銀行法務２１　２００８年７月

銀行法務２１　７月号
平成２０年７月１日発行
第５２巻　第８号
通巻６９０号
発行所：経済法令研究会
ＩＳＳＮ：１３４１−１１７９
雑　　誌：０２９１３−７

ＣＯＮＴＥＮＴＳ
【特　集】 　
　Ｑ＆Ａ　融資先の預金が（仮）差押えを受けた場合の実務対応 　
　［１］差押え・仮差押えの法的効果と実務上の留意点
　　　　　住友信託銀行 コンプライアンス統括部 法務室　弁護士　中根 敏勝　　
　［２］預金の差押えと相殺においての実務対応 　　
　　　　　住友信託銀行 コンプライアンス統括部 副部長　堂園 昇平
【速報解説】
　銀行法改正に伴う外国銀行代理業務の特例について 　　
　　アンダーソン・毛利・友常法律事務所 弁護士　渡邉 雅之 　　
【今月の話題】
　遺言執行補助者としての信託銀行の責任
　　東京地方裁判所 部総括判事　須藤 典明
【特別研究】 　
　不動産仮差押えによる時効中断効の終了時期（上）
　　経済法令研究会 顧問　静岡産業大学 講師　瀧浪 武
【銀行法務　ＦＯＲＵＭ（５９）】
　債権者代位された被代位債権に対する転付命令の効力
　　―――大阪高裁平成１８年１２月１３日判決（判例時報１９８４号３９頁）―――
　　弁護士　佐々木修
【連　載】
　＜新連載＞ 物語で学ぶ　再建型任意整理（１）
　受任の経緯………弁護士　萬年 浩雄　　
　営業店からの質疑応答（２３） 　
　　共同相続人のなかに未成年者がいる場合………経済法令研究会 顧問　高橋 恒夫　　
　外為法務入門講座（７） 　　
　　特殊な信用状の発行時における実務上の留意点（その３）………信金中央金庫 経営管理部　平野 英則　　
　信託法講座（３８） 　　
　　信託の終了………南山大学法学部教授（元三菱ＵＦＪ信託銀行受託財産企画部）　佐藤　 勤　　
【判例紹介】 　
　金融商事実務判例紹介
　　会社分割と商号続用責任の類推適用（東京地裁平成１９年９月１２日判決）［谷本誠司］／
　　不誠実な民事再生手続開始申立て（否定例）（東京高裁平成１９年７月９日決定）［石毛和夫］／
　　保険金請求権の消滅時効（最高裁平成２０年２月２８日判決）［浅井弘章］／
　　過払金返還請求（山形地裁平成２０年２月１４日判決）［水野信次］／
　　不正の看過と会計監査人の責任（ナナボシ粉飾決算損害賠償請求事件）（大阪地裁平成２０年４月１８日判決）［大塚和成］／
　　会計監査人の責任（東京地裁平成１９年１１月２８日判決）［河津博史］
【法務時評】
　金融機関の自己査定資料に含まれた情報が「職業の秘密」に当たらないとした東京高裁決定
　　弁護士　長谷川 俊明