1985年故・エリック ゲイル(G) グループに迎えられ、日本縦断ツアーに参加。1986年 〜1989年東原力哉 (Ds) グループ、ミッキー・ロッカー(Ds) クインテットに参加。1990年日本武道館に於ける、『JAPANJAZZ AID '90』に出演。 来日した、デボラ・ディビス(Vo) の伴奏者として全国ツアーに参加。1991年『日韓文化交流親善大使』として韓国政府より招かれ、コンサートを成功させる。 又、女優 野川由美子の舞台公演に、ピアニスト兼役者として起用され、その音楽性とキャラクターは広い意味での“表現世界”においても、高く評価される。1992年渡辺香津美 (G) オーケストラに参加。1993年再びニューヨークに渡り、ハーレムのジャズクラブで演奏活動を行う。1994年渡辺貞夫(Alto Sax)カルテット、大阪昌彦(Drums)&原朋直(Trumpet)クインテットに参加、『A Special Night for Dingo(King Record)』をリリース。 又、音楽ライターとして "月刊Jazz Life 誌"に連載執筆し、その広範な知識と酒脱な文体で全国的に多くの読者、ファンを惹きつける。1995年レジー・ワークマン(Bass) トリオ、中本マリ(Vocal) グループに参加。 デューク・ジョーダン(Piano)とのピアノデュオ・コンサートを行う。1996年音楽研究の為スペインに渡り、フラメンコ音楽の奥深さに強く魅せられる。 水橋 孝(Bass)とのアルバム、『Mr.Boujangles(Woody Creek)』 をリリース。1997年"Newport Jazz Festival By the Sea 1997" に出演、大好評を得る。野力奏一(Piano)とのピアノデュオ・コンサートを行う。1998年スペインより、ニカシオ・モレーノ(Cello)を迎え、意欲作であるアルバム『Las Imagenes del Anhelo (Woody Creek)』をリリース、音楽専門誌等で絶賛をあびる。 佐藤允彦(Piano)主宰の"3台ピアノによるコンサート"に参加。1999年井上信平(Flute)グループに参加、アルバム『Sketch Book (Crown Record)』をリリース。小山太郎(Drums)と共にアルバム『Light and Shade (Woody Creek)』をリリース、全国的にツアーを行い各地で新たなるファンを掴む。 また、"Piano Flamenco" なる異色のフラメンコ・ユニットを主宰し、3年の構想と愛するスペインへの憧憬を見事に表現、21世紀に担うクリエィティヴな創作と演奏活動の準備を整える。 "Internet Jazz Page Reader's Pole 1999" ジャズミュージシャン人気投票において、ピアニスト部門、作編曲家部門の2部門で堂々の第一位を獲得。 ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤー部門では3位を獲得。
2000年フランスの巨匠歌手、ピエール・バルーと出会い、その才能とピアニシズムを高く評価され、伴奏者としてコンサートに迎えられ親交を深める。 "Roland Organ Festival 2000" にゲストプレイヤーとして迎えられ、各地のコンサートで絶賛をあびる。 来日した、ヒューバート・ロウズ(Flute)と共演、その才能を高く評価され、2001年のアメリカ公演を依頼される。(2001年1月に公演の為渡米) チェロ奏者、吉川よしひろ率いる The Cello Acoustics にゲストピアニストとして迎えられ、アルバム2枚(Kanon Record) をリリース。2001年宇崎竜童・阿木耀子プロデュース〜鍵田真由美(フラメンコ舞踊)主演で、“近松門左衛門文楽・曾根崎心中”フラメンコ公演のピアニストに選ばれ、文化庁芸術祭に参加。“作品優秀賞”なる名誉的賞を受賞する。 来日した、アーニー・ワッツ(Sax)と共演、高い評価を受ける。 スタンリー・ギルバート(Bass)とのデュオアルバム “Overjoyed”をロサンゼルスにて録音、リリース。 ■■近年は首都圏を本拠地としながらも、全国的に自己のグループ(ジャズ・ユニット、フラメンコ・ユニット)、井上信平(Flute) グループ、横山達治(Perc)Proyecto Latino、、スタンリー・ギルバート(Bass)とのデュオ・ユニット、五十嵐はるみ(Vocal)グループ 、宮野弘紀 (Guitar)グループ、他多種多様なセッション、さらにはスペイン語圏、英語圏、ポルトガル語圏歌手の伴奏と広範囲にわたる超多忙な演奏活動を行いつつ、地球上総ての音楽に対して 限りない情熱・憧憬と研究を注いでいる。 ■■ピアノタッチの素晴らしさと、オーケストレーションセンスには定評があり、国際レベルにおいて、各種ミュージシャン、専門家からの厚い人望と信用・絶賛を得ている。 日本音楽界のおびただしいスタイルの乱立などに心奪われることなく、鍛え上げた豊富な音楽的語彙を駆使した即興を通じて、ジャズ・コンテンポラリー、フラメンコ、ラテン、クラシック、ポップス、オリジナルと多岐にわたる素材に新たな光をあてていこうと、寡黙な演奏活動を続ける鬼才ピアニストである。 ■■メキシコ大使館オフィシャルピアニスト、鍵田真由美フラメンコ舞踊団専任ピアニスト。