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2008年07月23日12:38

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イザベラ・バードの日本紀行(上)

イザベラ・バードの日本紀行(上)
イザベラ・バード/時岡敬子 訳
2008年4月10日発行
発行者:野間佐和子
発行所:株式会社 講談社
ISBN:978−4−06−159871−3 C0126

目 次
まえがき
序 章
第一信
 はじめて目にした日本の眺め
  ―――富士山の姿
  ―――混成の都市
  ―――日本のサイパン
  ―――人力車
  ―――滑稽な運ばれ方
  ―――紙幣
  ―――内陸旅行の障害
第二信
 ハリー・パークス卿
  ―――大使の乗り物
  ―――ぼんやり状態と象形文字
  ―――荷車の労働者
  ―――外国の意見に対する譲歩
  ―――規則
第三信
 江戸と東京
  ―――横浜の鉄道
  ―――洋服が合わないおかげで
  ―――江戸平野
  ―――体型の特徴
  ―――東京の第一印象
  ―――イギリス公使館
  ―――イギリス人の家庭
第四信
 うっとうしい暑さ
  ―――東京の街の光景
  ―――外国人居留地
  ―――伝道団区域
  ―――悪趣味な建築物
  ―――吹上御苑
  ―――衣服と振る舞い
  ―――女性のやぼったさ
第五信
 短期の雇用
  ―――おしゃべりの話題
  ―――二頭のポニー
  ―――芝のお寺
  ―――「午後のお茶」
  ―――英国聖公会礼拝堂
第六信
 ヘプバーン博士
  ―――横浜山手
  ―――横浜の清国人
  ―――買弁
  ―――従者を雇う
  ―――伊藤の第一印象
  ―――厳粛な契約
  ―――食料問題
第七信
 演劇界の改革
  ―――古い時代の演劇
  ―――近代演劇
  ―――舞台
  ―――新劇場のこけら落とし
  ―――役者
  ―――こけら落としの口上
  ―――倫理改革
  ―――腹立たしい騒音
  ―――コミカルな牧歌劇
第八信
 浅草観音寺
  ―――寺院建築の一様性
  ―――人力車(クルマ)で外出
  ―――毎日がお祭り
  ―――仁王
  ―――虚飾のリンボ
  ―――異教徒の祈り
  ―――賓頭盧(びんずる)
  ―――稲荷
  ―――悪魔の一団
  ―――奇形の植物
  ―――日本女性
  ―――新しい日本
  ―――あるエレガントな女性
第九信
 不安
  ―――旅の装備
  ―――通行証 
  ―――車夫の服飾 
  ―――江戸のジオラマ
  ―――稲作
  ―――茶屋
  ―――旅人の迎え方
  ―――粕壁の宿
  ―――プライバシーのなさ
  ―――騒がしさ
  ―――夜間の警戒心
  ―――警官来訪
  ―――江戸から届いた手紙の束
第九信(つづき)
 車夫体調をくずす
  ―――農夫の服飾
  ―――さまざまな脱穀法
  ―――栃木の宿屋
  ―――農村
  ―――美しい地方  
  ―――追悼の並木道
  ―――人形の町
  ―――日光
  ―――旅の終わり
