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開催終了<Confoederatio Oratorii>ヴォイスペクティヴ第一回コンサート。

詳細

2011年07月22日 01:33 更新

・公演名称
<Confoederatio Oratorii>コンフェデラーツィオ・オラトーリ
カリッシミとシャルパンティエによる2つのオラトリオ

・大阪公演:8/3:大阪市立 阿倍野区民センター・小ホール(大阪府)
・西宮公演:8/4:西宮市甲東ホール(兵庫県)
・午後7:00(両日とも)
・料金3,000円
掲載しているQRコードから取得できるメールアドレス(voicespectiveinfo@gmail.com)からお申し込みください。

・曲目
G.カリッシミ:オラトリオ「イェフタ」
M=A.シャルパンティエ:オラトリオ「聖ペテロの否認」、
「マニフィカト」 H.73
「恵み深き救い主の聖母」 H.21
「聖母の為の連祷」 H.83
「ニシ・ドミヌス」 H.160 ほか

・出演
畑野佳恵 ポジティブオルガン
アンドレ・ヘンリッヒ テオルボ
石川和彦 バロック・ヴァイオリン

ヴォイスペクティヴ(声楽アンサンブル)
ソプラノ:
青山 稚佳子
北爪 かおり
鈴木 芳
アルト:
米谷優
八川浩子
テノール:
岸本 正史
坂本 晃一
田中 伸一
真木 喜規 (ディレクター)
バス:
石井 賢
時宗 務
中田 浩隆
吉田 健悟

オルガン提供:石井 賢

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以下、念の為、詳細な情報を記載しておきます。


主要演奏者のプロフィール

畑野佳恵(ポジティブオルガン)
大阪音楽大学大学院修了。同大学在学中にチェンバロに興味を持ち、2001年に渡仏、パリ国立高等音楽院でチェンバロをオリヴィエ・ボーモンに、通奏低音をブランディンヌ・ランノーに、室内楽をケネス・ヴァイスに学ぶ。各種奨学金を得てフランスのVillecrozeやPerigord
noir、イタリアのUrbinoの講習会に参加。2008年オーヴェール・スール・オワーズ国際チェンバロコンクールのファイナリスト。オリヴィエ・ボーモンとの共演、ポール・マクリッシュ指揮アンブロネイ・バロック・オーケストラ等と共演、ヨーロッパ各地で演奏会を行う。ソリスト、通奏低音奏者として活躍中。ブリ・スール・マルヌ音楽院、パリ19区音楽院でチェンバロ、通奏低音、声楽アンサンブルを指導している。

アンドレ・ヘンリッヒ(テオルボ)
リュート奏者。ドイツのオーバーウィーゼル生まれ。ケルン国立音楽院にてリュートをコンラート・ユングへーネル氏に学ぶ。ソロ奏者、室内楽やオペラでの通奏低音奏者として活躍中。フィリップ・ヘレヴェッへ指揮のコレギウム・ヴォカーレ・ゲント、ムジカ・アンティクア・ケルン、コンチェルト・ケルン、フライブルク・バロック・オーケストラ、ラ・フェニーチェ、ドイツ・バッハ・ソサイエティー、レ・ザール・フロリッサン、ミュージシアン・ド・サン・ジュリアン等と共演、ヨーロッパ各地やアメリカでコンサートを行っている。またCDの録音にも定期的に参加。近日中にはフランソワ・デュフォーの作品を収めたソロCDがAeolusから発売予定である。
Andre Henrich 真中のリュート奏者。

石川和彦 :バロック・ヴァイオリン

大阪音楽大学卒業後、バロック・ヴァイオリンを始め、コレギウム・ムジクム・テレマンの主な公演に出演。2001年に渡仏、ストラスブール音楽院にてバロック・ヴァイオリンとバロック音楽の研鑽を積む。フランスで“Le Parlement de Musique”などで活躍、現在、室内楽やオーケストラでモダン、古楽器とも活発に活動している。ヴァイオリンを曽田義嗣、林泉、佐藤一紀、バロック・ヴァイオリンを中山裕一、フランソワ・フェルナンデス、ステファニー・ブイステー、桐山建志各氏に師事。オーケストラ・オン・ピリオド・トウキョウ ゲストコンサートマスター、バロックアンサンブル「クラングレーデ」メンバー。

