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開催終了ジル・ドゥルーズとともに

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2007年10月19日 01:11 更新

「ある日、ドゥルーズの世紀が来るかもしれない。」(ミシェル・フーコー)

何年もの間、呼吸器系の重い病を患った後、1995年11月4日に、自ら命を絶ったジル・ドゥルーズ。その死後も、ミシェル・フーコーとともに、現代の思想界にもっとも強く影響を与え続ける哲学者の一人、ドゥルーズは、多元化する世界について報告し、その世界とともにあるために、進化していく文学、映画、音楽についても思考しながら、哲学の新しい表現形態を発展させた。そのドゥルーズが空間と時間の芸術である映画について思考している大著『シネマ』の翻訳がようやく日本で刊行されようとしている(『シネマ2*時間イメージ』は2006年11月にすでに刊行、『シネマ1*運動イメージ』は2007年12月に法政大学出版局より刊行予定)。
東京日仏学院では、これを記念して、ドゥルーズの作品の引用で構成されたポスター展、ドゥルーズが様々な概念や自分の人生について自由に語る姿をおさめた貴重なドキュメンタリー『アベセデール』の上映、ドゥルーズに捧げるスペシェル・イベント、そして講演会、シンポジウムを開催する。

ジル・ドゥルーズについて
クレール・パルネ
自分の思考を表すことへの最初の恐れからだったのだろうか? 「色に取りかかる前の大いなる配慮と、パニック……、哲学における色彩とは、概念だ」とドゥルーズは、『アベセデール』の中で答えている。ドゥルーズにとっては、「何かについて考察する」ことが重要なのではなく、創造することが重要だった。絵画や音楽、文学、映画と同様に、哲学も抵抗している。具体的で、万人のために創造された哲学は、大衆の意見の愚かさや、裁きのシステムに抵抗するのだ。
ジル・ドゥルーズは、1925年1月18日にパリ生まれる。カルノ高校の最終学年の授業で、生涯情熱を傾けることになる哲学と出会う。ドゥルーズの著書の分類のし方として、スピノザ、ヒューム、プルースト、ニーチェ、ベルグソン、ライプニッツら、哲学者たちについて書かれたモノグラフィーと、それ以外のドゥルーズ自らを語る作品とに分けられることが多い。あるいは、別の分類として、一人で書いた作品(『差異と反復』、『意味の論理』)とフェリックス・ガタリとの共著(『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』、『哲学とは何か』)がある。
1995年11月4日、ジル・ドゥルーズは自ら命を絶った。

コメント(1)

  • [1] mixiユーザー

    2007年10月19日 01:16

    http://www.institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=34

    老婆心ながらHPの内容を転載しておきました。

    既にご存知の方も多いかと思いますが、お前等の大好きな財津先生の翻訳する『シネマ1』の発売(http://www.bk1.jp/product/02745607)に合わせてドゥルーズのシンポジウム、講演会が行われているようです。ぜひ皆様お誘いあわせの上ご参加ください。鹿島徹の演習?サボr(ry
mixiユーザー
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