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開催終了10/27 一柳慧ピアノ音楽(1959〜61)全曲演奏会

詳細

2012年10月24日 22:24 更新

ジョン・ケージと活動を共にした、一柳慧さん作曲の1960年代初頭の図形楽譜作品シリーズ「ピアノ音楽」全7曲を一挙上演いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ※一柳さんご自身による、今回演奏作品についてのトークもあります。

★<河合拓始ピアノソロコンサート at KEN vol.1「一柳慧:ピアノ音楽(1959〜61)全曲演奏会」>

プログラム:
一柳慧「ピアノ音楽・第一」「ピアノ音楽・第二」「ピアノ音楽・第三」「ピアノ音楽・第四」「ピアノ音楽・第五」「ピアノ音楽・第六」「ピアノ音楽・第七」

日時:2012年10月27日(土)開場17:30/開演18:00

会場:スペースKEN(東京都世田谷区太子堂4-8-3 B102 tel 03-3795-1776)
http://www.kenawazu.com/
入場料:3000円(ご予約はKENウェブサイトから承ります)

コンサートについて:
一柳慧の1960年代初期の不確定性によるピアノ曲シリーズ「ピアノ音楽」。留学先のニューヨークで出合ったジョン・ケージに触発された、図形楽譜やインストラクションのみによる楽譜で、1959年から1961年にかけて7曲が書かれたが、第一はその後紛失、第二から第七までの6曲を一挙上演する。
「ピアノ音楽・第二」(1959年12月作曲)は、四枚の正方形の図形楽譜で、詳細な演奏法に従い、四枚を行き来する。音域や音数は指示されるが、具体的な音高や音量は不確定で、内部奏法を含む。「ピアノ音楽・第三」(1960年)は、通常奏法・内部奏法・ノイズを使用する、言葉のインストラクションのみによる。「ピアノ音楽・第四」(1960年12月)も、インストラクションのみで、"アタックなしの持続音のみによる音響"をピアノから引き出すことが求められる。「ピアノ音楽・第五」(1960年12月)は、ピアニストのデヴィッド・チュードアのために書かれた9分間の曲で、第四とは逆に"アタックのみ"により演奏され、ピアノ以外の音響も含む。「ピアノ音楽・第六」(1961年1月)は、クラスターとグリッサンドのみにより、"できるだけ速く大音量で""身体的あるいは精神的に疲れ果てるまで"演奏される。作曲家テリー・ライリーのためにと献辞がある。「ピアノ音楽・第七」(1961年3月)は、上から下に縦に読む9枚の楽譜から成る。図形により、音域と演奏法が指示されている。作曲者は、1961年8月に約10年のアメリカ滞在を終えて帰国し、不確定性の音楽を広く日本に紹介しはじめた。
(追記:)上記のように紛失とされていた「ピアノ音楽・第一」(1959年9月作曲)の楽譜が往年の雑誌に掲載されていたことがわかり、作曲者の許諾を得て、プログラムに加えることになりました。従って今回は「第一」から「第七」の7曲一挙上演となります。

出演:河合拓始(ピアノ)
ピアニスト。1963年神戸市生まれ。幼時よりクラシックピアノを学び、その後現代音楽に興味を持つ。1987年頃から即興演奏を始める。京都大学卒業後、1991年東京芸術大学大学院修士課程(音楽学専攻)修了。ライブハウス等で演奏活動を開始。即興音楽家としてソロやアンサンブルのほか様々なジャンルのアーティストと共働する。1998年頃から作曲も行なう。近年は現代音楽作品に再び取り組み、高橋悠治・松平頼暁・藤枝守・平石博一・J.ケージ・M.フェルドマン・G.シェルシなどを演奏する。また即興演奏ライブ、トイピアノや鍵盤ハーモニカでの演奏会、朗読や舞踊との共演、ソロや歌手との共演での自作やポピュラー系楽曲の演奏など活動は多岐にわたる。CDにソロ「ジュエリー」「ピアノ・プラトー」「偶対と水」「BLADE」、すずえり・沢田穣治両氏との「Licentia Poetica」、秋山徹次氏との「Transition」などがある。2008年欧州演奏旅行。2011年ニューヨークでのトイピアノ・フェスティバルに招聘参加。2012年、長年拠点としてきた東京から福岡県糸島市に居を移し、九州一円・関西・東京で精力的にコンサートを行っている。http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/

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  • 2012年10月27日 (土) 土
  • 東京都 三軒茶屋
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