真木喜規(指揮・テノール)
大阪音楽大学卒業後、日本テレマン協会をはじめ、びわ湖ホール声楽アンサンブル、ザ・タローシンガーズ等、関西の声楽アンサンブル・合唱団等に多数参加し研鑽を積む。
2002年にはバッハアカデミー関西ドイツ旅行に参加、ライプツィヒ・バッハ音楽祭にてソリストとして出演。
2005年より東京へ活動の場を広げ、モーツァルト・アカデミー・東京、東京ヴォイシズ、ムジカ・ポエティカ、キャノンズ・コンサート室内合唱団、パーセル・プロジェクト、ラ・フォンテ・ヴェルデ等の公演に参加。
ソリスト、アンサンブルなど古楽を中心に活躍。
現在、神戸市混声合唱団団員。
2010年より大阪フィルハーモニー合唱団 合唱指揮アシスタント。声楽アンサンブル ヴォイスペクティヴ主宰。

◎コンサート開催にあたって
このたび、声楽アンサンブル「ヴォイスペクティヴ」の第一回演奏会を大阪と西宮で開催する運びとなりました。
 「ヴォイスペクティヴ」は関西を中心に活動する声楽家で構成されており、古楽から近現代に至るあらゆる声楽曲において、設計図としての楽譜から、立体的な音像と音楽を構築する事を目的としています。適切な解釈や、その時代性からくる調律とそこから生じる和声感、作品の求める表現力を如何にアプローチし具現化するかをコンセプトとしています。
先般、学生時代からの友人であり、現在パリ在住で、鍵盤奏者、通奏低音奏者として活躍中の畑野佳恵氏がフランスより一時帰国するとの一報を受け、急遽演奏会を企画する事としました。
 また畑野さんと共にコンラート・ユングへーネルに師事し、P.ヘレヴェッヘやムジカ・アンティクァ・ケルンなどの著名な指揮者、団体と共演しているリュート奏者であるアンドレ・ヘンリッヒ氏も来日します。
 ヨーロッパで活躍するお二人と共演するのは、コレギウム・ムジクム・テレマンでバロックヴァイオリン奏者として活躍した後フランスに留学し、マルタン・ジェスターが指揮するパルルマンド・ムジークなどでも活動した石川和彦氏が、かつて共にアンサンブルをした畑野さんの為に集まってくれました。今回の演奏会は私達にとっても貴重な経験となることでしょう。
 今回のテーマは二つのラテン語によるオラトリオ。フレンチ・バロックにおける教会音楽の大家マルク=アントワーヌ・シャルパンティエによるオラトリオ「聖ペテロの否認」、そしてイタリア時代の師であり、シャルパンティエの創作に多大な影響を与えたジャコモ・カリッシミのオラトリオ「イェフタ」です。
 「聖ペテロの否認」は福音書に登場するイエスの弟子ペテロが捕縛され尋問されるイエスを追って大祭司の館まで行き、そこでイエスの弟子であることを詰問された際にイエスの預言の通り、イエスを三度知らないと否定する場面を劇的に音楽化した作品。バッハの受難曲などでもおなじみのこの場面をフランス人であるシャルパンティエはどのように表現したのかが注目点となります。また、この作品はフランスで書かれたラテン語オラトリオとしては数少ない作品でもあります。
 一方、カリッシミによる「イェフタ」は旧約聖書の師士記に登場するイスラエルの民を守るために立ち上がった英雄イェフタの神への誓い故にもたらされた苦悩を描いた作品です。アンモン人に攻め込まれたイスラエルを守る為、将軍となり、勝利する為に神へ「もし自分が勝って凱旋する時、最初に自分を迎えた人をあなたに捧げます」と誓ったイェフタ。やがてアンモン人を打ち破りイスラエルに帰ったイェフタを過酷な運命が待っていたのでした。お互いに10分から20分という長さでありながら、通奏低音と声楽による編成がもたらす劇的効果は後の時代のオラトリオに大きな影響を与えるに至った記念碑的作品であるといわれています。
 そして、シャルパンティエによるラテン語のモテットを数曲お聴きいただきたいと思います。
 カリッシミの素朴ながら劇的表現に溢れた音楽と、その作風をより洗練し初期から盛期バロックへの萌芽を感じさせるシャルパンティエの流麗な音楽をお楽しみいただければ幸いです。
 
 お忙しいかと存じますが、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

VoiceSpective リーダー:真木喜規

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