歴史小説家の植松三十里さんをお招きします。植松さんは２００３年に新人賞を受賞し、主婦から作家としてデビューしました。自らの子育ての経験を取り入れて歴史文学に家族の視点を取り込んだ作品群は、評論家から高い評価を受け、２００９年には新人作家としては異例の新田次郎賞を受賞しています。デビュー以来７年で２３作を発表し、最新作『千姫おんなの城』（ＰＨＰ文芸文庫）も好評な植松さんに、その創作の秘密をお聞きします。

講師：植松三十里（うえまつ・みどり）さん
静岡市出身。1977年、東京女子大学文理学部史学科卒業後、婦人画報社（現ハースト婦人画報社）に入社。1980年に退社後は、7年間アメリカで暮らす。帰国後は建築関係ライターとなる。2003年『桑港にて』で第27回歴史文学賞を受賞。2005年『三人の妾』で小学館文庫小説賞優秀作品入選。2009年『群青　日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞を受賞、『彫残二人』で第15回中山義秀文学賞受賞。公式サイト「松の間」→http://30miles.moo.jp/

演題：「歴史小説家ができるまで」

日時：9月15日（木）午後6時半〜

会費：3000円（軽食つき）

場所：「ル・パン」　港区麻布台1-11-2星野ビル2階　　　（東京メトロ神谷町駅下車1番出口、東京タワー方面徒歩5分、飯倉交差点角　螺旋階段昇る）