MAFT SAI (ZUDRANGMA RECORDS) バンコクのKING OF DIGGINことMAFT SAI。 流行の移り変わりが早くレコード(フェーン・シアン)が完全に人々から忘れられたタイという国の中で、唯一逆行して60年代から80年代初期の LPと7インチを収集し自国の文化の保存と古き良きタイ音楽の紹介につとめている。 ファンク、ジャズ、ハウスなどのブラック・ミュージックやサイケ、ロックも精通している彼だが、なんと言っても特徴はイサーン音楽のコレクション。タイ人でバンコク在住という地の利を生かして、ダオ・バンドンの幻の1STから、世の中にほとんど残っていないと思われる無名のモーラム7インチまでSUBLIME FREQUENCIESや世界中の辺境コレクターに負けないコレクションを持っている。 バンコクのみならずチェンマイ、ウドンタニ、コンケーンなどタイの地方まで足を運びタイ全土のレコードを発掘中。 今回の初来日でその貴重な音源を惜しげもなく披露してくれるだろう。 一生に一回しか聞けないかも知れないイサーンの音を見逃すな !! http://www.myspace.com/maftsai
CHRIS MENIST (RIGHT SIDE OF LEFT) ロンドンの老舗レコード店SOUL JAZZ、良質DEEP HOUSEを生み出したレーベルNUPHONICで仕事をしていたイギリス人CHRIS MENISTだが、その輝かしい音楽経歴の中で一際光るのが、辺境グルーヴ発掘レーベルFINDERS KEEPERSによる"SOUND OF WONDER"シリーズのコンパイル。タイ音楽はもちろん、パキスタン、カンボジアなど世界中の辺境音楽を掘っている彼だからこそできる音楽愛にあふれる仕事だった。つい先日までカンボジアにレコードを掘りに行っていた彼が今回プレイするレコードはサイケ色が強いカンボジアか、それともワールド・ミュージック・ファン最大の萌地パキスタンか、直球本命のタイか? 当日までわからないプレイリストは要注目。 http://www.myspace.com/therightsideofleft