オリンピックがやっているようですね。
・・・ん?オリンピック 「が」 って変? オリンピック 「を」 かな?
まいっか。
「世界の204の国と地域、約11,000人のアスリートが参加、28競技302種目で競われる。」
Wikipedia
だそうですよ。
302種目ってことは、メダルは全部で 906個ですよね。
204で割ると、4.44 ですよ。
平均して 5つ取れば大したものですよ。
日本って今いくつ取ったんでしょう? 5つよりは取っていそうですね。よく知りませんが。
でもさ、思うんですけど、日本人が世界の中で特にスポーツにおいて優れている、とはちょっと思えないのです。どうです?
あるいは全般に競技人口自体が多くて、分母が大きいから優れた選手が出やすい、っていうケースもあるとは思うのですが (例えば日本における野球ね)、日本人が特にスポーツ好きだとも思えません。
結局、その競技環境を整えて、スポンサーがついて、選手は競技のことしか考えなくて良くて。それで得られるメダルなのだと思うのです。
だからなんだってこともないのですが。
ものすごく朧な記憶なのですが、ブブカの話を思い出します。ブブカかどうかも定かじゃないのですが。
記者が尋ねました。
「ブブカ選手は世界中で最も高く棒高跳びを跳べるわけですが」
ブブカが答えます。
「いや、そうではないです。
わたしは、世界中の棒高跳びをする人たちの中では現時点で最も高く跳べるかもしれません。
しかし世界の人口に対する棒高跳びの競技人口は微々たるものに過ぎません。まだ棒高跳びをしたことの無い人たちの中には、わたしよりも高く跳べる人がいるかもしれません。」
ま、ブブカじゃないかもしれないのですが。
数年前に、ほとんど泳いだことのないアフリカの水泳選手がめちゃめちゃ遅いペースで泳いでびりになって、それでもがんばって泳いでいて、大きな拍手をもらったことがありましたね。
あの選手だって、近代的競技環境の中で、年に 365日鍛えたら、ものすごい記録が出せたかもしれません。分かりませんが。
なんか、オリンピックってなんなんでしょうね。
別に悪いものだとは思いませんが。
dreamless
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