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2008年05月07日02:23

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微笑みの国への想い

ニュースで目にした人もいると思うけど、
ミャンマーがサイクロン(サイクロン、ハリケーン、台風の違いは各自調査むふっ)で甚大な被害を受けた。
死者が2万人以上とのことだが、この先、日を追う毎にそれはまた増えていくのだろう。


日本人にミャンマーという国はどういうイメージをもたれているのだろうか?
アメリカ、民主主義に反発する軍事政権。
民主主義活動家サン・スー・チーさんに対する拘束、軟禁。
日本はその事件をきっかけにODA(政府開発援助)を規制した。


そんな事象を並べると、なんだかネガティブなイメージをもってしまうかもしれない。
「ビルマの竪琴」から、敬虔な仏教国を思い浮かべる人もいるだろう。
もしくは何も知らずに無関心という人がいちばん多いだろうか。


そしてまた例のごとく、太平洋戦争時においては、他の東南アジア諸国への行い同様、日本はろくなことをしてない...





数年前、ミャンマーを旅した。
その頃、極貧バックパッカーだったオレが旅をするには、しょーじきめっちゃたいへんなとこだった。
いくつかの地を訪れたが、とにかく移動が不便だった。
また、旧正月の水かけ祭りの時に行ったため、本人はもちろん荷物も毎日ずぶ濡れで、えらい目にあった。


しかしそんなたいへんだったことと同時に、とても印象に残っていることがある。
それは人々のあたたかさだ。
その穏やかな微笑みと、利害を求めない親切さは、たぶんオレが今まで行った国の中でいちばんかもしれない。
人々は仏教への信仰に包まれ、
貧しいけど穏やかな時の流れに身をまかせながら、
あたたかい笑顔の中でその生活を営んでいた。
そんな国だった...





今まで国家としての援助を打ち切っていた日本も、今回は多くの支援をすると言う。
てゆーか当たり前だろう。
少数民族を弾圧し続ける国の国家主席を招き、顔色を伺いながらパンダ(おまけにその故郷はチベット自治区なのだが...)を貸してほしいとお願いしてるくらいなんだから...。





今、ミャンマーはどんな状況なのだろう。
まだまだ現地での混乱は落ち着かず、不安で苦しい日々が続くと思う。
なんとか力になりたいけど、今のオレにはただ思いを馳せることしかできない。


亡くなったたくさんの方々の御冥福をお祈り申し上げます。
そして、少しでも早い復興を願っています...


被災地の方々に、あのあたたかな笑顔が、早く戻りますように...

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