開催終了SOCIAL CAFE 005（経済編）
詳細
2007年12月25日 06:41 更新
▼ はじめに
第５回目となる"Social Cafe"は、シリーズ初の「経済編」となります。
この「経済編」シリーズは、大学から、日本銀行、そして松下政経塾と一貫して経済学を追求してきたぼく自身（林田＠TAO CAFE）がコーディネーターとなって、およそ月に一回の頻度で開催していきたいと考えています。
内容については、その都度、テーマを設定し、そのテーマに添った本を一冊選んで知識を吸収し、かつ議論までするというところまでやれたらなと希望しています。大学の講義では主にインプットを、ゼミではアウトプットを行うのですが、このようなインプットとアウトプットの同時作業を継続的に行うことで、知識レベルに加えて論理的思考能力やディベート能力の向上、さらに人生における視野を拡大し、高い志をもった人材を涵養していくことを目的としています。
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▼ 日時／会場／内容／会費／連絡先
日 時： 1月10日（木）19:00 〜 21:00
（今回は懇親会はありません）
会 場： TAO CAFE
福岡市中央区清川1-8-8かつやビル３F
地下鉄 渡辺通り駅から徒歩５分
西鉄 薬院駅から徒歩５分
ホテルニューオータニ博多から徒歩３分
内 容： 「人間回復の経済学」（詳細は下記参照）
全員参加の姿勢を明確にし、議論をしっかりと形成していくために、定員は10名とさせていただきました。
社会人、大学生を含む、7歳以上90歳未満のやる気のある人を対象とし、自由な討論を行います。ただし、タオの階段を自力で上がってくることができる方を優先します。講座は定員になり次第、締め切らせていただきますが、希望者多数の場合は、別日程にてもう一講座を開講する予定です。気軽にご参加ください。
会 費： 2,000円 （テキスト代＋１ドリンク込）
連絡先： 当講座についてのご質問は下記まで。
TAO CAFE : 092-526-7101（17:00〜）
林田携帯：090-1873-0040
mailto:hayashida@tao.vc
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▼ Social Cafe 005 （経済編）のテーマ
「人間回復の経済学」
経済学とは、何を目的として存在しているのでしょうか？
GDP成長率や株価を上昇させて、人々が豊かに暮らすためでしょうか。では、「豊か」とは、いったいどういう概念なのでしょうか。
日本は、戦後60年を経て世界第二位の経済大国の地位にあります。しかしその間、物質的な豊さに飽き足りず、「ゆとりのある社会」や「生きがいのある社会」を模索してきました。
一方で、少しでも経済成長が鈍化すると、経済を停滞させまいと躍起になり、「構造改革」の美名のもと、国民間の格差は拡大する一方です。こうした状況の中、日本を代表する経済学者である塩野谷 祐一氏が指摘していることが思い起こされます。塩野谷氏は、「経済の究極にあるもの」として、「卓越した社会」を目指すべき目標と説いています。
「卓越した社会」とは、一般に言われているような「お金に困らない社会」とか「ゆとりのある社会」ではなく、人間として本来なすべきことを重視して、人間的価値を創造する風格のある社会を構想しているのです。そこでは、人間の自由な創意が遺憾なく発揮され、可能性が追求され、その結果、人類の遺産として残るに値する高い価値を生みだすことができるのだといいます。
古典派経済学、マルクス経済学、ケインズ経済学、新古典派経済学など、学ぶべき切り口は多いのですが、この塩野谷氏の考え方が、もっとも"Social Cafe"の、そしてTAO CAFEの設立目的に添っているということで、第一回目は、この「経済が何の為にあるのか？」を考える講座を設定しました。
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▼ テーマ図書
『人間回復の経済学』 神野 直彦 著 （岩波新書, 2002）
（レビューより）
好況時は過重労働、不況時はリストラ。私たちはまるで経済に従属して生きているかのようだ。これは本来の姿なのか？現在の閉塞状況は「構造改革」で打開できるのか？いまこそ人間に従属する経済システムをつくる絶好の機会であり、それが閉塞打破のカギにもなる。社会、政治、経済の三者のあるべき形を提案する、斬新な経済社会論。
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▼ Social Cafe からのお知らせ
・"Social Cafe" は、学生・社会人を問わず、様々な人が集い、交流しあう場です。同時に、ビジネスや様々な学問、デザインや音楽など、多種多様なものを学ぶ場にもなりますが、それらをコーヒーを飲みながらカフェでフランクに実践していく空間です。
・"Social Cafe"では、ボランティア・スタッフを募集しています。勉強したいけれど、なかなか時間が取れない社会人の方、学校の講義に満足できない学生の方、"Social Cafe"で講座をプロデュースしてみませんか？もちろん、Tao Cafeのスタッフをはじめ、"Social Cafe"の仲間たちがバックアップしていきます。やる気のある方、是非、仲間になってください！（ご連絡はこちらへ）⇒ mailto:hayashida@tao.vc
・"Social Cafe"では、英語と中国語の講座を開講準備中です。このうち、英語講座について、講師を募集しております。ネイティブの方で、テキストを選定し、簡単な文法のチェックができる方を探しています。心当たりのある方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。（ご連絡はこちらへ）⇒mailto:hayashida@tao.vc
