JAY LEE BALIHU, ENVIRONといったNYアンダーグラウンド・ハウスレーベルを筆頭に、ハウスミュージックの原点回帰とも言うべきアンダーグラウンドなディスコミュージックへ の再評価が静かに始まり、ヨーロッパや日本で熱烈な支持を得るようになり、ようやく本場NYでもその存在は強く意識されるものとなってきましたた。NYではRONG MUSICやWONDER WHEELなど、ユーロシーンではFEDELITYやBEAR FUNKなど、数多くのインディレーベルがダブやディスコの要素を強調したハウスをリリース。そんなBALIHU,ENVIRON以降のアンダーグラウンドレーベルの中でも、ひときわ際立った、洗練された作品のみをリリースしているのがMODALレーベル。BRENNAN GREEN, MAURICEFULTON, LINDSTROMといったアンダーグラウンド・ハウスシーンの重要プロデューサー陣の作品をリリースし、そのバックアップはFRANCOIS K.率いるWAVE MUSIC。こんなレーベルを突如として発足させた男がNY在住のJAY LEE。レーベルスタート直後 にもかかわらず、シーンからの信頼なくしてはなし得ないリリースを続けています。ディープの持つ深い感情表現や、アシッドの持つ熱とトランス感、そしてディスコの 持つ暖かさを感じることができる、ただのディスコ・ダブ系フォロワーとは一線を画す作品をリリースすることができるのでしょう。クラシックの愛好家であった父と70’Sロックにはまっていた母という特異な環境で 育った彼は80年代に入るとNYのキッズ皆が騒いでいるガラージヒット曲よりもコアなイタロ・ディスコやニューウェーブに傾向。スペインのダンスミュージ?・コンピレーション"MAX MIX"シリーズにはまる。その後は突如として古いジャズを聴くようになり、NYの小さな伝統的ジャズクラブで行われるジャムセッションに夜な夜な通う日々をすごします。ESGやLIQUID LIQUIDといったアンダーグラウンド・ダンスミュージックのベイシックに始まり、イタロ〜カルト・ディスコ〜ディスコ・ダブ系だけでなく、ユーロシーンのディープハウスや、テック〜ミニマルハウスなどの新譜などまで網羅する彼のDJ SETも少しずつ知られるようになり、彼のレジデントパーティではPAL JOEY, IZ 'DIZ, DIY CREWにDANIEL WANG, THOMAS AND ERIC等も参加。さらにNY毎年夏の恒例野外パーティPS1 WARMUP FESTIVAL(NY最大のモダン・アート美術館で行われる1000人規模のビッグパーティ、CARL CRAIG, CHICKEN LIPS,ADRIEN SHERWOOD, JOE CLAUSSELL等大御所も多く参加)でもプレイ。ノルウェイでは盟友LINDSTROMとともにプレイするなど、DJとしての彼も広く知られつつあります。DANIEL WANG, METRO AREA, THOMAS AND ERIC,それにBRENNAN GREENなどについで、NYハウス新世代を担うイケメン・アメリカン・コリアンJAY LEE初来日!