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開催終了山口理一「A sense of de・tach・ment」展

詳細

2007年02月16日 18:42 更新

19:00〜:舞踏家・金野泰史氏によるパフォーマンス

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この度、東京画廊は、山口理一(やまぐち りいち)による個展「A sense of de•tach•ment」を開催いたします。

2001年より制作を始めた「A sense of de•tach•ment」シリーズは、現代の希薄な人間関係が引き起こす疎外感とそれに伴う心理的不安を、徹底的に人間性を排除することによって浮かび上がらせています。密接に肌と肌とが触れ合っているにもかかわらず、そこには本来ヒトが必要とする連帯感は見受けられません。しかし同時に、この肉体がつくりだす醜美な非現実的光景は、理性的な日常という壁が剥がれ落ちるような幻影を映しだし、それは社会に抑圧された我々の感情を静かに刺激します。

展覧会開催に際し作家は以下のようなコメントを添えています。「今回、制作する上で特に意識したことは、精神性を切り離した肉体の存在感である。大型カメラによって厳密に写し取られた被写体は、写真という手法によって微細な銀の粒子に変換され、現実以上の物質性を帯びて印画紙上に再現される。『肉体は精神の牢獄である』というの言葉と共に黒銀の確かな重みを感じていただければと思う。」

今年は第10回岡本太郎現代芸術賞にも入選、更なる活躍が期待される山口理一の日本での初となる個展「A sense of de•tach•ment」を是非ご高覧下さい。なお、2月28日のオープニングには、山口理一の作品テーマの一つである「身体性」のコラボレーションプログラムとして、土方巽の孫弟子であり世界で活躍している舞踏家、金野泰史(こんの やすちか)氏のパフォーマンスイベントを開催いたしますので、この機会に是非とものご来廊を心よりお待ちしております。


山口理一(やまぐち りいち)・略歴
1971年東京生まれ。1991年渡米、1997年スクール・オブ・ビジュアル・アーツでファインアートの学士号を取得、6年間杉本博司に師事する。2004年帰国後、東京のパブリックアートスペース(Tokyo Wonder Site)で働く傍ら、制作・作家活動をつづける。2005年にはGustav Metzger キュレーションによる展覧会EAST international(イギリス)に参加、主なグラントとして、Art Council England, 文化庁などがある。

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  • 2007年02月28日 (水) 18:00-20:00
  • 東京都 銀座・東京画廊
  • 2007年02月28日 (水) 締切
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参加者
1人