガムラン作品。1986年に Si Pawit と Evergreen Club のために作曲。5+7+5の計17音からなるピースが6連。本日は、そのうちの2ピースを演奏する。日本では1994年に初演。(中川真)




佐久間新(監修)
藷ム/SANZUI
2009年


ジャワ舞踊のコンセプトにBanyu Mili(水が流れる)という言葉がある。水は、上から下へと流れるし、障害物があればかたちを自在に変える。また水は、凍れば強固な固まりにもなるし、谷間に立ちこめる靄になれば繊細な陰影を作り出したりもする。
ガムラン演奏家は笹の葉から落ちるしずくに憧れ、ジャワ舞踊家は波に揺れるクラゲに嫉妬する。この作品の中で、私たちは、からだに目一杯意識を張り巡らせ、骨と重力を感じながら、からだを消していく。そして、かすかな流れに身をまかせてみる。すると、音が生まれ、沈黙が生まれる。(佐久間新)




■出演者


Marga Sari(マルガサリ)
ジャワの古典音楽とともに、先鋭的な現代作品にも取り組むガムラン合奏団。1998年に大阪を拠点として創設。野村誠、三輪真弘、ヴィンセント・マクダモット(米)、デヴィッド・コットロウイ(オーストラリア)、アスモロ(インドネシア)、スボウォ(同)らがマルガサリに新作を寄せる。障害のある人々との共同作品『さあ、トーマス!』を大阪、東京など日本各地で上演。野村誠との共同制作『桃太郎』が2008年にインドネシアで公演され、好評を博す。これまで海外から2回招聘される。メンバーは15名、代表は中川真。音楽顧問はシスワディ、野村誠。
本日の出演者:家高洋、ウィヤンタリ、岡戸香里、佐久間新、東山真奈美、中川真、西真奈美、本間直樹


たんぽぽの家ガムラン倶楽部「ポホン」

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2009年11月08日 (日)
  • 大阪府
  • 2009年11月08日 (日) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人