  ―――車夫の心遣い
第一〇信
 日本の牧歌的な風景
  ―――音楽的な静けさ
  ―――わたしの部屋
  ―――花を使った装飾
  ―――金谷とその一家
  ―――食器
第一一信
 日光の美しさ
  ―――家康の葬儀
  ―――大神社の参道
  ―――陽明門
  ―――豪華な装飾
  ―――簡素な霊廟
  ―――家光の社殿
  ―――日本とインドの宗教芸術
  ―――地震
  ―――木彫の美しさ
第一二信
 日本の荷馬と荷鞍
  ―――中禅寺湖に至る山道
  ―――人気(ひとけ)のない村
  ―――巡礼の季節
  ―――ローズ色のつつじ
  ―――宿屋(やどや)と接客係
  ―――ここは温泉地
  ―――硫黄泉の浴場
  ―――ピンはね
  ―――うれしい宿泊客の出現
第一三信
 平穏な単調さ 
  ―――日本の学校
  ―――陰鬱な詩
  ―――おしおき
  ―――子供のパーティー
  ―――幼い美女
  ―――女性の名前
  ―――子供の芝居
  ―――裁縫
  ―――書道
  ―――金谷
  ―――毎日の仕事
  ―――ある夜のもてなし
  ―――旅のルートを考える
  ―――神棚
第一三信(つづきその一)
 目に見える闇
  ―――日光の店屋
  ―――未婚の娘と既婚婦人
  ―――夜と睡眠
  ―――親の愛情
  ―――子供たちの従順さ
  ―――髪形
  ―――皮膚病
  ―――モグサ
  ―――鍼
第一三信(つづきその二)
 商店と買い物
  ―――勘定
  ―――床屋
  ―――防水紙
  ―――伊藤のおしゃれ
  ―――大黒崇拝
  ―――旅の支度
  ―――交通手段と料金
  ―――貨幣と距離の単位
第一四信
 快適さと別れる
  ―――美しい景色
  ―――はっとしたできごと
  ―――ある農家
  ―――異様な衣装
  ―――馬勒をつける
  ―――女性の服装と醜さ
  ―――赤ん坊
  ―――わたしの馬子(まご)
  ―――鬼怒川の美しさ
  ―――仏教徒の墓地
  ―――藤原
  ―――わたしの従者
  ―――馬のわらじ
  ―――ばかばかしい誤解
第一五信
 とりとめのないごた混ぜ
  ―――貧乏人の子だくさん
  ―――分水界
  ―――ひどさ増す
  ―――米農家の休日
  ―――疾患のある人々
  ―――素人医者
  ―――お風呂
  ―――清潔の欠如
  ―――不衛生な家々
  ―――早食い
  ―――早老
第一五信(つづき)
 渡し
  ―――藤
  ―――田畑の作物
  ―――朝鮮人参
  ―――栽培の作法
  ―――畝の連なる道
  ―――山王峠
  ―――さまざまな草木
  ―――美しくない下生え
  ―――男子のほうが多い
  ―――自然崇拝の社
  ―――目に明らかな宗教衰退
第一六信
 若松平野
  ―――品格ある樹木
  ―――軽装
  ―――高田の野次馬
  ―――和紙
  ―――学校長会議
  ―――野次馬のおとなしさ
  ―――悪路
  ―――凶暴な馬
  ―――山からの眺望
  ―――眺めのいい宿
  ―――魚の骨を飲み込む
  ―――貧しさと自殺
  ―――宿屋の台所
  ―――イギリスを知らない!
