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開催終了オバサ・セヤドー7月の経典学習会

詳細

2015年06月19日 14:17 更新

次回の学習会は、7月12日(日)に開催予定です。

7月12日(日)13:00〜17:00 
中板橋MCWA事務所(地図参照)
住所 板橋区仲町39-1 電話03-3973-3348 
東武東上線中板橋駅より徒歩5分

予定

13:00より瞑想、休憩
14:00よりセヤドーの解説
16:00より質疑応答
17:00終了

参加費無料
予約の必要はありません

テキスト:「ダンマパダ」安楽の章 197〜199の偈

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偈197
怨みを懐く者らの中に
怨みを懐かず安楽に生きよう
怨みを懐く人々の中に
怨みを懐かず安楽に住もう

偈198
苦しみ悩む者らの中に
苦しみ悩まず安楽に生きよう
苦しみ悩む人々の中に
苦しみ悩まず安楽に住もう

偈199
貪り求める者らの中に
貪り求めず安楽に生きよう
貪り求める人々の中に
貪り求めず安楽に住もう

(「ダンマパダ」大蔵出版 片山一良 訳)

ブッダが親族に平和をもたらした話

ブッダは、シャカ族の国において、ローヒニー川の水利をめぐって争っていた親族たちに関してこの偈を語りました。

シャカ族の町であるカピラヴァツとコーリア族の町コーリアは、ローヒニー川の両岸に位置していました。両岸の農民はローヒニー川から土地に水をひき耕作していました。

ある年、雨が少なく、水田や他の作物も乾き始めていました。
両岸の農民は、自分たちの岸の側だけで水を使いたいと思いました。
コーリアの人々は、「川には両岸で使えるだけの十分な水はないから、もう一度自分たちの田に水を引き入れさせてくれれば、作物が成長し実るまでに十分だ」と主張しました。

一方、カピラヴァッツの人々は、「そうした場合、我々は水を使うことができず、作物は間違いなく育たないだろう。そうなると、食料を他の人々から買わなくてはならない。しかし、対岸の人々から食料を買うたの、お金や財宝の準備ができていない」と言い返しました。

それぞれの岸の人々は、自分達の側だけで使いたいと思い、荒々しい言葉と非難のために悪意を持つようになりました。
農民たちの間でのこの争いごとは、関係する大臣の耳に入りました。
大臣は、それぞれの王様にこの問題を報告し、双方は戦争の準備を始めました。

ブッダは神通力でこの世界を眺めていて、両岸の親族たちが戦争に突入しようとするのを見て、それを止めさせることを決意しました。
ブッダは一人で空を飛び、川の真ん中の空中に止まりました。
親族たちは、ブッダが力強く、しかし穏やかに彼らの頭上の空中で座っているのを見て、武器を隠し、ブッダに敬意を払いました。

するとブッダは、「たいして価値のない、わずかな水のために、貴重で価値ある生命を破壊するようなことをしてはならない。
なぜ君たちはこんな愚かなことをしたのか。もし私が止めなかったら、こうして流れている川のように、君たちの血が流されていただろう。
君たちは、敵を怨んで暮らしているが、私には怨むべきものがない。
君たちは、道徳的な汚れ(煩悩)で苦しんでいるが、私はそこから自由だ。君たちは感覚の喜びを貪ろうとしているが、私は貪ることがない」。

そしてブッダは、次の偈を唱えました。

Susukham vata jîvâma
verinesu averino
verinesu manussesu
viharâma averino.

Susukham vata jîivâma
aturesu1 anatura
aturesu manussesu
viharâma anatura.

Susukham vata jîvâma
ussukesu anussuka
ussukesu manussesu
viharâma anussuka.

怨みを懐く者らの中に
怨みを懐かず安楽に生きよう
怨みを懐く人々の中に
怨みを懐かず安楽に住もう

苦しみ悩む者らの中に
苦しみ悩まず安楽に生きよう
苦しみ悩む人々の中に
苦しみ悩まず安楽に住もう

貪り求める者らの中に
貪り求めず安楽に生きよう
貪り求める人々の中に
貪り求めず安楽に住もう

法話を聞いて、多くの人々が預流果を得ました。

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