役所と自民が、野党質問を事前検閲もどきしていた件。麻生総理は突っぱねたのに、石破大臣は追求されてアッサリと謝罪。性格が現れているなぁ。
それとは別に、民主党が新テロ特措法の採決にすんなり応じる方針を出した。事実上の「消極的賛成」。ほぼ妥当な方針だと思う。目的外使用が疑われるなど、色々問題はあるから反対するのは良いし、でも最終的には国益を考えるとインド洋給油活動は継続するべきだと思うし。
あの給油活動、実態はともかく建前としては密輸と海賊行為の防止援助にあるはず。つまり、「アフガンへの武器密輸入防止」「アフガンからの麻薬密輸出防止」「テロリストが海賊行為をして資金稼ぎするのを防止」というのが目的で、これについてはケチのつけようもないし、周辺各国の支持もあるのだから集団的自衛権の行使(つまり日本国憲法違反)にも当たらないと思うし。
問題は、給油した油が目的外転用されている可能性が排除出来ない(米軍が「使途は切り分けられない」と言っている)こと(それから派生し、現地の人でかつ反米感情が強い部分にウケが悪いこと)、及び効果がさほど大きくないことで。
なので、反対しても良い、けど中断よりは継続に国益があると思う。どうしても「自衛隊が」って点が気になるんなら、海保に給油艦を一時移籍すて継続する、なんて手もあると思う。
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