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開催終了きくみるはなす縁坐村塾(その六)ご案内

詳細

2012年10月21日 02:42 更新

きくみるはなす縁坐村塾(その六)は、
10月22日月曜日19時よりフェンススタジオにて開催いたします。

ちょうど著名なサイコドラマティストであり、プレイバックシアターの教師で
もあるべブ・ホスキンが来日中で、ワークショプや対談でともに過ごすことに
なっていますので、セラピーや舞台の構造、日本人と西洋人、
英語と日本語、プレイバックシアターと縁坐舞台、などのテーマについて
触れることになるかと思います。

もっとも本質的な所では、西洋と日本の違いは死生観の違いに収斂すると
思います。

西洋の価値観では、生活の充実、自己実現、個人的な成長などが
高い位置を占めています。
できるだけ生き続けて、生命を謳歌することがその目標だと言えるでしょう。

西洋社会で生まれたセラピーや援助技法も、その目的を実現するための
方法として成立しています。

すなわち「死」と、それを思い起こさせるような現象には、できるだけ出会わぬようにし、
あるいはそれと戦い延命することが「勝利=善」として信じられています。

日本でも事情は同じでしょうか?

六百五十年の歴史を誇る日本独自の舞台芸術「能」の物語には
なぜあんなにたくさん死者が現れるのでしょうか?

多くの人名が失われた東北の大震災では、なぜ人々は
我が命の延命を図ろうとパニックにならなかったのでしょうか?

東北は、個人主義的なライフスタイルを生きる人々の多い大都市圏ではなく、
かつて芭蕉や西行がそのために出向いた、最も日本的な何かを湛えた文化圏です。

きくみるはなす縁坐舞台や、日本の円座(非構成的エンカウンターグループ)を
説明するとき、「東北=みちのく(道の奥)」という言葉が長年保ってきた「何か」に

接近する必要があると思います。


「願わくは 花の下にて 春死なむ
         その如月の 望月のころ」


「裏をみせ、表をみせて 散るもみじ」


このような心境を、いつでも共感できるように韻を踏んだ歌に残し、
先祖代々歌い継いできた我々日本人とは、いったいどういう者たちなのでしょうか。

そして現代を生きる我々でさえ、たやすくその歌を口ずさみ、その節回しから
感じ取れる心境や味わいに好感や敬意さえ感じるとは、いったいどういう伝統
が息づいているからなのでしょうか。

僕が今大いに楽しんでいるのは、この自分が日本人であったという発見なのです。


縁坐村塾  六百五十年  行ったり来たり  (字余り・笑)


              きくみるはなす縁坐村塾 塾頭    橋本久仁彦


*参会費  二千円

*会場 フェンススタジオ(大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線
     「大阪ドーム前千代崎」駅?番出口左すぐの信号を左へ50メートル
     西中学校真向かい喫茶リエ隣)徒歩2分 
     (阪神電鉄阪神なんば線「ドーム前」駅下車徒歩4分)


*(申込先・飛び込み入塾可)
   橋本久仁彦
  enzabutai@bca.bai.ne.jp
  http://enzabutai.com/






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  • 2012年10月22日 (月)
  • 大阪府
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