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2007年12月30日01:15

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超解析WCCF(最終回)

前回あそこまで徹底批判したが、好きな選手のカードを並べて監督を擬似体験するサッカーシミュレーターとしてならWCCFはまだ楽しめる。

だが対戦ツールとしてはもはや使い物にならない。


しかも巷には6バックなる3バックのDFの前にもう一列3バックを並べるサッカーからかけ離れたすし詰めDFフォーメーションを使う輩が蔓延している。


対戦拒否のできないWCCFでは店内にそういう輩がいれば対戦になってしまうので、人がいればもうプレイする気にもなれない。


しかも6バックを使っている人間の大半が6バックがなぜ強いのかをまったく理解できていないただの猿真似で、思考することなくひたすら猿のようにプレイしているだけ。



突き詰めていけば6バックがWCCF05-06ver.において最も効率が良く効果的なフォーメーションであることは容易に理解できる。


6バックはDFが多いから守れて強い

というのは間違いではないが正解にはまったく足りない。


DFが多いこと以上に中盤に選手がいないことに意味があるのだ。

6バックは中盤がいないために相手に深く攻めさせ前がかりにすることで守備を手薄にさせたうえでボールを奪取し、中盤がいないためにロングパス一本でボールを前線に運びカウンターで得点するのだ。


このゲーム、正味4〜5分でサッカーの90分を表現するためかパスミスが極端に少ない。
だからありえないロングフィードもバシバシ決まる。連携をつないでいればより顕著に。
これがすべての元凶。


これまでに述べたとおりボールを持ったら必ず前へ運ぶゲームなので攻めた側は前がかりになるのを止められないから、運良くゴールできるのを祈りながら前に進むしかない。

押し込んでボールをとられたらロングフィード1本でカウンター成立。

攻撃に時間をかけたら相手が戻ってくるので攻め手も最小限(たいてい3トップ)で手短に。

余った人間は全部DF。2列ゴールベタ付けにしていると前の列がストッパーになって後列はあまり上がらないからカウンター対策にもなる。

非常に理に適ってはいるがこんなものはサッカーじゃない。

いくら理に適っていようとゲームシステムにおんぶに抱っこな節操のない手段をとってまで勝ちたいとは思わない。



ゲーセンに行けばここまで完璧に理解しきれていない底の浅い連中が我がもの顔で幅を利かせているのがWCCFの現状。


しかも06-07ver.開発が発表された今となっては05-06の改善は見込めない。

絶望するなというほうが無理な話だ。



7回にわたってWCCF05-06ver.を解析してみたが、導きだした結論は





片手間に嗜むぶんには問題ないが、注力し打ち込むのは甚だ疑問な代物である、ということである。
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