2004年3月京都にて結成。 ライブ会場とオンラインショップ限定にて発売されたデモCDは爆発的な販売数を記録。 RX-RECORDSよりリリースされたV.A.「...of new type vol.2」、theory&practice records主催のV.A.「chaos theory」へ相次いで参加し、切なくも力強いメロディーがリスナーの間で話題となる。 2008年5月、満を持してデビューアルバム『The Seat Of Senses』を発売。 8月に行われたリリースツアーFINAL@京都では、地元だけでなく各地から観客を集め、大成功を収めた。
PAUL: 1983年、44MAGNUMにてメジャーデビュー。 1989年、RHINOCEROSに参加するも、音楽性の違いにより1991年脱退。 以後、ライブセッション、スタジオワーク、楽曲提供、プロデュース活動等のかたわら、ボイストレーナーとして後進を育成。その他、MDMP(MAD DOG MASTER PAUL)名義でのクラブイベント出演や、ヒップホップのバックトラック制作へと活動範囲を広げる。 2000年44MAGNUM再結成。2002年にはアルバム発表。 2003年にはヒップホップとR&B中心のレーベル「PAUL-POSITION」を立ち上げ、ミニアルバム「Paul Position」をリリースしたが、徐々に筋強剛や歩行障害などの症状が顕著となり、2005年、進行性の神経難病である「若年性パーキンソン病」との診断を受ける。
2006年、ステージ上とウェブサイトで病名を告白。 歌い続けたいとの意思のもとに音楽活動を再開し、2007年には今現在の自身の音楽を形にしてコンスタントなライブ活動をするべくPaul-Position結成。ロックでなおかつファンクを取り入れた音楽性を追求し、2008年10月には初のワンマンライブを成功させた。 また、44MAGNUMとしても、2008年3月中野サンプラザ(w/2008MARINO/EARTHSHAKER)でのライブに続き、2008年12月にはMAVERICK DC GROUP PRESENTS「JACK IN THE BOX 2008」@日本武道館への出演が決定している。 2008年10月15日、NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」にてパーキンソン病との闘いが紹介され、反響を呼んだ。
2007年、MATSUが中心となり、ライブにもたびたびゲスト出演していた梅原 "Paul" 達也 氏(44MAGNUM)を支援する 「S.A.P」を立ち上げ、パーキンソン病と闘う梅原氏の活動を支援するとともに、難病の人々を応援するプロジェクトを始動。 同年7月21日、「S.A.P」の第1弾CD『I'm on Fire TABLET Rearranged Version Feat. Paul (44MAGNUM)』をリリース。 2008年4月2日には、44MAGNUMトリビュートアルバムがデンジャー・クルー・レコーズより発売され、TABLET Y2K8もこれに参加。 アルバム売上による収益の一部はMichael J. Fox Foundation(俳優マイケルJフォックスさんが設立した財団)に寄付され、財団を通じてパーキンソン病の研究助成費用に充てられた。