<a href="
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=909694853&owner_id=733908" target="_blank">前回の日記</a>でコメントをもらいました。
<blockquote>りうくんの恋愛は…
なんとなく、りうくんは恋愛中でも取り乱したりしない感じ。内心は知らないよ〜でも端から見ると、常に冷静で安定している感じが、ちょっとうらやましかったり。
そこがわたしやにゃぴさんや、わたしの周りの恋愛してる人たちとは違う。だから変形?かな?</blockquote>
これを見て思い出しました。
最近マイミクののふさんの公開していない日記が面白かったのですが、コメントを書いていなかったので、コメント代わりにここに書いてみます。
ということで、以下の文はのふさんに。
いろいろ支障もあったりするので、支障があると思った人は読まなかったふりをしてください。
僕はね、恋愛に関しては、変形というか、ほんとに間違ったやり方をしているのです。分かってはいるんだけどね。
女の子を好きになるとします。
で、付き合いたいと思う。そこまではいいのです。
が、臆病なもので、めったなことでは相手に言ったりしない。それはね、傷つくのが嫌だから。もうね、ほんとに僕はへたれなモノで、ちょっとしたことですぐに凹んでしまうのです。好きな子にふられたりしたら、ショックでどうなることか分かりません。
だから、言わない。
でも、好きだから言いたい。付き合いたい。
どうするか。
あきらめるんですね。熱を冷ます。
自分の中でぐつぐつ考えて、もし振られても、いいや、しょうがないや、ってとこまで冷ましてしまう。相手の欠点を数え上げて、自分の中に相手が占める割合を小さくする。
それはある意味、もう相手のことが好きじゃないってことです。その子に好かれなくてもいいや、っていうんだから、そういうことです。
それにはけっこう時間がかかります。でも、誰かを好きな間って、そのことしか考えていませんからね。実際には数日から数週間です。
で、自分がもう相手に好かれなくても大丈夫だ、って思えたら、逆に言えば、自分が相手のことをそこまで好きじゃなくなったら、言います。
もちろん言わないこともあります。だってもうそんなに好きじゃないんですから。
でも、機会があって、それでもまだ好きだなって思っていれば、言うこともあります。
そのあと、付き合ってもらえるかどうか、それは相手次第です。
でも、僕が誰かを好きなら、たいてい相手もそれには気付いているはずです。でも、なかなか僕が言い出さない。で、数週間後に突然言い出す。
そりゃ相手の熱も冷めてしまうというものです。タイミングが悪い。
それで振られることが多い。(えー、えー、タイミングだけじゃないことくらい分かっています)
一度相手のことをあきらめてから、それから相手に付き合ってと言う。
だから、もし付き合ったとしても、いつでも別れられる。はなからあきらめているんだから、別に平気。
そういう意味で、冷静に見えるのかもしれません。相手の些細な言動に動揺することは確かに減ります。
もちろんその分、好きな相手に好かれる喜びって物は少なくなるわけですが。少なくなるどころじゃないか。壊滅してしまいますが。
でね、このやり方は、傷つくことこそありませんが、全然間違ってます。恋愛ってたぶんそういうものではない。と言うか、これはもはや恋愛ではない。
好きという気持ちのままで、相手の気持ちがわからないままに身を投げる。
振られてダメージを受けるかもしれないけれど、それでも好きだから、という気持ちで言ってみる。気持ちを伝える。
それはつまり、自分をあきらめる、ということです。
恋愛がなければ、自分第一で生活していても大きな問題はない。
でも、恋愛においては、なにをするかわからない相手がいる。
自分に対して、どういう判断を下すか分からない。
それでも、相手に自分を委ねる。つまり、自分がどうなっても仕方がない、好きなんだから、という気持ち、自分をあきらめる気持ち。が、恋愛の肝なのではないか、と思うのです。
僕のやり方は、相手の方をあきらめてしまうので、やっぱり間違っていますね。自分第一であることに変わりがない。自分を守るだけでは恋愛ってのはきっとできないのです。
僕がそう、そうやって、「好きだから仕方ない、振られたら大ダメージだけど、言うしかない」、って思って身を投げたのは、うーん、一、二回です。つまり自分のほうをあきらめたのはね。女の子に好きって言ったのは千回もあるけど、自分がどうなっても、好きなんだから仕方ないとまで思ったのはそんなモンです。
結果的に振られはしなかったけど、相手のささいな一挙一動に一喜一憂して、(この語の組み合わせは変だね)、疲れ果てて別れてしまいましたが。
でも好きだったな。
ま、そんなわけで、好きな人を好きになったときには、自分の中の気持ちを点検して、きれいに並べてしまってはダメです。きっと。
どろどろぐつぐつしている間に、自分は傷つくにしても、相手に委ねてしまう。ことが必要なのだと思います。
ただ、傷つくことがどうしても嫌なら、僕みたいなやり方もあります。どうしても耐えられないならです。そういうことだってあります。
つまり、自分の中で熱を冷まして、もし相手に振られても、なにをされても (何が起こっても)、そこまでは傷つかないように、自分の中に膜を張っておく。そうしてから、それでも相手のことが好きなら (それは恋愛レベルではないにしても)、気持ちを伝えて、付き合っていく。
ほんとは邪道だし、そんなの恋愛じゃないし、他人によって傷つくことがない分、自分で自分のことを傷つけなくてはならなくなる、(傷つくことっていうのは必要なことだから)、という大きな問題はありますが、そういう方法もあります、ってことです。
のふさんにはもしかしたらこっちの方が向いてるかもしれませんね。しばらくの間は。
実際のふさんに何があったのかは、ほとんど分かっていませんが、ちょっとショックな事件があったような感じですね。友達ともその事についてはうまく話せていないから、自分の中で出口がない。
上手に発酵させれば、すばらしい肥やしになるのでしょうけど、失敗すると腐ってしまいます。
他人や、恋愛に頼るのはやめて、自分で自分の中に深く深く潜るしかないのかもしれません。苦しくても。自分の中である程度消化して、それからでないと、いわゆるちゃんとした恋愛はできないのかもしれません。
何も知らない赤の他人ですけど、応援してますよ。がんばってください。
公開日記で極内輪な話をしてしまいました。しかも全然勘違いかもしれない。
すみませんでした。
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