  ―――朝食消える
第一七信
 悪名高き道路
  ―――単調な縁
  ―――救いがたい不潔さ
  ―――低級な生活
  ―――漆の木
  ―――櫨(はぜ)の木と蝋燭
  ―――津川の宿屋
  ―――礼儀正しさ
  ―――積出港
  ―――「野蛮な鬼」
第一八信
 あわてて出発
  ―――津川の定期船
  ―――急流を下る
  ―――心奪われる景観
  ―――川辺の暮らしぶり
  ―――ぶどう畑
  ―――大麦を干す
  ―――夏の静けさ
  ―――新潟郊外
  ―――教会宣教館
新潟での伝道に関するノート
 キリスト教伝道団
  ―――伝道基地としての新潟
  ―――ふたりの宣教師
  ―――三年間の活動の成果
  ―――毎日の説教
  ―――医療伝道
  ―――病院
  ―――日本にいる宣教師の障害
第一九信
 寺町
  ―――寺院の内部
  ―――仏教とローマ・カトリックの形式の相似点
  ―――大衆的な説教師
  ―――涅槃(ねはん)
  ―――仏教のやさしさ
  ―――日本人は「永遠の命」がきらい
  ―――キリスト教を阻む新しい障害
第二〇信
 実に不愉快な天候
  ―――害虫
  ―――海外交易はなし
  ―――手を焼かせる川
  ―――進歩
  ―――日本の都市
  ―――運河
  ―――新潟の庭
  ―――ルース・ファイソン
  ―――冬の気候
  ―――綿入れの服を着た住民
第二一信
 みすぼらしい街
  ―――骨董屋
  ―――芸術品ともいえる桶
  ―――かんざし
  ―――安手の漆器
  ―――彫像
  ―――仏具
  ―――再生毛織物
  ―――書店
  ―――女性用の書物  
  ―――きめ細やかな家庭でのしつけ
  ―――著作権
  ―――製本
  ―――提灯
  ―――染め付け磁器
  ―――いんちき薬
  ―――批評
第二一信(つづき)
 買い物上手
  ―――悲しそうな店主、うれしそうな店主
  ―――コンデンス・ミルク
  ―――レモン・シュガー
  ―――濃縮コーヒー
  ―――厚顔無恥なペテン師
  ―――ローズ・デンティフリス
  ―――伊藤
  ―――旅行の食料
食べ物と料理に関するノート
 魚と醤油
  ―――鳥獣と家禽(カキン)
  ―――多種多様な野菜
  ―――大根
  ―――果物の味気なさ
  ―――ケーキと砂糖菓子
  ―――清潔でむだのない調理法
  ―――調理器具
  ―――活きづくり
  ―――スープ
  ―――正式の宴会料理
  ―――飲み物
  ―――貧しい階層の食事
第二二信
 新潟の運河のほとり
  ―――とてつもない孤独感
  ―――厚遇
  ―――ふたりで引くパーム医師のクルマ
  ―――にぎやかな祭り
  ―――がたがたと揺れる旅
  ―――山間の村
  ―――冬のわびしさ
  ―――孤立した村
  ―――込み合った世帯
  ―――牛に乗る
  ―――「酒乱」
  ―――余儀なく休息
  ―――励みになる情報がない
  ―――重い荷物
  ―――物乞いがいない
  ―――のろい旅
第二三信
 器量のよい牛
  ―――外国の習慣を批判
  ―――気持ちのいい休憩
  ―――また受けた厚遇
  ―――米沢平野
  ―――奇妙なまちがい
  ―――母親を悼む
  ―――地獄の沙汰
  ―――小松に到着
  ―――立派な宿屋
  ―――おしゃべりの許容範囲
  ―――絹と養蚕
  ―――凶暴な馬
  ―――東洋のアルカディア
  ―――当世風の温泉場
  ―――美女
  ―――蔵(ゴダウン)
  ―――富の神
第二四信
 繁栄
  ―――囚人の労働者
  ―――新しい橋
  ―――山形
  ―――まがい物の洋酒
  ―――政府の建物
  ―――態度の悪さ
  ―――製糸工場
  ―――雪をかぶった山々
  ―――みすぼらしい町
第二五信
 鶏肉の効き目
  ―――お粗末な食事
  ―――のろい旅
  ―――ロープや石を詰めた当て物
  ―――関心の的
  ―――脚気
  ―――死に至る病
  ―――罹患しやすくなる原因
  ―――大火
  ―――蔵(クラ)の耐火性
第二五信(つづきその一)
 野次馬に囲まれて昼食
  ―――異様な事故  
