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開催終了「ヒマラヤを越える子供たち」上映会@上野金蔵寺、11/29

詳細

2008年11月16日 18:13 更新

 こんにちは、インド・ダラムサラのチベット難民施設、「チベット子供村」のサポートをしておりますチベットサポートグループKIKUからのお知らせです。

 1950年の中国共産党の侵入以来、チベットでは厳しい政治状況が続き、15万人ものチベット人たちがヒマラヤの雪山を命がけで乗り越え、インドに亡命して今でも不安定な生活を続けています。
 その中でも子供たちへの教育は大きな問題です。亡命生活も50年を迎え、多くのチベット人の親たちは言葉、気候、生活習慣の違いからインドでは生活することができないため、子供に未来を託し、子供だけを厳しいヒマラヤ越えに向かわせるという状況が続いております。
 亡命後の子供たちは、チベット子供村で共同生活しながら、チベット文化を守るための教育と、英語・ヒンズー語・ネパール語など長期にわたる亡命生活に必要な教育を受けています。

 そこで、亡命チベット人の子供たちを支援するチャリティーイベントを開催します。
 今回は天台宗僧侶の方々がチベットサポートにご協力いただけることになりました。内容は、
・ドキュメンタリー映画「ヒマラヤを越える子供たち」上映、
・KIKU代表が今年9-10月にチベット子供村を訪問した際の子供たちとの交流の報告
です。上映会の終了後、大正大学教授・多田孝文先生の法華経についての講演会(有料)もあります。
 チベットに関心のある皆様、お気軽にお越しください。今回のチャリティーイベントの収益はインド・ダラムサラにあるチベット子供村に寄付いたします。

【日時】平成20年11月29日(土曜日)14時〜15時半
【会場】金蔵寺ホール(東京都台東区 寿1−17−2)
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.70470074&lon=139.79387421&sc=5&mode=map&pointer=on
【費用】入場無料
【共催】金蔵寺、最勝寺、大福生寺、
    長福寿寺 (http://www.choufukujuji.com/08_zazenkai/index.html)
    チベットサポートグループKIKU
     (http://www.tsg-kiku.com/event/index.html)
【問い合わせ先】
    長福寿寺副住職、今井長秀(ちょうしゅう)
    電話:0475-46-1837,FAX:0475-46-1805,
    e-mail:choshu0818chofukujuji@ybb.ne.jp

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前回のイベントへは以下のリンクをたどってみてください。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=34370755&comm_id=7228

チベット問題については日本の伝統仏教の僧侶の方々の関心が高まっており、今回もお寺での開催になりますが、宗派や布教活動とは一切関係ありません。

また、チベット問題は中国の人権問題でもありますが、今回のイベントでは政治的な意図はありません。

子供の問題ではなくチベット問題自体についてご質問のある方は、以下のトピックス
http://mixi.jp/view_event.pl?id=36740754&comment_count=8&comm_id=7228
にお願いします。

コメント(6)

  • [1] mixiユーザー

    2008年11月17日 22:55

     Save Childrens Communityのほうではあまりチベット関係のイベントがないため、ちょっとだけチベット問題について解説しますね。

     中国の清の時代、清皇帝はチベット仏教徒で二国関係は安定していました。しかし、帝国主義を学んだ清国はチベットを植民地にしようとして侵略したため、チベットは1913年に独立宣言し、ほぼ鎖国状態になりました。
     その後、中国大陸を統一した中国共産党は、1950年に再びチベットに侵攻し、1959年にチベットの国家元首であったダライラマ法王がインドに亡命しました。

     1989年、ラサで民衆が蜂起し、当時チベット自治区共産党書記だった胡錦濤が武力弾圧します。非暴力主義を貫いたダライラマ法王がノーベル平和賞を受賞したのも、天安門事件が発生したのも、その年です。

     2008年、最大規模の民衆蜂起がチベット各地で発生し、世界各国でもチベットサポーターが中国に抗議しました。
     そしてまさに今、2008年11月17〜21日、インドでは亡命チベット人会議が行われています。誤解が多いのですが、チベット亡命政府は「中国の一部としての高度な自治」を要求しており、チベット独立は主張していません。この方針をチベット人たちが維持するかどうかがこの会議で決まります。

     このような50年にも及ぶ中国支配の下では、チベット人は自分たちの文化を守れません。チベット人達は農民や遊牧民が多いため、外国に亡命しても仕事がありません。そこで、子供たちだけをインドに亡命させ、チベット人として育てると言う方法を取っております。チベットサポートグループKIKUでは、このような子供の亡命チベット人をサポートしています。今回の上映会では、子供たちがヒマラヤを越えて亡命してくる様子がドキュメンタリーで描かれています。

     2008年はまさにチベットにとっての歴史の転換点です。是非この機会に亡命チベット人の子供たちの問題に触れていただきたいです。
  • [3] mixiユーザー

    2008年11月17日 23:14

    私も『ヒマラヤを越える子供たち』を見てKIKUさんを通じてチベットの子供の里親に申し込みました。
    皆さんにこの現状を是非とも知っていただきたいです。
  • [4] mixiユーザー

    2008年11月18日 21:59

    moco☆Save Tibetさん、きあらさん、

     ありがとうございました。里親さんたちからの応援はとても励みになります。

     今回の上映会では、チベット子供村を卒業したチベット人女性にお話しをしてもらえることになりました。チベット難民たちの50年の努力によってしっかりした教育が行われている様子が伺えると思います。
  • [5] mixiユーザー

    2008年11月26日 20:52


    こんにちは、

     今月11月17日から22日の間、インド・ダラムサラでは
    亡命チベット会議が行われていました。結果としては、チベット
    の高度な自治を平和的な方法で解決していこうとする中道路線が
    継承されました。

     今年3月以来、チベット=インド国境は中国軍によって強固に
    固められ、チベット人はほとんど誰もヒマラヤ越えの亡命ができ
    ない状態になっていました。しかし北京オリンピックも終わり、
    中国軍の警備も緩んできたようで、11月に入り亡命者が現われ
    ました。その中には15歳未満の子供が数名含まれていたという
    ことです。
     北京オリンピックを機にチベット問題は良い方向に向かうので
    はないかと期待した方も多かったのですが、残念ながら現状は何
    の進歩もなかったと考えられます。

     私としては、中道路線であっても独立路線であっても、平和的
    な方法を続けてくれている限り、チベットサポート、特に子供
    たちへの支援は続けていきたいと考えています。
  • [6] mixiユーザー

    2008年11月30日 01:45

     本日はありがとうございました。
     およそ60名強のかたに参加いただきました。
     「ヒマラヤを越える子供たち」はチベット問題の一側面にすぎません。
     その底流には「自由で平和に生きるとは何か」という大きな問題があります。今後も亡命チベット人の子供たちに関するイベントがありましたらSave Children Communityで告知いたしますので、よろしくお願いします。
mixiユーザー
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  • 2008年11月29日 (土) 14:00〜
  • 東京都 上野、蔵前
  • 2008年11月29日 (土) 締切
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