「ドンベク・アガシ（椿娘)」　　　　　　
　　　　〜疎外された歴史の地ソロクトで咲いた花〜
　　　　監督：朴貞淑(パク･ジョンスク)、７７分、韓国、ドキュメンタリー


　ドンベク・アガシは、韓国ソロクトで暮らしている元ハンセン病患者たちを描いたドキュメンタリー映画です。
　４歳の時、ハンセン病患者だった両親に手を握られてソロクトに入り、78歳になった今でもそこで暮らしている李幸心(リ･ヘンシム)さん。彼女の一生を通じて、植民地時代にハンセン病患者たちが耐えねばならなかった苦痛と、解放後も続いた厳しい現実を描いています。
　作品は日本政府の謝罪と賠償を要求する裁判闘争も盛り込んでいます。
　一人の女性の物語から、ハンセン病元患者たちの人生の厳しさと切実さを少しでも感じていただければと思います。
　今回、日本初上映会です。是非ご来場ください。
　日本語ＨＰ　http://www.docuheemang.com/jp_index.html

　日時：　２月 １６日(土）１８時５０分(開場１８時３０分）　
　場所：　東京都新宿区角筈区民ホール
　　　　　　http://shinjuku-kuminhall.com/pc/event_tsunohazu.html
入場料：　500円