今回は、俳優の河合龍之介（22)がドイツ、フランクフルト郊外のタウヌスシュタインを訪ね、80年前にドイツで誕生し、現在では世界選手権も開かれている注目のスポーツ、「ラート」に挑戦する。

　 ラートは、身長より一回り大きな、鉄製の梯子を丸めたような輪の中に入り、運動の慣性や遠心力、重力などを利用して輪を回転させながら、さまざまなパフォーマンスを行うスポーツ。まるで、宇宙遊泳をしているかのような不思議な感覚を楽しむことができる。

　 河合を指導してくれるのは、ホームステイ先の奥さんでラートの元世界チャンピオン、カティアさん(36）と、ラートパフォーマンスチーム「TSVタウヌスシュタイン」のコーチで昨年の世界チャンピオンのユリウスさん(23)。大きくゆったりした動きを見ていると簡単そうに見えるラートだが、ラートの動きに慣れ、コツを掴むまでは、床に体や体を強打したり、ラートと床の間に指や手を挟んだりと四苦八苦…。

　 ユリウスさんのチームが町の広場で行うラートパフォーマンスに参加することになった河合は、チームやペアのパフォーマンスを猛特訓。さらに、自分の限界に挑戦したいと、難易度の高いソロの大技の練習に取り組むが…。

　 スタジオでは、河合が習得したラートの技を披露するほか、徳光や清水もラートを体験する。