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開催終了オーシャンズ・プロジェクト・カンボジア6のご案内

詳細

2013年03月06日 00:17 更新

< 今年も行きます!カンボジア >

オーシャンズ・プロジェクト・カンボジア 6 は2013年6月に実施いたします。
今年もご縁に結ばれた仲間とともに、冒険の旅に出発します。

カンボジア日本友好学園(中学・高校)で授業を展開したり、純粋無垢な眼差しの
子どもたちと交流したり、ぼーっとお昼寝、村周辺の散策、雄大な大地に沈む夕日
を眺めたり、ポルポト時代の強制収容所を訪れたり・・・
参加者同士(チーム・オーシャンズ)で毎晩エンカウンターグループを行いながら
10日間を過ごします。

本プロジェクトの目的地である「カンボジア日本友好学園」は、カンボジアの首都
プノンペンから車に揺られて4時間ほどのところにあります。ポル・ポト時代の
過酷な経験から、 カンボジアの農村部にこそ教育が必要だと考えた現地代表
コン・ボーン氏のおもいからこの学校は設立されました。
(コンボーン氏の本『殺戮荒野からの生還』 http://amzn.to/Xwddj7

特設WEBページはこちらからどうぞ。(画像がたくさんあります。)
http://www.fenceworks.jp/oceans_project/cambodia_6.html

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< オーシャンズ・プロジェクト・カンボジア 6 > 橋本 久仁彦
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「先日、訪ねてきてくれた京都在住の若者と語り合いました。
時が経つうちに彼についてのひとつの印象が浮かんできました。

彼は既に、人と人とを結びつける社会的に有意義な活動に身を投じているにも
かかわらず、何か退屈しているような、何かもっとヒリヒリするような生きて
いる実感や手応えといったものを、探しているんじゃないかという印象です。

そこで「退屈してるんだね。」と言うと、ハッと目を光らせて「そうです!」
との返事。僕にとっては大いに共感できる感覚だと思いました。

僕も、実は社会的に有意義な、人の役に立つ仕事をしたいとは全然思って
いないからです。中学一年の時に、突然父親の死に顔に接して以来、僕の意識に
常にあるのは、やがて僕の生きていられる時間も終わってしまうという、有限の
感覚、リミットの自覚です。僕は生きている時間が貴重で仕方がないのです。

言葉にすると微妙にずれますが、敢えて表現すると、
「良い事」や「役に立つこと」ではなくて、自分が「真剣になってしまうこと」
をやりたい。真剣になりたい。真剣に自分を経験したい。真剣な自分が欲しい。

やがて「自分」と「欲しい」が落ちて、「ただ今真剣でありたい」

「たい」が落ちて、「ただ今真剣である」

「ただ」と「真剣」が落ちて、「今ある」

「今ある」ことも落ちて「有り難い」

「有り難い」が落ちれば幽玄極まりない「無」でしょうか。

日本語の「只今」と「有り難う」は物凄い言葉だったのですね。

僕にとって有り難いとは、一瞬後には死に顔となってしまうことが分かってしまった
「有ること」と同じです。だからこうして皆さんに向けて文字を打っている今の僕の
生きてあることは「有り難い」わけです。
感謝の気持ちとは直接には関係のないさめた自覚です。

それゆえ「善悪」とか「人間としての成長」「自己実現」それに似たあらゆる「良い」
言葉、あるいは僕のカンボジアでの冒険のパートナーである田中聡君が案内文の中で
触れている「癒し」といった言葉は、僕の心に触れてこないのです。

過去や未来といった「時間」に依りかかっているからです。

カンボジアの大地では、端的に言って、生きている自分の輪郭が感じられます。
出会うカンボジアの人達、クメール語を使う彼らも、ハッキリとした輪郭を持って
現れます。お互いに明確なこの感じが気持ちいいです。

この明確さ。日本語では「明(あき)らめる」ですね。

僕はオーシャンズ・カンボジアで、自分や世界をスッキリとあきらめるような空間を
歩いています。

また行きます。よろしければご一緒いたしましょう。


オーシャンズ・プロジェクト チームビルド担当 橋本久仁彦

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<オーシャンズ・プロジェクト・カンボジア 6 > 田中 聡
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いま6回目の案内文を書こうとして、なぜかふと浮かんできたのは、
カンボジアには日本語の「癒し」にあたる言葉がないということ。

私たちはしんどさや、つらさ、苦しさなどの感覚がやってきているとき、何かに
よってその状況から離れられたり、心身が満たされたりする場合、癒えるという
言葉を使います。たとえば、仕事で疲れて田舎や大自然のなかへ行く。または
マッサージやセラピーを受ける・・・等々。

