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開催終了12/9(火)結純子ひとり芝居『地面の底がぬけたんです』天橋立公演

詳細

2008年11月14日 15:43 更新

近隣の宮津市の情報で失礼します。
気が向きましたら、是非、お越しください。

ちなみに、結純子ひとり芝居『地面の底がぬけたんです』は、
福知山でも12月8日に公演されるようです。

めったに観れる機会がないと思いますので、
福知山でも宮津でも、足を運べる方でけっこうですから、
是非、多くの方に観ていただきたいと思っています。

長文ですが、最後までお読みいただけたら嬉しく思います。

(以下、転送転載大歓迎です)

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◆ 2007年 第18回久保医療文化賞受賞 ◆

結 純子  ひとり芝居

『地面の底がぬけたんです』

〜あるハンセン病女性の不屈の生涯〜

「光をさがすんじゃない、自分が光になろうとすること、
 それが闇の中に光を見出すってことじゃないでしょうか」
                  藤本とし(原作者)

日時 2008年12月9日(火)
    午後7時開演(6時30分開場)

会場 ホテル北野屋 ハーモニーホール
    宮津市文殊100  0772−22−4126
http://www.hotel-kitanoya.jp/

入場料 2,000円(当日2,500円)

主催  ゆいゆいの会

お申込み・お問合せ先  090−2708−8557(藤本) 

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藤本としは明治34年(1901年)に東京・芝琴平町で生まれた。
子供の頃は芝居好きの母親に連れられ、よく歌舞伎を観に行った。

縁談がととのった18歳のとき、突然、自分がハンセン病であることを知り、
はかり知れない衝撃を受けるとともに、絶望の淵に立たされる。

数年後に相次いで両親を亡くし、自殺を図ったが果たせなかった。
以後、療養所を転々とする間に全身が麻痺し、47歳のとき失明。

しかし、不自由な身体にあって、唯一感覚の残った舌を使って点字を読み、
過酷な人生にもかかわらずいつも笑みを忘れず、病友にも慕われた。

昭和62年(1987年)岡山県の国立療養所邑久光明園で死去、86歳だった。

彼女の自伝的な聞き書き
随想集『地面の底がぬけたんです』(思想の科学社刊)は
人間の生き方を深く考えさせる感動的な本である。

ひとり芝居「地面の底がぬけたんです」は
女優結純子がみずみずしい感性と豊かな表現力で
藤本としの不屈の生涯をいきいきと再現し、
観客の心を揺さぶり、生きる元気を与えてくれる。

上演時間1時間45分。

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「推薦します!」

●ハンセン病を理解する上で大変わかりやすい
            加賀田 一(長島愛生園元自治会長)

女性でなければ味わうことのない苦悩、意義ある生き方を舞台で演じられ、
特に盲人の極限の苦悩・・・実際は見ること、聞くことのない場面に
私も同病者でありながら、かつて味わったことのない感動を味わった。

このひとり芝居はハンセン病を正しく理解するうえで
大変分かりやすい手段であり、ぜひとも全国各地において
公演されることを願っている。



●心を撃つ鮮やかな言葉
            徳永 進(医師・エッセイスト)

らい菌は全くそんなつもりではなかったと思われるのに、
日本のハンセン病者の運命はまるで台風のように
いろんなことを巻き込んでいった。

悲惨につきるとも思えるが、その悲惨の底に不思議な、
別の生命力とも呼べるものが横たわり、植物のように根を張り、
幹を伸ばし、枝を拡げていった。

ユーモアさえ悲惨の底から湧いてきた。
藤本としという人を通して人間の全てに出会うことができる、
そこにこのひとり芝居の深い味わいがあると思う。

放たれる言葉が、新鮮。



●ひとり芝居を見て
            鶴見 俊輔(哲学者)

結純子さんのひとり芝居は、原作の文章にかくれている力をひきだし、
何度か原作を読んできた私に新しい世界を見せた。

はじめに俳優が、私は藤本としではないとことわって、
無理にモデルと一体化しない。

この距離のとりかたが、後半、失明するにいたってから、
一転して、藤本とし本人がそこにいて動いている印象を観客の中につくりだす。

独特の劇のつくりかたに感心した。



●「ひとりの物語ではない 
             筑紫 哲也(ニュースキャスター)

ハンセン病患者・元患者に負わせた筆舌に尽くしがたい苦しみは
人類全体の「大罪」だが、なかでも戦後日本のやったことは罪が深い。

最大の責任は国(官僚)に在るが、人々の無知と偏見がこれを支え、
国が過ちを認めた今も、後者は根強く残っている。

何が起きたのか――「百の説法」よりも、
それを雄弁に語っているのがこの芝居である。

結純子さんは見事な演技と力量で、
それを「ひとり」でやってのけるのだが、「ひとり」であることが、
このテーマが「ひとり」の物語ではないことをかえって浮き彫りにしている。

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(観劇後のアンケートより抜粋)

今日の一人芝居で苦しい年月をこんなに心豊かに、
苦労も全て受け止められた藤本としさんご本人に
お会いしているかのように錯覚しました(大阪・女性)

人間というのは、何と可能性に満ちているのだろう!(男・40歳代)

私はとても元気をいただきました。
このお芝居を各地で上演してほしいと思います(大阪・女性)

「自分が光になるんです」というところで涙がぽろりとこぼれました。
すてきなお芝居でした。心をうたれました。(女・30歳代)

心の叫びを表現するすごさ!
また、生命力のすごさをひしひしと感じました。
今度は、10代のこどもたちに見せたいと思いました。(女・50歳代)

劇の前半と後半のみごとな構成と結さんのすばらしさ。
「地面の底がぬけたんです」は、転生してここにあると感じました。(男)

圧倒されました。感動で一杯です。
不遇の人生の中で、でも生きる光を待つのではなく、
光を創っていくのだという前向きな姿勢の藤本としさんに
勇気をいただいた思いです。
そして、差別のない政治をつくっていかなければならないと強く思いました。
(女・50歳代)

いろいろな自分を見つけられた時間でした。
たくさんの言葉をもらいました。おつかれさまでした。(男・20歳代)

一人の人間の人生の何と重いことかと改めて感じ、心に慟哭を覚えました。
私は72歳ですが、残った人生を命の重さを考えながら過ごしたいと思います。
今夜は有難うございました。(女)

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  • 2008年12月09日 (火) 午後7時開演(6時半開場
  • 京都府 天橋立 ホテル北野屋ハーモニーホール
  • 2008年12月09日 (火) 締切
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参加者
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