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開催終了「幻聴妄想かるた」とハーモニー展 〜空間補充で笑顔をとりもどした〜(二日目)

詳細

2009年12月03日 21:26 更新

勤務先の作業所にて、イベントを開催することになりました!!
作業所の実際の活動を一般の方向けにご紹介いたします。
皆さまどうぞご来場くださいませムード


以下引用です


「幻聴妄想かるた」はハーモニーの心理グループから生まれました。2008年
末に発表して以来、全国のひとに見ていただき、ささやかですが交流の輪が
広がっています。「幻聴妄想かるた」のことをもっと知りたい、その背景と
なった当事者のことを知りたいという声に応えて、今回作業所の展示会を企
画してみました。かるたの展示と作業所の活動を体験できるコーナー、当事
者や支援者入り乱れての体験発表や対談、「こころの病」に関わるレクチャ
ーなど、盛りだくさんの内容です。

 日 時:12月18日(金)〜20日(日)10:00〜21:00(最終日18:00まで)
 場 所:世田谷文化生活情報センター 生活工房ワークショップ
     ルームB(キャロットタワー4F)

入 場:無料

 催しものスケジュール
 12/18日(金)13:00〜作業所の活動体験コーナー「パステル画作り」
       参加費200円
 12/19日(土)
   13:00〜「若松組研究」と「天才研究」
      ハーモニーの心理グループによる発表です。
   14:00〜 幻聴妄想かるたのご紹介
    1部:つくった人といっしょにかるたで遊びましょう
    2部:対談「かるたづくりを通して見えてきたこと」
       藤田貴士×新澤克憲(ハーモニー施設長)
   18:00〜外部の劇作家(岸井大輔)による「かるた」を
       テーマにした作品発表
 12/20(日)
   13:00〜作業所の活動体験コーナー
     「さきおりコースター作り」参加費200円。
   13:00〜
   第1回幻聴妄想かるた世界大会(朗読:大倉マヤ)
   14:00〜こころの病の基礎講座
    藤田貴士(成城墨岡クリニック地域援助研究所)

ハーモニーのことをよく知っている方もハーモニーのことをよく知らない方もご来場大歓迎です。
そのぉ・・・展示会の題名の「空間補充」が謎なんですが、
その謎な感じも多分、ご来場の際に感じていただけるのではないかと淡い期待を抱いております。



施設長ごあいさつ

ハーモニーでは、利用者どうしが自分のことを語りあい相互に支えあうグループでの活動に取り組んでいます。このグループの目的は、人生の半ばにして心の病に罹った利用者ひとりひとりのこれまでの苦労や病気ゆえの困りごとなどを語り合い、お互いの経験や対処の方法などを共有していこうというものです。

利用者のひとり「あるき小僧」さんは20代の終わりから、若松組という謎の団体に付き纏われています。若松組は彼の部屋を揺らして、彼に嫌がらせをします。さらに換気扇から「仕事するな」とか女性関係のことを言ってきたりして家にいられなくするのです。ひどくなると、行く先々の地面を揺らしたりして歩けなくなるのです。
若松組との長い戦いのことをグループで話して、みんなで解決策を考えているうちに、「あるき小僧」さんは、若松組の出現が自分の過労と孤立感と関係していたことに気づきました。そして施設で木工作業をしていたり、軽い運動をしていると苦しさは軽減されるということにも気づきました。彼は通所の合間の時間をみて施設の近くの散歩をし始めました。それで、ちょっとだけ楽になったようです。

さて、幻聴妄想を語るというのは、病気を持つ人にとってどんな意味があるのでしょうか。
実はそのようなことを語り合える場というのは多くありません。
自分の病状を語ると薬が増えたり、入院ということになりかねないので、当人たちは簡単には話をしてくれません。しかし、上の「あるき小僧」さんの例にみるように、話してみたらみんなが、解決のために知恵を出し合ってくれた。心配してくれた。あるいは、自分もそうだよって共感してくれた。そんなプラスの経験は、孤立しがちな当事者には、勇気を与えることになるのです。

いままで封印してきた幻聴・妄想を語り始めた彼らは違っていました。
自分の身の上にこんな変なことが起きたんだ。おかしいよねと面白おかしく語る人、辛かった思い出をボソボソと語る人、それぞれでしたが、どの話も今まで話したくても話せなかった想いに満ちているようでした。
幻聴・妄想を発表し合い、互いに解決策を探っていたグループでしたが、初年度の試みとして「幻聴妄想かるた」の制作に取り組みました。二年目にはTシャツづくりです。Tシャツにこめた当事者の思いも伝わるようにと、注釈も自分たちで作りました。

利用者たちが実際経験した一見、荒唐無稽に思える精神症状も、利用者たちのあい愉快な絵の描かれたシャツと丁寧な注釈のおかげで楽しくもののようにすら思えてきます。
「本当は大変で、苦労や辛さの連続で、いつ治るともわからない状況だが、みんなで楽しく乗り切っていこう」、私たちは、そんなふうに考えています。

ミーティングでは「発信」という言葉がよく聞かれますが、なんとか自分たちのことを伝えて、なにかを変えていこうという空気がハーモニーに満ちています。わたしたちの怖れるのは、幻聴・妄想を笑われることでは、ありません。体験した当人ですら困惑し、時として笑ってしまうことだってあるのですから。むしろ、精神障害者がその症状ゆえに理解されぬまま遠ざけられ、排除されることを怖れます。

完成までに一年の歳月を要した「幻聴妄想かるた」は新聞や専門誌にも取り上げてもらい、多くの人に知ってもらうことができましたが、Tシャツづくりでは、さらに病気のあるなしに関わらず、共感できる内容を目指しています。
こころの時代と言われる昨今、当事者の世界を広く知っていただき、真の意味でのノーマライゼーションの実現に皆様のお力添えをお願いいたします。


ウェブサイト
http://www.geocities.jp/harmony_setagaya/

コメント(2)

  • [1] mixiユーザー

    2009年12月12日 18:04

    自分は土曜日の13時頃にお邪魔しようと思っています。
    よろしくお願いしますm(__)m
  • [2] mixiユーザー

    2009年12月16日 23:05

    その時間ですと、取材が来ているかもしれません。
    なんせ、毎日新聞の夕刊とTBSのラジオにて取り扱われていますぴかぴか(新しい)
    http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091208dde041040011000c.html
mixiユーザー
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  • 2009年12月19日 (土) 土曜日 10:00〜21:00
  • 東京都 世田谷文化生活情報センター 生活工房ワークショップルームB(キャロットタワー4F)
  • 2009年12月19日 (土) 締切
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参加者
2人