mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

開催終了本日都内でリトビネンコ追悼集会

詳細

2007年11月23日 06:32 更新

昨年ロンドンで暗殺された元KGBの中佐、アレクサンドル・リトビネンコ氏の追悼集会が本日、都内の文京シビックセンターで開催されます。(当日のご案内ですみません。)

氏は、KGB(その後FSBに改変)に勤務中、反プーチン陣営の政治家などの暗殺を命じられて拒否し、記者会見を開いたために命を狙われ、ロンドンに亡命した人物です。

昨年、チェチェン戦争の実情を取材し続け、プーチン政権下の市民に対する弾圧を糾弾し続けた女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが拳銃によって暗殺された直後にリトビネンコ氏はロンドンで会見し「アンナを殺した犯人はプーチンです!」と発言。その直後、何者かに放射性物質を投与されて入院後、亡くなりました。

今日の集会ではリトビネンコに関するドキュメンタリーも上映されますし、リトビネンコの著書を翻訳した中澤孝之さんのトークもあります。


詳しくは以下にメルマガ、チェチェンニュースより転載しますので、ご覧ください。
(転送・転載歓迎です。)

***

■アレクサンドル・リトビネンコ追悼集会
 ―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える―

 ダウンロードちらし(PDF 2.7MB)
 http://chechennews.org/dl/20071123leaf.pdf

11月23日(金・祝)
アレクサンドル・リトビネンコ追悼集会
―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える―
中澤孝之さんに聞くロシア治安機関の危険

 独裁化するロシア社会を象徴するような人物が、昨年死亡しました。元FSB(ロシア
連邦保安庁)将校、アレクサンドル・リトビネンコ氏です。

 リトビネンコ氏は、99年にモスクワなど数箇所の都市で発生した謎の連続アパート
爆破事件が、「ロシア治安機関による陰謀だ」と主張していました。なぜ、国を守る

ずの治安機関が、数百人ものロシア国民を殺戮したのか? そこには、現代ロシア最

の問題といえる、チェチェン戦争がかかわっています。この連続爆破事件を「チェチェ
ンのテロ」と断定することによって、プーチン首相(当時)は第2次チェチェン戦争に乗
り出したのです。

 リトビネンコ氏は、この連続事件のひとつ、「リャザン事件」に注目します。これ
は、ロシアの都市リャザンで未遂に終わった爆破事件で、地元警察が発見した爆薬、

爆装置を、FSBがいち早く回収し、「爆薬ではなく、砂糖だった。テロではなく、演習
だった」という不可解な発表をしていますが、これは事実を大きくねじまげたもので

た。また、アパート連続爆破事件の犯人はいまも逮捕されていません。

 イギリスに亡命し、ロシア政府が隠す陰謀を暴きつづけたリトビネンコ氏は、2006

11月23日、何者かが投与した放射性物質、ポロニウム210によって暗殺されました。

 この集会では、6月に日本でも刊行されたリトビネンコ氏の著作「ロシア 闇の戦争」
(光文社刊)の監訳を務められたロシア研究者の中澤孝之さんをお招きし、現代ロシア

実情に迫ります。


■特別上映:[追悼/アレクサンドル・リトビネンコ]

[踊れ、グローズヌイ!]のヨス・デ・プッター監督によるドキュメンタリー作品を会場
で上映します。(2007年制作 55分間)


【概要】
会場地図

集会名: アレクサンドル・リトビネンコ追悼集会 
 ―ロシアの闇とチェチェンの平和を考える―

日時 : 11月23日(金・祝)13時30分〜16時30分(開場13時00分)
報告 : 中澤孝之(ロシア研究者) 岡田一男(司会 映像作家)
主催 : チェチェン連絡会議
会場 : 東京都・文京シビックセンター4F シルバーセンターホール
参加費 : 1000円

地図 : http://www.b-civichall.com/access/main.html
交通 : 東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩1分/都営地下鉄三田線大江戸線
春日駅徒歩1分/JR総武線水道橋駅徒歩8分


アレクサンドル・リトビネンコ Litvinenko, Alexsander

 1962年ウォロネジ生まれ。'88年からソ連国家保安委員会(KGB)防諜局、'91年から
ロシア保安省(MB)、連邦防諜庁(FSK)、連邦保安庁(FSB)に在籍、反テロ活動と
組織犯罪撲滅を専門とする。'97年、最も秘密の部門とされる犯罪組織分析局の上級作
戦将校・第七部副部長。'98 年11月、モスクワでの記者会見でFSBから受けた違法な暗
殺指令などを暴露した。翌'99年から2000年にかけて逮捕、監獄収監、釈放を繰り返
す。
'01年5月、英国で政治亡命が認められ、'06年10月に英国市民権取得。 '06年11月、
ロンドンで殺害。


中澤孝之(ロシア研究者)

 1935年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。時事総合研究所客員研究員。時事通
信社に入社、経済部記者、モスクワ支局長、外信部長などを歴任。県立新潟女子短期

学教授、長岡大学教授を務めた。日本対外文化協会理事。主な著書に『資本主義ロシ
ア』(岩波書店)、『ブレジネフ体制のソ連』(サイマル出版会)、『オルガルヒ』
『現代ロシア政治を動かす50人』(共に東洋書店)、訳書に『スターリン』(心交
社)、『エリツィンの手記(上・下)』(同朋舎出版)など。


【書籍紹介】「ロシア 闇の戦争 プーチンと秘密警察の恐るべきテロ工作を暴く」

アレクサンドル・リトヴィネンコ/ユーリー・フェリシチンスキー 中澤孝之/監訳
 
(2007光文社) 定価 1,890円(税込み)

 本書は、1999年9月、ロシア全土を震撼させた連続アパート爆破事件の真相を追究
した衝撃のノンフィクションである。事件後、「チェチェン人のテロリスト」撲滅を

ローガンに第二次チェチェン戦争が始められた。その過程で当時ほとんど無名だった
プーチンは大統領へと昇りつめていく。その裏で何が起きていたのか……。

連絡先:

Mail: clc@chechennews.org
http://chechennews.org/clc/
郵便振替口座番号:00180-6-261048 加入者名:チェチェン連絡会議

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!
  • 2007年11月23日 (金)
  • 東京都 文京シビックセンター4F 13時30分〜16時30分
  • 2007年11月23日 (金) 締切
  • イベントに参加する
  • 気になる!
参加者
1人