特集連載企画
社会遺産シリーズ/『国歌』外伝
【笑える国歌、泣ける国歌】
他国の国歌を聴いて泣いたり、笑ったりは不謹慎極まりないとも思うのだが、やはりオモろいもんはしょうがないし、感動や涙も禁じえないのも人情である。
さて、数年前から国歌通や「空耳スト」の間や某巨大掲示板で「アソコの国歌はイケてるらしいゼ」だとか「笑える」とか噂になっている国がある。それは誰あろう、かつては中東で最も反欧米の強硬派だったことや、数々の極端で奇怪な言動から「砂漠の狂犬」「アラブの暴れん坊」とも呼ばれた男ムアンマル・アル=カザッフィーこと
『カダフィー大佐』率いる大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国、通称『リビア』国歌である。このリビアの国歌の名は『アッラーフは偉大なり』(アラビア語: الله أكبر)と云い、この歌はもともと、エジプトの軍歌であった。第二次中東戦争で広く知られるようになり、1969年9月1日に政権を掌握したリビアの指導者カダフィ大佐自らが、アラブ諸国の統一を願い国歌として正式に採用した。では早速聴いて頂こう。
『リビア国歌』
【原詩】
1番
الله أكبر الله اكبر
الله أكبر فوق كيد المعتدي
الله للمظلوم خير مؤيد
أنا باليقين وبالسلاح سأفتدي
بلدي ونور الحق يسطع في يدي
قولوا معي قولوا معي
الله الله الله أكبر
الله فوق المعتدي (読めないので以下略w)
【日本語訳】
1番
アッラーフは偉大なり、アッラーフは偉大なり、
神は侵略者の陰謀より上にあり、
神は抑圧された者の最善の救い手だ
私は信義と武器で我が国を護り、
真実の光が私の手の中で光るだろう
私と共に歌え、私と共に歌え
アッラーフ、アッラーフ、アッラーフは偉大なり!
神は侵略者より上にある
2番
アッラーフは偉大なり、アッラーフは偉大なり、
おお世界よ、見上げて聞け
敵の軍隊が来ている、我らの地を占領せんと願って
私は真実と我が銃で敵を撃退するだろう
もし私が殺されるなら、私は敵を共に倒すだろう
私と共に歌え、私と共に歌え
アッラーフ、アッラーフ、アッラーフは偉大なり!
神は侵略者より上にある
と、まぁ、原詩はさておき、カダフィー大佐はよっぽどブルマーが
お好きでw、キムラヤから表彰されてもいいくらいにアンパンがすきだったに違いないw、恐らくラッカーとか塗装剤もお好きなのかも知れない。きっとアニメのアンパンマンもDVD全巻持ってるに違いない。いつかメリケン國に「アンパ〜ンチ」を食らわす日を夢見ていることだろうw
ついでに『モロッコ国歌』も逝っとく?
さて、「泣ける国歌」と言えば、某巨大掲示板で「世界一暗い国歌」とも云われている「ハティクヴァ」そう、前出カダフィー大佐の仇敵國であるイスラエル国歌である。ハティクヴァ(ヘブライ語:הַתִּקְוָה ; Hatikvah、希望の意。)は、イスラエルの国歌であり、また連作交響詩『わが祖国』 (わがそこく、Má Vlast) は、ベドルジハ・スメタナの代表的な作品で、1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩から成る。第四章はヴルタヴァ:Vltava 『モルダウ』の名で知られる。一連の交響詩群の中で最も知られた作品であり、単独で演奏されたり、録音されることも多い。ヴルタヴァ川(モルダウ川)の、源流近くからプラハへと流れ込むまでの様子が描かれている。1874年に作曲された。 スメタナの故郷を思う気持ちが現れている。また日本では合唱曲に編曲されている。この曲の歌詞は、1878年にルーマニア北東部の都市ヤシにて、ガリツィアの詩人ナフタリ・ヘルツ・インベル(Naftali Herz Imber、1856年 - 1909年)によって作られた。 音楽は、モルダヴィア民謡「Cucuruz cu frunza-n sus」を基に、サミュエル・コーエン(シュムーエール・コーヘーン、Samuel Cohen)が編曲し、更に1897年に作曲家パウル・ベン=ハイムによって管弦楽曲に編曲された。
1897年の第1回シオニズム会議(バーゼル会議)でシオニズムの賛美歌とされ、1948年のイスラエル建国の際に、同国の国歌となった。
さてでは「ハティクヴァ」「モルダウ」二曲続けてお聞きいただこう。
おや、初音ミク様がハティクヴァに興味をお持ちになったよーでつw
訳 (概略)
心の中に、内なる
ユダヤ教徒の魂が呼んで、
そして東方の岸へ、前[1]へ、
目がシオンを目差している限り
在る我々の希望はまだ失われなかった。
2千歳の希望は、
我々の国で自由の民族となる。
シオンとエルサレムの国で!
【初音ミク様Ver. 訳:初音ミク様】
♪ユダヤ人がー望ーみはー
遥ーか、古(いにしえ)よりー
ジオンの地をー目指すこと。
いざ、東へ向ーかわん
希望、未だ尽ーきず
二千年がー望みは
ジオンとエルサレムの地へ
自由を得る為に・・・
ジオンとエルサレムの地へ
自由を得る為に・・・
この作詞をしたナフタリ・ヘルツ・インベル - ガリツィア・ゾーロチウ出身のヘブライ語詩人。米国でアルコール中毒で死亡した。原作と現在の国歌は少し違っている。2番まで歌詞があるヴァージョンもある
サミュエル・コーエン - ベッサラビア(モルダヴィア)出身。リション・レツィヨンに帰還した。
さて、マイミクの皆様はどれがお好みだろうか?
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