  ―――警官の尋問
  ―――男か女か
  ―――憂鬱そうな視線
  ―――凶暴な馬
  ―――不快な町  
  ―――落胆
  ―――鳥居(とりい)
第二五信(つづきその二)
 思いがけない誘い
  ―――ばかばかしいできごと
  ―――警官の礼儀正しさ
  ―――慰みのない日曜日
  ―――とんでもない乱入
  ―――役得でじろじろ見る
第二六信
 断固とするのが必要
  ―――困った誤報
  ―――流れに乗って下る
  ―――郊外住宅地
  ―――久保田の病院
  ―――正式の歓迎
  ―――よくない看護
  ―――消毒治療法
  ―――よく整備された調剤室
  ―――師範学校
  ―――対比と矛盾
第二七信
 絹織物工場
  ―――女性の雇用
  ―――警官が護衛
  ―――日本の警察
  ―――城跡
  ―――広がる法律研究
第二八信
 とてつもない雨の災い
  ―――信頼できる従者
  ―――伊藤の日記
  ―――伊藤の美点
  ―――伊藤の欠点
  ―――日本の将来の予言
  ―――奇妙な質問
  ―――極上の英語
  ―――経済的な旅
  ―――また日本の荷馬に乗る
第二九信
 海藻を用いたしるし
  ―――午後の来客
  ―――神童
  ―――書道の妙技
  ―――子供礼賛
  ―――日本の印鑑
  ―――借りた衣装
  ―――縁談
  ―――嫁入り衣装
  ―――嫁入り道具
  ―――婚礼
  ―――妻の地位
  ―――女性のための修身・教訓書
第三〇信
 休日の光景
  ―――祭り(マツリ)
  ―――にぎやかな余興
  ―――曳山
  ―――神々と鬼
  ―――活人画
  ―――港の可能性
  ―――村の鍛冶屋
  ―――造り酒屋の豊さ
  ―――酒(サケ)の日本伝来
  ―――酒と収益
  ―――「たいへんな見物(みもの)」
第三一信
 旅の疲れ
  ―――どしゃぶりと泥道
  ―――ぶっきらぼうな伊藤
  ―――盲目の按摩師
  ―――盲(めしい)のギルド
  ―――猿回しに思われる
  ―――渡しの中止
  ―――困難な川下り
  ―――米代川の危険
  ―――船頭溺れる
  ―――夜間の騒ぎ
  ―――騒々しい宿屋
  ―――嵐に足止めされた旅人たち
  ―――ハイ、ハイ
  ―――またも夜間の騒ぎ
第三二信
 上機嫌な酔っ払い
  ―――陽光の効果
  ―――あきあきするやりとり
  ―――「利益侵害」
  ―――外国人を宿泊させる場合の要件
  ―――村の事々
  ―――日本の均質性
  ―――夕べのすごし方
  ―――うるさいおしゃべり
  ―――社交的な集い
  ―――不当な比較
第三三信
 どしゃ降りの雨
  ―――おもしろくない足止め
  ―――洪水による破壊
  ―――矢立峠
  ―――水の力
  ―――困難増す
  ―――素朴な宿屋
  ―――水嵩増す
第三三信(つづき)
 とぼしい気晴らし
  ―――日本の子供
  ―――子供の遊び
  ―――利口な例
  ―――凧揚げ
  ―――いろはガルタ
  ―――笑いが伝染
  ―――有名なことわざ
  ―――わが身の窮乏
第三四信
 期待かなわず
  ―――洪水の影響
  ―――警察の活動
  ―――変装して外出
  ―――七夕(タナバタ)祭り
  ―――サトウ氏の評判
  ―――織女
第三五信
 女性の化粧
  ―――髪結い
  ―――化粧品
  ―――午後の来客
  ―――キリスト教信者
  ―――民間の迷信
  ―――お化け・幽霊
  ―――降霊術
  ―――縁起・夢
  ―――恋愛と復讐
第三六信
 珍奇な旅人
  ―――粗末な住居
  ―――単純素朴
  ―――大衆浴場
  ―――厳粛な疑問
  ―――「わずかな鞭打ち」
  ―――きわどい希望
第三七信
 つらい一日の旅
  ―――転覆
  ―――海に近づく
  ―――うれしさで興奮
  ―――なにもかも灰色  
  ―――間の悪いときに警官
  ―――風雨をついて航行
  ―――荒っぽい歓迎
  ―――強風のなかを上陸
  ―――旅の終わり
原注

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