たしかにカンボジアの人々はのんびりしてて、お酒が好きで、ダンスや歌を
こよなく愛する陽気な人柄。だから、もしかしたら彼らにはしんどいこと、
苦しいことがないのかもしれない!?と思ったので、あるときカンボジア人の
友人にそのことを聞いてみました。すると、

「わたし しんぱい あります」と返ってきます。別の友人は自分の将来や、仲間
のこと、家族のことをおもうと「わたし こころ いたい」と言います。

そうか。そりゃそうだよなと思っていると、もうひとり友人が僕にこう言います。

「一ヶ月前に病気しました。何の病気かよく分からないけど、全身に水ぶくれが
できてかゆく、高熱で夜も寝られませんでした・・・ほんとに大変だった。
もう死ぬんだとおもったよ。ほんとに!でも、10日間くらいで治って今は病気、
忘れちゃった。もう元気よ。生きててよかった!!」と。

ポルポトにより知識人が虐殺され、国家システムが崩壊したカンボジアは医療が
発達しておらず、原因不明の病気もあります。また医療は高額なため、滅多なこと
では病院に行きません。(病気をした彼はたぶん水疱瘡だと思いますが^^)
さらに、原付バイクに5人で乗ることもめずらしくないこの国では交通事故などで
命を落とす場合も少なくありません。

彼の話を聞いて、ああそうか!と分かったことがあります。それは、彼らには
生き死にが身近にあるんだということ。いのちを直接感じながら暮らしているのだ
ということ。だから彼らには「癒し」がないのだということ。

苦しい、つらい、心配をそのまま受け取って、
苦しい、つらい、心配が過ぎ去るまでじっと一緒にいる。
楽しい、嬉しい、喜びをそのまま受け取って、
楽しい、嬉しい、喜びが過ぎ去るまで存分に味わう。

いのちに運ばれるまま、無理に何かをしようとしないんですね。
もしくは何かをしたとしても、いのちに運ばれていることを知っているのですね。

「人間だからいろいろあるよ
でも、生きてればいいね
しんぱいも こころいたいも
なくなっちゃうよ」

今年もまた、彼らに会いにいきます。


オーシャンズ・プロジェクト 事務局 田中聡

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< 募集要項 >
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■日にち
2013年6月8日(土)午前日本発 〜 2013年6月17日(月)早朝日本着
※遠征への参加は、下記チームビルドへの参加が条件となります。

■内 容(予定)
海外旅行が初めての方でもご参加いただけます。参加者の希望により
プランを組んでいきます。
・首都プノンペンにて
 市内散策/トゥールスレーン/キリングフィールド/マーケットなど
・プレイベン州リング村にて
 カンボジア-日本友好学園滞在/中学、高校授業実施/村散策など

■カンボジア遠征参加費
250,000円
・参加費に含まれるもの
 航空運賃、空港使用料、航空保険、現地での移動費用、宿泊費食費、通訳費用、
 現地でのワーク費用
・参加費に含まれないもの
 旅行保険、燃油サーチャージ、入国ビザ代、現地観光費用、予防接種費用

■チームビルド日程
2013年4月20日(土) 〜 4月21日(日)

■チームビルド参加費
13,000円
(オーシャンズ・プロジェクトではカンボジアの地ですぐにそのチーム力を発揮
できるように、事前にチームビルディングのワークショップと説明会を行います。)

■チームビルド内容
4月20日(土) チームビルド・ワークショップ 担当 橋本 久仁彦
4月21日(日) ツアー案内、準備、説明会など 担当 田中 聡

■募集人数
12名(最少催行人数6名)
※最少催行人数を下回った場合でもメンバーと相談し遠征を実施する場合もあります。

■参加申込み
参加を希望される方は、
・氏名(漢字+ 航空券手配に必要なためパスポートに記載されているローマ字表記)、
・お住まいの都道府県名
・携帯電話番号
・参加動機(簡単なもので構いません)
をご記入の上、下記メールアドレスまでご連絡下さい。

fenceworks2010☆gmail.com (事務局担当 田中 聡)
☆を@に変換してご利用下さい。

お申込みされた方へチームビルド等の詳細案内を送らせていただきます。
不明点等のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

<オプショナルツアー>
カンボジアには世界遺産であるアンコールワット遺跡群があります。
日程の都合のためオーシャンズ・プロジェクトのプランには入りませんが、
例年アンコールワットへ行きたいとの要望を聞いております。
オプショナルツアーとしてプラン日程を追加する形で、本プロジェクト参加者から
5名以上集まれば催行を検討します。
詳細は第1回目のチームビルドにてご案内いたします。
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fence works フェンスワークス

〒550-0023
大阪市西区千代崎2丁目2−13
TEL・FAX:06−6568−9700
e-mail:fenceworks2010@gmail.com
Web :http://www.fenceworks.jp
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橋本久仁彦
enzabutai@bca.bai.ne.jp
http://enzabutai.com/

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