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開催終了【第351回岡山遊会のご案内】●テーマ:浅田彰『構造と力』読解

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2009年12月23日 11:11 更新

【第351回岡山遊会のご案内】
●テーマ:浅田彰『構造と力』読解
●チューター:丸山 希世実氏
●日時:2009年12月26日(土曜日)23時30〜無料
●場所:PEPPERLAND・086-253-9758

1980年代初頭に出版された浅田彰の『構造と力』を今回の遊会のテキストとして取り上げる理由は、今日の表現者が最低限度知っていなければならない常識的な認識である思考方法をもう一度再確認してみるためにテーマとして取り上げたものだ。つい先日も、写真作家をめざす「Phenomena」に例会において、必須文献の一つである多木浩二氏の写真論を読んだわけだが、その際に多木氏が前提としている思考法の理解が必要だと感じたと思う。今日では誰も"ポスト・モダン"のことを直接的に語ることは無くなったが、それは極めて常識的な認識として暗黙の上で共有されている。この考えを知らない若い世代に向けて、今回の遊会では『構造と力』が何を問題にしていたかを復習してみよう。それは当然、音楽を扱う場合にも必要なことであり、モダニズム以降のあらゆる表現に深くかかわっているからだ。今回、チュータを担当するのは「Phenomena」事務局を担当する丸山希世実氏である。

【チューターメッセージ】
能勢伊勢雄氏の『構造と力』を開くと、蛍光マーカーによる線引きが消えかかっている。氏の「まさかまた読むなんて思ってもみなかった」という言葉通り、今更で懐かしささえあるのだろう。Phenomenaにおいて、ヨーロッパ・日本におけるモダニズムを書籍・写真を通じて“近代的自我”の表象を目の当たりにした。ピクトリアリズムから近代写真への変遷は、写真技術習得から主題を持つ写真への移行、まさにPhenomenaそのものであった。知識としてだけでなく、自身の中で近代的自我・モダニズム、歴史を再び体験することが、作家として、そして言葉を扱う上で欠かせないのではないか。そして現代の大前提であるポスト・モダンを捉え直す機会として『構造と力』を読み解いてゆく。Phenomena書籍読解シリーズ第3弾です。単なる偶然でしょうが、浅田氏の「ぼくは時代の感性を信じている」というスタイルは能勢氏そのものであるようで、妙な親近感を感じてしまいます。是非とも一読の上、ご参加ください。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2009年12月23日 11:45

    今回こそは“シャベリ過ぎないように”気をつけよう・・・。

    「“思想”と“新しさ”の関係ってのは、ヒジョーに難しくて・・・、
    思想っぽいこととかしゃべると、『それは昔から言われている』とかいうような批判がよくあるのだけれど、
    逆に言うと、昔から言われて“ない”ようなことを考えているやつが、“思想”とかを考えているのか?というモンダイがあるわけじゃないですか。
    つまり思想的な課題っていうのは、『ひとはどう生きるんだろう』とか、『社会をどうやったらよく導けるんだろう』・・・とかっていう問題で、
    そういう、昔からある問題について考えているから“思想家”なのであって、
    『それは昔から言われている』んだ、とか言ったら、そりゃあそうだよなって話ですよね。」
    東浩紀氏 談(TBS『文科系トークラジオ LIFE』2009年5月24日放送「現代の現代思想」にて。)

    ↑あんまりカンケーない?
    丸さんexclamationよろしくお願いします。ハート達(複数ハート)
mixiユーザー
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  • 2009年12月26日 (土) 土曜日 23時30〜無料
  • 岡山県 ペパーランド
  • 2009年12月26日 (土) 締切
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