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2008年11月19日00:45

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犬の皮膚のトラブルの予防法🐺🐶🐩🐾

最近飼い主さんから寄せられるお悩みのなかでも特に多いのが、かゆみ・湿疹・フケといった皮膚のトラブルです。
初期症状はかゆみや皮膚の赤みといった程度のものですが、症状がひどくなると弱った皮膚が細菌感染して化膿してしまったり、脱毛に進行してしまうケースもみられるそうです。特に脱毛してしまった患部はかなり弱っていますから、その部分だけ皮膚の色素が沈着してしまったり、その後に被毛が生えてこなくなってしまう恐れがあります。また、犬にとっては痒みが続くとストレスになり、それが原因で体調を崩してしまう可能性もあります。
こうした皮膚疾患の原因の多くはアレルギー反応によるものです。食事、ホコリ、花粉、ダニやノミ、シャンプーに含まれる成分などといった物質に対して、体内の免疫機能が過剰に反応してしまうのです。アレルギーが原因でアトピー性皮膚炎や外耳炎といった症状が出てしまったケースも多くみられるそうです。また、フレンチブルドッグやボストンテリア、パグなどのように短頭種の犬は犬種的に皮膚疾患にかかりやすい傾向にあります。
皮膚疾患の治療では、ます血液検査によってアレルゲン物質の特定を行います。また、かゆみや湿疹がひどいときには、飲み薬によってそれを抑える維持治療も必要となります。症状が進行してしまった場合などは治療に時間がかかる例もありますが、すぐに改善できる場合も多いのです。

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アレルゲン物質の特定ができたら、住環境や食事を見直すなどして飼い主さんも原因となる要素を極力排除するように気をつけてあげてください。
皮膚疾患は症状を進行させないためにも、早期発見・早期治療が大切になります。最近は犬を室内で飼う方も増えていますから、家の中はこまめに掃除をして、ホコリや抜け毛・ダニの死骸などアレルギーの原因となり得る要素を出来るだけ取り除くように心がけることも予防に繋がります。

また愛犬の食事やシャンプーにも注意が必要です。例えば、人間用のシャンプーや石鹸を使ってしまったことで翌日から急にフケが出てしまったという例も数多くみられます。犬の皮膚は人に比べてデリケートなので、あわないシャンプーを使い続けていると、それだけで皮膚トラブルの原因となることもあります。そのワンコにあったシャンプーを選ぶのは、実はとても難しいものです。そこで、皮膚に何らかの異常を感じたり、お悩みの場合には、信頼できる獣医師やトリマーさんなど専門家に相談するのがおすすめです。

被毛の下に隠れている皮膚の変化にはなかなか気がつきにくいものですから、飼い主さんも愛犬が同じ部位を噛んだり舐めたり痒がっていないか、日頃の様子をよく観察してみるように心がけてくださいね。

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