「現場からの告発〜非正規労働に未来はあるか!?
〜実態調査を踏まえて〜」
日弁連人権擁護大会第3分科会「労働と貧困〜拡大するワーキングプア−人間らしく働き生活する権
利の確立を目指して−」プレシンポジウム
「現場からの告発〜非正規労働に未来はあるか!?〜実態調査を踏まえて〜」
主催 近畿弁護士会連合会
現在わが国は、非正規労働者が労働人口の3分の1に達し、年収200万円以下の労働者が1000
万人を超え、働いても働いても生活をしていくことができない「ワーキングプア」が社会問題化して
います。違法派遣・偽装請負や細切れ雇用などが「使い捨て労働」「労働の商品化」だという批判の
声も聞かれます。
従来の日本型の「終身雇用」「年功序列賃金」が「規制緩和」「グローバリズム」の波を受けて大
きく変わろうとする現在、人間らしい生活をおくることができる労働(ディーセントワーク)が保障
されることは極めて重要な人権課題となっていると考えます。
シンポジウムでは、拡大する非正規労働の実態調査報告を踏まえたうえで、そもそも人間らしい働
き方が保障され、貧困が生み出されないためにどのような法制のあり方を求めるのか。様々立場から
意見をいただきながら、ワーキングプア解消のために法制度(労働法、社会保障法など)のあり方を
共に考えていきたいと考えます。是非とも、多数ご参集下さい。
■第1部 実態告発
(1) 弁護士による実態調査結果報告
自治体における非正規労働者(入力業務・清掃など)、ネットカフェで宿泊する若者たち、工場で働
く外国人日雇い派遣労働者の実態など
(2) 当事者からの実態報告
■第2部 基調講演
「雇用の外部化・間接化とワーキングプア」
講師:森岡 孝二 氏
(関西大学教授・株主オンブズマン代表)
■第3部 シンポジウム
「現場からの告発
〜非正規労働に未来はあるか!?」
〔パネリスト〕
森岡 孝二 氏(関西大学教授)
大内 伸哉 氏(神戸大学大学院教授)
迫川 緑 氏(関西テレビ記者)
谷口伊三美 氏(大阪市生活保護ケースワーカー)
内藤 進夫 氏(アルバイト・派遣・パート関西労働組合副代表)
日 時:2008年9月13日(土)
13:00〜16:30(受付12:30〜)
場 所:大阪弁護士会館 2階ホール
大阪市北区西天満1-12-5
・地下鉄・京阪「淀屋橋駅」1番出口より徒歩10分
・地下鉄・京阪「北浜駅」より徒歩7分
・地下鉄「南森町駅」2番出口より徒歩10分
参加費:無 料(事前申込不要)
【問い合わせ先】近畿弁護士会連合会
(TEL:06-6364-1227 担当:委員会担当室 村松)
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