第５回目となる"Social Cafe"は、シリーズ初の「経済編」となります。
この「経済編」シリーズは、大学から、日本銀行、そして松下政経塾と一貫して経済学を追求してきたぼく自身（林田＠TAO CAFE）がコーディネーターとなって、およそ月に一回の頻度で開催していきたいと考えています。
内容については、その都度、テーマを設定し、そのテーマに添った本を一冊選んで知識を吸収し、かつ議論までするというところまでやれたらなと希望しています。大学の講義では主にインプットを、ゼミではアウトプットを行うのですが、このようなインプットとアウトプットの同時作業を継続的に行うことで、知識レベルに加えて論理的思考能力やディベート能力の向上、さらに人生における視野を拡大し、高い志をもった人材を涵養していくことを目的としています。
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▼ 日時／会場／内容／会費／連絡先
日 時： 1月10日（木）19:00 〜 21:00
（今回は懇親会はありません）
会 場： TAO CAFE
福岡市中央区清川1-8-8かつやビル３F
地下鉄 渡辺通り駅から徒歩５分
西鉄 薬院駅から徒歩５分
ホテルニューオータニ博多から徒歩３分
内 容： 「人間回復の経済学」（詳細は下記参照）
全員参加の姿勢を明確にし、議論をしっかりと形成していくために、定員は10名とさせていただきました。
社会人、大学生を含む、7歳以上90歳未満のやる気のある人を対象とし、自由な討論を行います。ただし、タオの階段を自力で上がってくることができる方を優先します。講座は定員になり次第、締め切らせていただきますが、希望者多数の場合は、別日程にてもう一講座を開講する予定です。気軽にご参加ください。
会 費： 2,000円 （テキスト代＋１ドリンク込）
連絡先： 当講座についてのご質問は下記まで。
TAO CAFE : 092-526-7101（17:00〜）
林田携帯：090-1873-0040
mailto:hayashida@tao.vc
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▼ Social Cafe 005 （経済編）のテーマ
「人間回復の経済学」
経済学とは、何を目的として存在しているのでしょうか？
GDP成長率や株価を上昇させて、人々が豊かに暮らすためでしょうか。では、「豊か」とは、いったいどういう概念なのでしょうか。
日本は、戦後60年を経て世界第二位の経済大国の地位にあります。しかしその間、物質的な豊さに飽き足りず、「ゆとりのある社会」や「生きがいのある社会」を模索してきました。
一方で、少しでも経済成長が鈍化すると、経済を停滞させまいと躍起になり、「構造改革」の美名のもと、国民間の格差は拡大する一方です。こうした状況の中、日本を代表する経済学者である塩野谷 祐一氏が指摘していることが思い起こされます。塩野谷氏は、「経済の究極にあるもの」として、「卓越した社会」を目指すべき目標と説いています。
「卓越した社会」とは、一般に言われているような「お金に困らない社会」とか「ゆとりのある社会」ではなく、人間として本来なすべきことを重視して、人間的価値を創造する風格のある社会を構想しているのです。そこでは、人間の自由な創意が遺憾なく発揮され、可能性が追求され、その結果、人類の遺産として残るに値する高い価値を生みだすことができるのだといいます。
古典派経済学、マルクス経済学、ケインズ経済学、新古典派経済学など、学ぶべき切り口は多いのですが、この塩野谷氏の考え方が、もっとも"Social Cafe"の、そしてTAO CAFEの設立目的に添っているということで、第一回目は、この「経済が何の為にあるのか？」を考える講座を設定しました。
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▼ テーマ図書
『人間回復の経済学』 神野 直彦 著 （岩波新書, 2002）
（レビューより）
好況時は過重労働、不況時はリストラ。私たちはまるで経済に従属して生きているかのようだ。これは本来の姿なのか？現在の閉塞状況は「構造改革」で打開できるのか？いまこそ人間に従属する経済システムをつくる絶好の機会であり、それが閉塞打破のカギにもなる。社会、政治、経済の三者のあるべき形を提案する、斬新な経済社会論。
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▼ Social Cafe からのお知らせ
・"Social Cafe" は、学生・社会人を問わず、様々な人が集い、交流しあう場です。同時に、ビジネスや様々な学問、デザインや音楽など、多種多様なものを学ぶ場にもなりますが、それらをコーヒーを飲みながらカフェでフランクに実践していく空間です。
・"Social Cafe"では、ボランティア・スタッフを募集しています。勉強したいけれど、なかなか時間が取れない社会人の方、学校の講義に満足できない学生の方、"Social Cafe"で講座をプロデュースしてみませんか？もちろん、Tao Cafeのスタッフをはじめ、"Social Cafe"の仲間たちがバックアップしていきます。やる気のある方、是非、仲間になってください！（ご連絡はこちらへ）⇒ mailto:hayashida@tao.vc
・"Social Cafe"では、英語と中国語の講座を開講準備中です。このうち、英語講座について、講師を募集しております。ネイティブの方で、テキストを選定し、簡単な文法のチェックができる方を探しています。心当たりのある方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。（ご連絡はこちらへ）⇒mailto:hayashida@tao.vc
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