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2007年11月12日00:09

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「シュガー社員」と「ビター上司」って?

“シュガー社員”急増中 求められているのは「ビターな上司」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=335654&media_id=10

「シュガー社員」というのは初めて耳にした。
「バブル景気を甘受してきた親」「ゆとり教育世代」「ITによるコミュニケーション不全」「能力主義による転職志向」の要素が合致した結果生まれた、「自己中心的で会社に甘える若手社員」のことだそうだ。

今どきこういうタイプの若い社員はたくさんいる。いちいち驚いていたら身が持たない。

親に甘やかされて育っており、人に何かやってもらうのが当たり前で、いつまで経っても「お客さん気分」なのだ。給料もらって仕事やっている厳しさとか緊張感に乏しいのだ。

先日辞めた6年目の社員は結構就職の厳しい時期に入社したわりには最後までどうしようもない奴だった。まさに彼みたいな奴のことを「シュガー社員」と呼ぶのだろう。

さすがに親は出てこなかったが(父親も同業者なので、さすがに息子のできの悪さは理解していたようで、とても恥ずかしくて出て来れなかったようである)、それ以外の特徴はすべて該当する。

●自己中心型の〈俺リスペクト型〉:何を根拠にそう思えるのか不明だが、今の若い社員たちは、自分で「できる」と勘違いする傾向がある。自分は頑張っているのに、バカな上司が理解してくれないというふうに、あくまで自分に都合の良いようにしか世の中を理解できないのだ。

●楽な方へ逃げる〈プリズンブレーク型〉:甘やかされて育っているから、しんどいことや辛いことは苦手である。勉強も総じて嫌いであるから、課題を与えてもなかなか習得できない。手取り足取り教えてもらえることをまず期待してしまうのだ。小さい時から、お稽古事や学習塾、予備校と、他人に面倒を見てもらうことに慣れ切ってしまっているのだ。

●仕事が増えるとパニックになる〈ワンルームキャパシティー型〉:同時並行的に色々なことを処理するのはまず無理である。一度に一つのことしかやれない。昔のスペックの低いパソコンと同じである。

●勤め人意識がもっとも希薄な〈私生活延長型〉:給料をもらって仕事をしているという自覚や緊張感はない。

こういう社員は教育しようと思ってもまず無理である。若いといっても大学を出ているとすれば、もう22、3歳くらいにはなっているはずである。それくらいの年齢になると、DNAと親のしつけや家庭環境によって、だいたい人間の性根の部分は完成してしまっており、それから矯正をするのは極めて難しく、本人にとっても相当に苦痛を伴うこととなる。まず不可能といってもよい。
したがって会社としてできることは、さっさと辞めてもらうか、彼にでもできるような仕事しかさせないことしかない。

わが社の辞めた社員の場合は、「まあ言っても無駄なんだろうな」と思いつつも、言うべきことは言い、叱るべきことは叱っていたら、「僕みたいな優秀な人間を、正当に評価してくれない」と逆恨みしたようで、先月末でめでたくも自分から進んで辞めてくれたのでたいへん助かった。
「ビター上司」というのも初耳だが、部下に余計な遠慮をしたり、気を廻したりするのはもっとヘンである。
少なくとも部下よりもその会社でキャリアを積んでいるのだから、自信を持って、おかしいと思ったことはおかしいと言い、注意すべきことは注意するべきだろうと思う。
それで逆恨みして辞めようが、逆切れして暴れようが、それはそれで仕方のないことなのである。

ちなみに辞めた部下は、父親の勤務する某地方銀行にオヤジのコネで転職した。
僕だったら、いくら息子が可愛くても、そこまではとてもしないと思う。結局、子供を溺愛するこういう親の存在こそが(ダメな奴を生んでいる)根本的な原因なんだということがよくわかった。
でもいくらノンキな地方銀行でも、あそこまでバカだとたぶんすぐに馬脚を現して勤めきれなくなると思う。賭けてもいいくらいだ。
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